【存檔用】SKE48衣裝特集~プリマステラ編~

SKE48衣裝特集~プリマステラ編~
これは、毎度おなじみ、SKE48箱推し歴13年のTV Bros.編集部(淺)と、SKE48ファン歴1年目(誰推しかは秘密)の(和)が、SKE48を様々な角度から見て検証して応援するという、ひたすらアツいだけの記録報告書です。
?????????????????????????????????????????????????????????????????????? 編集?文/TV Bros.WEB編集部(淺)&(和)
アイドルの衣裝って、かわいいですよねー。特にメンバーが多數のアイドル衣裝は「それぞれ似ているけど、微妙に違いがある」という部分が見どころのひとつ。そんないくつものパターンの衣裝を作るスタッフのみなさんは、どんな風にアイデアを出して、どういう風に衣裝製作に取り組んでいらっしゃるのでしょうか。今回はSKE48のティーンズユニット『プリマステラ』の衣裝に焦點を當て、編集部の(淺)と(和)が、SKE48の衣裝製作部のスタッフさんにお話を伺いました。SKE48のファンのみなさんと共に、衣裝関係に興味のある方にも読んでいただけたら幸いです。
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SKE48衣裝擔當さんにお話を伺いに行く前の(淺)と(和)。
(淺) めちゃくちゃ「SKE48沼」に浸かりきった(和)さん、最近取材に関係なくSKE48のライブや劇場イベントに行っているそうですが……。
(和) 「SKE48沼」にハマってしまい取材だけじゃ栄養(yǎng)が足りなくなってしまったので自主的に栄養(yǎng)補給のためにライブとか、メンバーの生誕イベントに行ったり、トーク會に參加したりしています!
(淺) お、おう。なんか聞くたびにフットワークが軽くなっているというか、沼が深くなっているというか。
(和) だって私ファンですもん! 雨にも負けず、風にも負けず、東に「現地でトーク會」があれば行って笑顔と癒しをもらい、西に「生誕イベント」があれば行って一緒に幸せになり……。
(淺) 宮沢賢治かよ。
(和) そういうファンに私はなりたい。
(淺) なってるよ。ところで最近(和)がSKE48で気になっていることはある?
(和) 気になっているというか、ティーンズユニットの『プリマステラ』がかわいくて! その衣裝がまためちゃくちゃかわいいんですよ。ドット柄で……あ、(淺)さん「ドット柄」ってわかります?
(淺) わかるよ! 水玉模様でしょ。
(和) 昭和生まれの人はそう言いますね。平成以降生まれは「ドット柄」って言うんです。で、そのかわいい衣裝なんですけど、後ろはどうなっているのかとか、スカートのリボンはどうなっているのかとか、いろいろ細かい部分が気になり始めたんですよ。
(淺) パフォーマンス中は動いていて、じっくり見ることが難しいしね。昭和生まれだから動體視力が追い付かなくて、余計に細かい部分がわからないぜ。じゃあ、『プリマステラ』の衣裝について、スタッフの方のお話を聞かせていただくことにしましょう
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『プリマステラ』の衣裝に隠された機能の秘密とは!

