波波(ぽっぽ)未聞花名




めんま、飯食ってるか。あっ、ちげえなあ。もう、生まれ変わってるかもしれんしなあ。どこいる。近くに來(lái)てたら、電話してくれよ。いつでも原チャでぼっびゅんと駆けつけちゃうからよ。
あっ、でも、赤ん坊になってたら、電話できねえか、ダイヤル押せねえもんなあ。その時(shí)は、母ちゃんに電話かけてくれって頼んでくれ、なあ。めんま、ずっとずっと、ごめんなあ。俺さ、胸のペンダントの中、花入れてたんだ。お前があの日、行っちまったあの場(chǎng)所に咲いてた花。
なんつーか、あれを身につけてることが自分への罰だって考えてたんだよなあ。俺、ひでぇよなあ。お前を勝手におっかない神様みたいに思ってたんだ。お前は、いっつも笑ってくれてたのになあ。あの頃となんにも変わらずに、ずっと。
だからよ、俺、もうあのペンダントつけんな止めた。めんまのこと、考えすぎなよにしたんだ。無(wú)理やり考えなくたって、お前のこと、忘れるはずなんてねえしなあ。





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