祐介の朝（祐介的早晨）

「祐介、そろそろ九時(shí)よ。ゲームは、終わりにしなさい。」

（“祐介，差不多要九點(diǎn)了。別玩游戲了?！保?/span>

「う、うん。あともう少し?！?/p>

（“唔，嗯。再玩一會(huì)?！?/span>）

「いい加減にしなさい。明日の學(xué)校の仕度もまだやってないんでしょ。」

（“差不多別玩了。明天去學(xué)校的準(zhǔn)備還沒做吧？”）

お母さんに強(qiáng)く言われ、祐介はしぶしぶゲームをやめて、自分の部屋に行きました。それでも祐介の頭の中は、ゲームのことでいっぱいです。

（被母親強(qiáng)硬地說道，祐介不情愿地停下游戲，回到了自己的房間。然而，祐介的腦海里依舊滿是游戲。）

「ああ、多分、健太さんは、最後までクリアーしちゃっただろうなあ。あっ、そうだ！」

（“啊，健太大概已經(jīng)通關(guān)了吧。啊，對(duì)了！”）

祐介は部屋の電気を消すと、ベッドの中でこっそり続きをやり始めました。時(shí)間は、どんどん過ぎて行きます。十二時(shí)近くになった時(shí)、祐介はいつの間にか、眠ってしまいました。

（祐介關(guān)掉了房間的燈，在被窩中悄悄地繼續(xù)玩。時(shí)間漸漸流逝。臨近十二點(diǎn)的時(shí)候，祐介在不知不覺間睡著了。）

「祐介、いい加減に起きなさい?！?/p>

（“祐介，差不多該起床了?！?/span>）

お母さんの大きな聲で、祐介はやっと目を覚ましました。時(shí)計(jì)を見ると、いつも家を出ている時(shí)刻です。

（母親大聲叫道，祐介終于醒來了。一看鐘表，是平常出門的時(shí)間。）

「どうして、もっと早く起こしてくれなかったの?！?/p>

（“為什么不再早點(diǎn)叫醒我呢？”）

「何言ってるの。お母さんは、何度も起こしたわよ?！?/p>

（“你說什么呢？我叫了你好幾次了?！?/span>）

そんなことを言われても、祐介は全く覚えていません?；扭皮浦妞?、朝ご飯も食べず、顔も洗わず、歯も磨かず、ランドセルを持って、急いで家を出ました。

（雖說母親這么說，但祐介完全沒印象。他急忙換衣服，早飯也不吃，臉也不洗，牙也不刷，拿著書包，急匆匆地出門了。）

學(xué)校のそばの大通りは、歩道橋が通學(xué)路になっています。

（去上學(xué)，要在學(xué)校附近的大道走天橋。）

「ええい、近道だ?！?/p>

（“哎，走近道?！?/span>）

祐介は、青信號(hào)が點(diǎn)滅している橫斷歩道を、走って渡り始めました。しかし、信號(hào)はすぐに赤に変わり、橫斷歩道の方に曲がってきた車に、危うくはねられそうになりました。

（祐介跑著過綠燈正閃爍著的人行橫道。然而，信號(hào)燈馬上變紅了，祐介差點(diǎn)被從人行橫道方向轉(zhuǎn)過來的車撞到。）

「危ないじゃないか！」

（“很危險(xiǎn)?。　?/span>）

その車の運(yùn)転手さんに、大きな聲で叱られてしまいました。

（那輛車的司機(jī)大聲呵斥道。）

その後、何とか遅刻をせずに學(xué)校に辿り著きましたが、心臓のどきどきがおさまりません。そして、教室に入り、自分の椅子に座って、辺りを見回しました。すると、皆の機(jī)の上には、ペットボトルが載っています。

（之后，祐介雖然好歹到達(dá)學(xué)校了，但心臟依舊狂跳不已。然后，他走進(jìn)教室，坐到了自己的椅子上，環(huán)視了一下周圍。只見大家的桌子上都放著塑料瓶。）

「あっ、しまった！今日の図畫工作は、ペットボトルがいるんだった?！?/p>

（“啊，糟了！今天的畫圖手工課需要塑料瓶?！?/span>）

昨日お母さんに用意をしてもらっていたのに、祐介は持って來るのを忘れたのです。しかも、図畫工作は一、二時(shí)間目です。

（昨天明明讓母親準(zhǔn)備好了，但是祐介忘記拿來了。而且，畫圖手工課還是一二節(jié)課。）

暫くすると、先生が教室にいらっしゃって、朝の會(huì)が始まりました。司會(huì)の日直の聲も、友達(dá)のニュースの発表も、先生のお話も、祐介の耳には何にも入ってきませんでした。

（過了片刻，老師來到教室，開始了晨會(huì)。當(dāng)天的主持的聲音，朋友的新聞發(fā)表，以及老師的講話，祐介什么都沒聽進(jìn)去。）