サイゾー恒例ハイロー放談(2) 『クローズZERO』をどう

サイゾー恒例ハイロー放談(2) 『クローズZERO』をどう更新するか? ヤンキーマンガ論から観る映畫『HiGH&LOW THE WORST』(後編) 2019/11/04 12:12 文=構成 斎藤岬
公式HPより 現(xiàn)在公開中の『HiGH&LOW THE WORST』について、ヤンキーマンガや映畫を長年見続けてきたライター?藤谷千明氏と、アクション映畫やバイオレス映畫に造詣の深いライター?加藤よしき氏が4度目の集結を果たし、放談を繰り広げる。(以下、映畫『HiGH&LOW THE WORST』のネタバレを含みます) >>前編はコチラ *** 編集部 私は『THE WORST』を観て、久しぶりに『クローズZERO』を見返したくなりました。あらためてあの映畫は強烈なエポックだったな、と。 加藤 僕、地元が北九州なんですよ。『クローズZERO』がDVDで出た直後、レンタルショップからそのDVDが全部消えました。何回通っても店頭になくて、ある日行ったら「予約制になりました」「當日あるいは最大1泊です」って張り紙がされていたんです。あれは前代未聞でした。それくらいのヘビロテ作品でしたね。 藤谷 本當に2000年代を代表する映畫ですからね?!篢HE WORST』のキャスト陣にインタビューしても、みんな「男たるもの『クローズZERO』に出たかったに決まっている」という感じでした。まあ、私も出たかったですけどね? っていうか今でも出たいです。 編集部 志尊淳さんは、『クローズ』シリーズのオーディションを受けたけど「線が細い」という理由で書類で落ちた、とパンフレットで語っていますね。 藤谷 志尊くんが今回鳳仙の頭になれたのは、ハイローを経ての『クローズ』『WORST』だからだと思うんですよね。窪田正孝くんや林遣都くんのような美少年のイメージがある人たちが出ていることで、ハイローは世の中の不良コンテンツのルックスを書き換えたと思う?!亥愆`ズZERO2』にも三浦春馬くんや綾野剛くんも出ていますが、鳳仙の頭は金子ノブアキなわけで。それが『THE WORST』までの10年でいろいろな変化があった結果、志尊くんは晴れて鳳仙の頭になった(拍手)。 加藤 まったくその通りだと思います。たぶん『クローズEXPLODE』の時代でも、この鳳仙のメンバーは成立しないんですよ。 藤谷 劇中歌の「Don’t」を歌っているSALUくんも、「RGTO」のMVがめちゃくちゃ『クローズZERO』でしたよね。あの「SALUくんにはがんばってほしい」のパンチラインで有名な。 加藤 まさにSALUくんは頑張った結果、今に至ったわけですからね。全部つながっている。 藤谷 ハイロー本編も含めて、『クローズZERO』の二次創(chuàng)作をやってきた人たちが集っているわけですよ。 加藤 アクション関係でいっても、海外の映畫関係者が『クローズZERO』を観て影響を受けてアクションが発展した部分があって、そこで修行して日本に帰ってきた人たちが『THE WORST』に參加してたりするわけですから。國內(nèi)外の『クローズ』的なものが全部集まって元の作品と合體する、本當に不思議な構図の映畫です。 『クローズZERO』へのリスペクトを感じる劇中歌 藤谷 SALUくんの話が出たので音楽の話をしておくと、やっぱりLDHらしく今回もかっこいいですよね。映畫のオープニングでEXILE THE SECONDの「TOP DOWN」がかかった瞬間、楽曲面でも『クローズZERO』に負けるつもりはないという意志を感じました。 加藤 あの曲、最初にギターがジャーンと鳴るじゃないですか。そのあとにダンダカダンダカ……って始まっていく。