初蓮追憶①

【帝釈天】

「言い伝えによると、故郷忉利天では、全ての天人の精神は霊神體で繋がっているらしい?！?/p>

傳聞在故土忉利天，所有天人的思想都以靈神體連成一片。

【煉獄茨木童子】

「そんな光景はなかなか想像できないな。」

我有點(diǎn)難以想象這樣的光景。

【帝釈天】

「おそらく聖蓮池の中の聖水と蓮のようなものだろう。全ての天人の霊神體は、まるで白蓮のように、忉利天の精神の海で落ち合う。その海は人々の精神世界を繋げていて、天人の思想や精神は極めて統(tǒng)一的らしい。海の中では、皆お互いの考えや魂を読むことができる。それは全ての人々がお互いを理解し、感じ合う理想郷だ?！?/p>

大概就像是圣蓮池中的圣水與蓮花。

所有天人的靈神體如同白蓮一般融匯于忉利天的精神之海。

據(jù)說那片海聯(lián)系著人們的精神世界，所有天人的思想和精神都是極度統(tǒng)一的。

在海中大家都能看到彼此的思想和靈魂。

那是一個(gè)所有人都互相理解、互相感知的理想鄉(xiāng)。

【煉獄茨木童子】

「だとすると、その海とお前の能力は、似たもののようだな。お前と阿修羅もそうして連攜していたようだ。」

這么聽來，這片海倒與你的能力有異曲同工之處。

你與阿修羅似乎也是這樣合作的。

【帝釈天】

「何せ人と人との意識の違いは、善見城と深淵との違いのように、それこそが矛盾を生み出す源なんだ。出身は違うけれど、私には阿修羅を理解し、感じることができる。しかし殘念ながら、天人達(dá)が故郷忉利天を離れてから、その精神の海は既に失われたと言われている。故に天人は互いを理解しなくなり、個(gè)としての意識が主導(dǎo)権を握った。もし人々が互いのことを理解できたら、対立や戦爭は消えるかもしれない?！?/p>

畢竟不同人之間的意識，就像是善見城與深淵的差別一般，這也是矛盾的根本。

即使出身不同，但我卻可以理解和感知阿修羅。

但可惜的是，據(jù)說天人們離開故土忉利天之后，就失去了那片精神之海。

于是天人不再互相理解，個(gè)人意識成為了主導(dǎo)。

若人們都能理解對方，也許就不再有矛盾和戰(zhàn)爭了。

【煉獄茨木童子】

「帝釈天がいつも聖蓮池に浸かっているのは、故郷のことが戀しいのか？」

那我看帝釋天常常泡在圣蓮池里，原來是在想家？

【阿修羅】

「帝釈天の能力は情報(bào)収集に向いているが、同時(shí)に大量の意識の欠片を四六時(shí)中受け取っている。耳元で絶え間なく數(shù)百人の囁きを聞かされたら、いくら聖人でもやけくそになるだろう。彼の目は感知能力を持っているが、水は一部の意識を隔てる障壁になってくれる?！?/p>

