言葉之庭日文原版小說中日菜子老師離開時所說的有關(guān)“雨”的詩
2023-03-30 01:38 作者:結(jié)城和人丶 | 我要投稿
第二話
柔らかな足音、
千年たってもかわらないこと、
人間なんてみんなどこかおかしい。
——雪野
雨の言葉
? ? ?立原道造
わたしがすこし冷えているのは
糠雨のなかにたったひとりで
歩きまわっていたせいだ
わたしの掌は 額は 濕ったまま
いつかしらわたしは暗くなり
ここにこうして憑れていると
あかりのつくのが待たれます
そとはまだ音もないかすかな雨が
人のいない川の上に 屋根に
人の傘の上に 降りつづけ
あれはいつまでもさまよいつづけ
やがてけぶる霧にかわります……
知らなかったし望みもしなかった
一日のことをわたしに教えながら
靜かさのことを 熱い晝間のことを
雨のかすかなつぶやきは こうして
不意にいろいろとかわります
わたしはそれを聞きながら
いつかいつものように眠ります