あの「ジャーン」がすごくTHE STREET BEATS(『クローズZERO』シリーズ主題歌擔當)っぽいんですよね。 藤谷 そうそう、目配せを感じました。 加藤 ロックの文脈をリスペクトしつつ、ちゃんとセカンドの曲として出してくるのがすごくいいですよね。 編集部 蕓能史オタクとしては、今の日本の蕓能界の男の子の勢力図の中で強大な力を持っているのは、「ジャニーズ帝國」「LDH國」「小栗旬國」だと思うんです。ハイローの何がすごかったかって、役3年ほど前までは弱小だったLDH國が、その2國を打ち負かすようなものをつくった! っていう高揚感があった。でも今作は、小栗國の耕した畑があってのものという感じが少しあって、そこをどう判斷していいのか、まだ迷っている部分があります。今作を小栗國王がどう思ってるのか。 藤谷 『今日から俺は!』で、滝谷源治の髪型をした床屋役でカメオ出演するというギャグをやっていたので……何も気にしてないのでは……。 加藤 ハリウッドで『ゴジラVSキングコング』に出るから、それどころじゃないですよ。學校で頂點極めてる場合じゃない、地球の生態(tài)系がかかってますから。 編集部 たしかに、小栗國王は今やハリウッドに向かっているからもう『クローズ』はやらないし、そういう意味では今はLDHにしかできないことではありますね。 藤谷 今回この対談の前に『クローズZERO』シリーズを見返したんですけど、ちょっと説教臭いんですよね。もちろん、ハイローも説教臭さはあるんですけど、それとは違う。これは山本又一朗(『クローズZERO』シリーズプロデュース/トライストーン?エンタテイメント代表取締役)とHIROさんの説教臭さの違いなんだろうな、と。特に豊田利晃監(jiān)督の『EXPLODE』は、三池監(jiān)督の持つコミカルさ、ポップさがなくなってストレートに説教が出てきてる。 加藤 むしろ『EXPLODE』は、三池崇史さんが描いたヤンキーのファンタジー性を解體しようってアプローチの映畫ですからね。 藤谷 『クローズZERO』以降邦畫で流行ったヤンキーファンタジーに対するカウンターとして『EXPLODE』を打ち出したかったんでしょうけど、単に説教臭くなっちゃってる。 加藤 思うに、『EXPLODE』と『THE WORST』は、扱っているテーマはたぶん一緒なんですよ。青春は永久に続くものじゃないとか、本當に貧困に陥ってしまった人が半グレ的な存在になってしまうし、そういう連中の暴力は學生のケンカとは異なるとか。ハイロー自體も、言ってみれば説教臭い話ではあるんですよ。でもHIROさんはやっぱり根底にラブドリームハピネスがあるエンターテイナーだから「よし、コンテナ街に1000人集めて毆り合わせよう」「よし、団地攻めよう」って方向にいく。 「貧困と半グレ」ハイローに隠された生々しい問題提起 藤谷 たしかに今作も、要所要所で生々しいところはありますよね?!肛毨Г劝毳哎臁工撙郡い圣譬`マだったり。 加藤 そうなんですよね。ものすごいアクションに覆われているから気づかないだけで、結構生々しい話をしている。 藤谷 NHKスペシャルで半グレ特集があったじゃないですか(2019年7月27日放送『半グレ 反社會勢力の実像』)。番組內(nèi)で半グレのリーダーが「俺達はグレてるわけじゃない」「まっすぐ育った結果こうなった」みたいなことを言ってて、ほぼほぼ『クローズ』じゃん、って思ったんですよ。ある種そういう、ダメな意味での男らしさを補強するものになってしまっている側面も『クローズ』にはあった。 加藤 「真似すると危ない」という、ヤンキーものやヤクザ映畫にずっとつきまとっているテーマですよね?!弗榨%伐绁螭胜螭坤檎嫠皮工毪浃膜胜螭い胜ぁ工盲蒲预θ摔猡い蓼工堡?