帝釋天的能力雖然對偵察情報(bào)很有利，但也因此他無時(shí)無刻都會(huì)接收到大量的意識碎片。

若有幾百個(gè)人不間斷地在你耳邊呢喃說話，即使是圣人也受不了。

他身上的眼有著感知能力，而水可以作為隔絕一部分思想意識的屏障。

【帝釈天】

「それだけではない。戦いの後は風(fēng)呂に入りたくなるものだろう？」

倒也不全是這樣。打完仗后泡個(gè)澡不是理所當(dāng)然的事嗎？

【煉獄茨木童子】

「風(fēng)呂なら、やはり溫泉がいい。聖蓮池の水は冷たすぎる。」

泡澡的話，我還是喜歡溫泉。這圣蓮池的水可真是太涼了。

【帝釈天】

「はは、善見城には私達(dá)の行きつけの溫泉がたくさんある。今度茨木童子や酒呑童子も連れて行こう?！?/p>

呵呵，善見城的溫泉品種繁多，我們經(jīng)常去。之后也帶茨木童子和酒吞童子去逛逛吧。

初蓮追憶②

【煉獄茨木童子】

「気のせいかもしれないが、何だか帝釈天は昨日と違うようだ。」

不知是不是我的錯(cuò)覺，總覺得帝釋天看起來和昨天有些不同。

【帝釈天】

「茨木童子の勘は鋭いな、気のせいではないんだ。あなたの直感はとても鋭い。もし天人に生まれていたら、きっと特別な霊神體を持っていたはずだ。昨日、花の手入れをしたんだ?！?/p>

茨木童子很敏銳，不是你的錯(cuò)覺。

你心靈的感知力非常強(qiáng)大，若你也是天人，應(yīng)該會(huì)有很獨(dú)特的靈神體。

我昨天把枝葉都修剪了一番。

【煉獄茨木童子】

「身につけている花はただの飾りではないのか？本當(dāng)に生えてきたのか？」

你身上的花葉不是裝飾品？難道還是真長出來的不成？

【帝釈天】

「頭のこれは、少し特別だと思わないか。昨日のものは既に摘まれた、これは新しく生えてきたものだ。」

有沒有發(fā)現(xiàn)頭上的這朵不一樣了。

昨天的已經(jīng)被摘了，這朵是新長的。

【煉獄茨木童子】

「なんだと！」

什么！

【帝釈天】

「冗談だよ。ははははは、茨木童子は戦う時(shí)に勇ましい英姿を見せるが、普段はいつも気を配り、素直で率直だ。酒呑童子はあなたのような友人がいて、本當(dāng)に幸せだな。」

騙你的。

哈哈哈哈哈，茨木童子戰(zhàn)斗起來威猛，平時(shí)心思細(xì)膩，又單純直率。

酒吞童子能有你這樣的朋友，實(shí)屬幸事。

【煉獄茨木童子】

「ふん、當(dāng)然だ?！?/p>

哼，那是自然。

【帝釈天】

「では、茨木童子は酒呑童子についてどう思う？」

那么，茨木童子對酒吞童子又是怎么想的？

【煉獄茨木童子】

「心が読めるんだろう？なぜわざわざ私に聞く？」

你不是會(huì)讀心嗎？怎么還要問我？

【帝釈天】

「心が読めるからこそ、気づいたことがある。例え心の聲でも、全てが本當(dāng)の聲だとは限らない。頭の中の意識も自分を騙したり、守ったり、暗示をかけたり、導(dǎo)いたりする。しかし強(qiáng)い人であるほど、固い決意を持っている?！?/p>

正因?yàn)槲夷芸吹饺藗兊乃枷耄圆鸥靼?，即使是心中的想法，也并非都是真?shí)的。

腦海中的意識也會(huì)欺騙、保護(hù)、暗示、引導(dǎo)你。

但往往越強(qiáng)大的人，意識便越堅(jiān)定。

【煉獄茨木童子】

「私と親友は互いに命を預(yù)けてもいい仲だ。私は自分が思っているほど彼のことを理解していないかもしれないが、それでも私は彼についていく。彼は私が認(rèn)めた最強(qiáng)の男、それだけで十分だろう?！?/p>

我和摯友是生死之交，或許我沒有自認(rèn)為的那么理解他，但他是個(gè)值得我追隨的家伙。

他是我認(rèn)定的最強(qiáng)大的家伙，這一點(diǎn)就足夠了。

【帝釈天】

「どうやら私達(dá)の考えは似ているようだ。友人達(dá)にとって、大切なのは理解することだけではなく……相手から自分が存在する価値を見出せるかどうかも、とても重要だと思う?！?/p>

看來我們的想法很接近，我也認(rèn)為朋友之間最重要的除了理解之外——

還有能否在對方身上找到證明自我存在的價(jià)值。