、肯定的な面でいえば、『スラムダンク』を観てバスケを始める人はいっぱいいる。それと同じように、ヤンキーマンガを読んでヤンキーっぽくなる人もいますよ。僕の周りの何人の少年たちが『クローズ』を読んでからウォレットチェーンをつけ始めたことか。そういう側面に対して、ハイローはかなり配慮しているんだろうなとは思います。 藤谷 それでいうと今作ですごいと思ったのが、この20年くらいくすぶっていた「ヤンキーが大人になる」問題をちゃんと描いたことです。ヤンキーものにおいて大人になるというとヤクザになるか堅実に生きるかで、後者の生き方も作品內(nèi)で提示してはいるものの、説得力が薄かったんですよ。その後、『闇金ウシジマくん』あたりが大ヒットした影響からリアルアウトロー路線が主軸になっていって、2000年代後半からは『ギャングース』など半グレを扱うものが増えていった。景気が悪くなっているせいもあって、そういう路線がリアリティを持っていたと思うんですね。そんな中にあって、ちゃんと働いてお金を貯める姿を見せて「子どもは夢を見るだけで終わるけど、大人は夢を葉えることができるんだ」って語るのは、綺麗事ではあるけれど、この作品の中では説得力を持って響いたと思う。 加藤 その言葉を言うのが小沢仁志というのも非常に説得力がありますよね。小沢仁志に言われちゃかなわない。フィリピンに行って映畫を撮ったり、銃を撃ちまくったりしている大人ですからね、小沢仁志さんは。 編集部 「大人になる」と言えば、唯一の原作キャラとして大人になったパルコ(塚本高史)が登場しましたね。あれは原作ファンとしてはどうなんですか? 藤谷 主人公と絡んでもいないし、単に登場人物とすれ違ったこの街の人として存在している距離感で、よかったと思います。 加藤 僕も肯定的ですね。原作のパルコのポーズもやってくれて、「パルコは元気でやってるんだな」とわかるところも含めてよかったです。 藤谷 『その後のクローズ』的なことですよね。 編集部 ちなみに、おふたりのお気に入りのキャラクターは? “イケメン”であることに屈託がない世代の俳優(yōu)たちが魅せた! 藤谷 サバカンはすごい。高橋ヒロシのキャラクターとして100點満點。「君、原作にいたでしょ?」っていう見た目じゃないですか? 前髪パッツンとか、眉毛の形とか。 加藤 鼻とおでこがつながってる感じもそうですね。 藤谷 完全に“原作通り”のキャラクターですよ。原作にいませんけど。 加藤 僕は泰志ですね。出番は少ないけど、その全部でキャラが立ってる?!弗饱螗Iいに來たぜ~」の言い方とか、轟のことを楓士雄が「ドロッキー」って言ったときに後ろでプッて笑ってるところとか。ああいうのがイイですよね。楓士雄のキャラ立てにも貢獻していたと思います。あんなふうに笑わされちゃったら、なかなか毆り合いはできないじゃないですか。そういう紙一重のニュアンスを表現(xiàn)ができているのがすごいです。 藤谷 反射神経がいいんでしょうね。佐藤流司さんは2.5次元で活躍していて『ミュージカル刀剣亂舞』では加州清光だったり、中性的でかわいい役も多いんですけど、その彼に戦闘狂みたいな役をやらせるという采配もいいですよね。私が好きなのはまどかちゃんです。不良マンガの文脈において、なかなかいないキャラクターだな、って。ブスブス言われていじられるキャラでも、おかんキャラでもない。まどかちゃんは6人の中で紅一點でも対等なんですよね。それは不良マンガ?映畫では相當珍しいし、すごく新しいと感じます。高橋先生もインスタで「冨田さんはすごい」と書いていたり、LINEスタンプでもまどかちゃんはイラストも2個ありますし、先生も気に入ってる気がします。 加藤 演じている富田さんの力によるところも、かなりありますよね。僕もやっぱり、変な容姿いじりは嫌なんですよ?!篢HE WORST』にも若干それはあるけど、陰険な感じに見せないようにリアクションしてみせているのが効いている。 藤谷 幼馴染キャスト全員で、そういうふうにはならないようにしてますよね。 加藤 そこはかなり意識してつくっている感じがしましたね。 藤谷 そして圧倒的な小田島有剣ブームですよ?!亥愆`ズZERO』の漆原凌(綾野剛)もそうでしたけど、鳳仙を?qū)g寫化するととんでもない化け物が一體生まれるんだな、と?!笟ⅳ筏诬妵狻工趣いΔ坤堡ⅳ盲?、オタクの女を殺す化け物が……。 加藤 原作でも鳳仙はどちらかというと美形のイメージですよね。キングジョーもいますが、美藤兄弟とか、いわゆるボウズでゴツいという感じではなくて、線が細くてかっこよくて強い。 藤谷 ボウズの中に君臨する美男子というギャップ萌えを高橋先生も意識してますよね。 加藤 そしてグレーの學ランという非日常感。 編集部 演じている塩野瑛久さんの絶妙なナルシスト感がうまくハマっていましたね。あの振る舞いが自分に似合うと思ってやりきれることがすごい。 加藤 僕じゃ狂っても真似できないです。 藤谷 『クローズZERO』に出ていた人たちって、そのあと妙に男らしくなっていったじゃないですか。小栗旬もそうだし、桐谷健太も山田孝之も、男らしさを出す役が増えた。世代的に、今の30代半ば以上の人たちって「イケメン」と呼ばれることに抵抗があるけど、その下の世代はそこに屈託がないんですよね。イケメンという概念が當たり前にある世代だから。 加藤 自分のことを客観的に見ることができるのは俳優(yōu)の大事な能力ですから、「この役は俺に似合う」「これくらいやっても俺はかっこいい」とわかっているのは優(yōu)れた俳優(yōu)である証ですよね。僕がなんの立場で言ってるのかわかりませんが……。 編集部 それがわかっている、セルフプロデュース力がある人たちが集まるのがハイローですしね。 藤谷 爪痕を殘すことに長けてる人が勝つ場所です。 加藤 出てる人たちみんなが、なんらかの形で爪痕を殘そうという意識が感じられましたね。定時の3人+轟という先人たちが同じようにがんばった結果、この映畫があるわけですし。 編集部 そう考えると、良い卒業(yè)式でしたね。寂しい気持ちはありますが、こうして入れ替わっていくのもハイローらしいのかな、と。 藤谷 「変わっていくことと仲間を失うことは全然違う」って龍也さんも言ってましたから。 編集部 世代交代させながら、同時にひとつの作品としてまとめ上げていて、ザムの頃と比べて洗練を感じます。 藤谷 過去の作品を観てなくても『THE WORST』から観られるので、人に勧めやすいですね。 加藤 ドラマ版を観てなくてもいけるというか、むしろドラマを観ていたほうが混亂する部分があるかもしれません。 藤谷 司くん問題ですね。最初に映畫版を観たとき、「司くんをないがしろにしないで!」と、司のモンペになるか思いました。でもその後5回くらい映畫を観て、「これはもう仕方ないな」と。ドラマ版で司と楓士雄の2人の物語は完結してるので、映畫では楓士雄のスタンドになるのは致し方ない。団地戦でジャム男を助けてるから偉い。 加藤 でも、ドラマの最終話のタイマンはすごくよかったです。司くんの格が上がりましたもん。 編集部 あれで眠れる獅子が目覚めたのに、映畫ではまた眠ってしまった感じが……。 加藤 2人は今後に期待ですよね。単純に、2人とも長編映畫への出演がまだ2本目ですし、ハイローじゃなくてもいいのでこれからの活躍を応援したいです。続編があるとしたら、鳳仙側にLDHの人がいるのもアリだと思うんですよ。ハイローを通して毎回LDHさんは學んでいっている感じがあるので、次に期待できるのは大きいです。 今後の「ハイロー」に期待する女性キャラの活躍 藤谷 まどかちゃんの表現(xiàn)も、ヤマトがナオミにブスブス言ってたドラマ版から成長が見られるし、PDCAを著実に回している感じはしますね。だからぜひ今後は女の子をエンパワメントするような作品も作ってほしいです。海外進出をするなら、そこは避けて通れない道ですよ。チャリ盜んだりパンツ盜んだりするのはそろそろやめないといけない。 編集部 撮り方の部分での話だと思いますが、今作を撮るにあたって久保監(jiān)督が『バトル?オブ?ザ?セクシーズ』を參考にしたと話していたので(「日本映畫navi」vol.82)、期待はできますよね。 加藤 インタビューで言っていましたね。あれはまさにジェンダーを取り扱った映畫なので、そういうものを観ていくうちに感覚でわかっていくと思うんですよ。ハイローは特に現(xiàn)場の意見でバンバン変わっていく作品なので、もし上から「なんじゃこりゃ?」っていうネタが降りてきても、現(xiàn)場で「これはないわ」と変えるようなことが起きうるのではないか。そうやって改善されていくんじゃないかと思います。これも何目線だって話ですけど……。 編集部 久保監(jiān)督がハイロー以外の作品を撮るのも観てみたいです。それこそ女の子をメインにしたアクションものとか。 藤谷 強くてかっこいい女の子を活躍させたいという気持ちはLDHにもあるでしょうからね。 加藤 僕が勝手に思ってるのは、それをできる場所があるとしたら、ハイローでいうとルードボーイズだけだな、と。女の子にアクションをさせるとしたらルードしかない。久保監(jiān)督はルードのスピンオフを撮りたいと言ってましたよね【URLリンク:https://realsound.jp/movie/2019/10/post-424662.html】。ぜひ日本全國の動ける女性陣を集めて撮ってほしい。なかなか活躍する場所がなくて、動ける女性がくすぶってる現(xiàn)象はあるんですよ。 編集部 そうなったら、トップは水野美紀ですね。 加藤 水野美紀がラスボスで、そこにLDHや武田梨奈とか、女性たちが全員で立ち向かっていく。香港映畫のラストバトルみたいに1対多數(shù)で水野美紀が鬼のような動きで全員さばいていくのを観たい。みんなで一生懸命倒して「やったー!」ってなったあと、エンドロールでサノスみたいに志穂美悅子が出てくる。これができるのは今LDHしかいないですよ! ぜひ久保監(jiān)督に撮ってほしい。 藤谷 こんなに想像力を越えたことをやってくれるんだ、更新してくれるんだっていうのは本當にハイローの魅力ですからね。 海外進出への布石に…滝沢秀明とハイロー協(xié)定を結びたい 編集部 そのためには、ハイローがもっとヒットしてほしいですね?,F(xiàn)時點で『THE WORST』の興行収入は7億円だそうです。 加藤 もっと伸びていいはずの作品ですよ。僕としては、一刻も早く國外に売り出してほしいです。絶対売れると思う?!亥愆`ズZERO』がヒットした土壌があるから、最悪海外タイトルは『クローズZERO 3』にしてもいい。日本でもスティーブン?セガールの主演作は全部タイトルに「沈黙」をつけてますし、そういうやり方は別にあることですからね。あとは全國の高校生に割引券を配るとか。 藤谷 『クローズZERO』は中國語圏では『熱血高?!护趣いΕ骏ぅ去毪菒郅丹欷皮い蓼?。たしか『RED RAIN』は『熱血街』でしたよね。そうやってしれっとタイトルをかぶせていって……。 加藤 海外の人が観たら疑問に思う部分はところどころあるでしょうけど、アクションがとにかくすごいので、絶対人気が出ると思うんですよね。あとはオープニングにTHE STREET BEATSのライブシーンを追加撮影で入れて『クローズZERO』感を出せば……。『ザ?レイド』だって、リンキン?パークのマイク?シノダさんが音楽を差し替えてアメリカでヒットしたので。そういうローカライズを行うのはひとつの手ですよ。 藤谷 もしくは中華圏で爆発的人気の片寄くんをポスターに入れる。 加藤 それは詐欺だからダメです! 藤谷 せめてNetflixに入ってほしいですね。huluへの恩義もあるかもしれませんが、Netflixより影響力が弱いのでは。世界中のアクションファン、學ランの男の子たちが戦う作品ファンに観てほしい。 加藤 誰か大いなる力を持った人が、アメリカで布教を……。 藤谷 それこそ小栗旬では? 加藤 そうか?!亥触弗閂Sキングコング』の現(xiàn)場で「俺が出た映畫の続編なんだ」と観せて回れば解決ですね。 編集部 冗談抜きで、海外とのコラボはやってほしいですね。いま韓國のSMエンタテインメントがマーベルと正式にコラボしてるんですよ。SUPER Mというユニットをデビューさせるにあたって「K-POP界のアベンジャーズ」という觸れ込みだったんですけど、それが本當に手を組んだ。 加藤 じゃあLDHはDCと組みましょう?!亥ⅴⅴ蕙蟆护弦魳Sの使い方とかがLDHぽかったし、ジェームズ?ワンを呼んでくれば解決です?!亥铳ぅ毳?スピード SKY MISSION』を撮った人でもあるので、ノリは合うはず。 編集部 そうなると、國內(nèi)で壁を作ってる場合じゃない。ジャニーズも體制が変わりましたし、今後は期待してもいいんじゃないかと勝手に思ってます。滝沢(秀明)さんはLDHの手法に影響を受けているという報道もありましたよ!【參照記事】 藤谷 いよいよ休戦協(xié)定を……そもそも戦っていたのか? 加藤 我々の悲願である岡田準一さんのハイロー出演の日が……。 藤谷 俺たち……待ってますから……(『ファブル』を思い出しながら)。 編集部 以前から我々は「岡田さんにハイローに出てほしい」と言い続けてますからね。それが実現(xiàn)したら、我々のこの企畫も最終回ですね。 加藤 俺たちは毎回最終回という気持ちで臨んでるんですが、ハイローが新しいものを出してくるので……。でも、映畫秘寶のムック(『映畫を進化させる職人たち 日本アクション新時代』(洋泉社))によれば、すでに現(xiàn)場レベルで岡田さんとハイローの接觸はあったと聞きますし。可能性はありますよ! 編集部 『ザム』の頃、アクション監(jiān)督の大內(nèi)貴仁さんがRUDE BOYSと空き瓶のあの場面の動畫コンテを撮っていたら、撮影所でばったり岡田さんと會って、とりあえず瓶を一発投げてもらったという珠玉のエピソードがあるんですよね。大內(nèi)さんと岡田さんは『SP』シリーズからの舊知の仲だし、本當になくはないのかも……。 藤谷 この対談、もう3年くらいやってますからね。全日だったら卒業(yè)してますよ。いつか爆破セレモニーをして終わりましょう。 加藤 サイゾー爆破セレモニーを!?
『HiGH&LOW THE WORST』 監(jiān)督:久保茂昭/腳本:高橋ヒロシ、平沼紀久、ほか/出演;川村壱馬、吉野北人、山田裕貴 ほかの 2015年のテレビドラマから始まった『HiGH&LOW』シリーズ、その劇場版第6弾。全國から札付きの悪が集まるという鬼邪高校內(nèi)で起こる派閥爭い、さらには鳳仙學園との熾烈なケンカを描いた青春群像アクション。人気マンガ『クローズ』シリーズとのコラボとして、腳本にはマンガ家?高橋ヒロシも參加している。 【轉載】