『プリマステラ』
SKE48のティーンズメンバーの中からファン投票で選ばれた6名によるユニット。メンバーは坂本真凜(チームS)、末永桜花(チームE)、淺井裕華(チームE)、上村亜柚香(チームS)、水野愛理(チームKⅡ)、岡本彩夏(チームKⅡ)?!镀表樜豁?/p>
協(xié)力:(株)ゼスト
衣裝ヘアメイクグループ/UM衣裝制作チーフ
淺野 未央さん
林 小百合さん
――SKE48の衣裝っていろいろなタイプがあって、見る側としてはとても楽しいんですけど、作る側にはどういう苦労があるのか、楽しさがあるのか。また今回見せていただく『プリマステラ』の衣裝制作の流れやこだわりなどを教えてください。
淺野 まず最初にやることは、衣裝を著るメンバーがどういうコンセプトのメンバーなのかを聞くことです。この『プリマステラ』の場合は、「ファンの方の投票で決まったティーンズメンバーのユニット」ということを聞いたので、ポップで弾けた、かわいいイメージで考えました。SKE48のメンバーは年齢の幅が結構広いので、いつもは生地のパターンとか全體のイメージとか、どんな年齢の子が著ても素敵になる衣裝ということが前提なんですけど、『プリマステラ』は全員「ティーンズ」ということがわかっていたので、「若々しくてかわいい衣裝」という方針がすぐに決まりました。
林 ただ、若いからこその「かわいさ」と「悩み」っていうのがあると思うんですよ。若い子は肌の露出があまり無くてもかわいい。とは言え腳や前腕部はよく見えた方が魅力が出ます。でも、若いから體型が安定しないという悩みもあります。それらをうまく兼ね合わせるのが難しいんですけど、『プリマステラ』の衣裝ではドット模様をうまく利用して、「かわいくてフレッシュで、體型の悩みも気にならない」ようにデザインしました。

淺野 身ごろに使われているドットの大きさが3種、色の反転もあって全6種のパターンが使われています。著るメンバーによって、そのパターンの配置が違うので、並んだときにも印象がみんな違うように見えると思います。今回はファン投票で1位になった坂本さん(チームS?坂本真凜)の衣裝の色割合とデザインをまず決めて、曲では坂本さんとダブルセンターになる末永さん(チームE?末永桜花)の衣裝を次に決めました。ふたりが並んだときにシンメ(シンメトリー)になるように、衣裝も坂本さんと反転した感じになっています。
林 坂本さんは名前が「真凜(マリン)」というだけあって「青」のイメージだし、肌がすごく白いので、衣裝は青みが強い方が似合うだろうなって。そして全員が並んだとき、シンメのふたりに統(tǒng)一性があった方がきれいだし、見た感じピシッと締まるんですよね。

――確かに! ドットだけなのにごちゃごちゃ見えないのはその統(tǒng)一感かも。そして印象的なのは胸元にある大きめリボン。
林 大きなリボンってかわいいんですけど、大人メンバーがするとやや痛い感じになってしまう気がするんですよ。でも若い子ならそれもクリアだなと。最初の案ではそこは普通の細い長めのリボンだったんですけど、フィッテイングをしてみたら大きなリボンの方がかわいいかもって、変更しました。リボンには真珠のような飾りでより存在を際立たせてあります。


淺野 それとスカートにもリボンがあるんですけど、それはターンしたときに躍動感が出るかなと、アクセントとして付けました。これ、ひらひら動いて結構かわいいんです。


――胸のリボンに付いている大きめボタンが、袖の折り返し部分のボタンと合っていて、おしゃれでちょっと高級感がありますね。
淺野 フィッテイングしたとき、何かちょっと足元が寂しいかなと思って靴下もドットにしました。割と靴とか靴下とか、あとアクセサリーが全體の飾りの「足し引き」に使われるんです。髪飾りは大體最後に決まるんですけど、メンバーと今回はどんな髪型にするか相談したり、「あの髪型がかわいかったから、今回もその形でどう?」とか提案したりするんですよ。それで決定した髪型に合うようなデザインの髪飾りを作ります。上村さん(チームS?上村亜柚香)は髪をお団子ふたつにする「くまさんヘアー」にしたとき、あまりにかわいかったので、こちらで「お願いだから今回は、くまさんヘアーにしてー!」って懇願して、それに合わせた髪飾りにしました(笑)。
――メンバーに懇願する(笑)。ちなみに衣裝とかアクセサリーとか、最近の流行とか取り入れたりするんですか?
林 衣裝の形はあまり參考にできないんですけど、色みとか生地の素材とかは街を歩く若い子やお店を見て、「最近こういうタイプが好まれるんだな」って參考にしたりしますね。あとほかのアイドルの衣裝とか(笑)。
――最初の案から変えたところはほかにどんなところがありますか?
林 スカートの裾なんですけど、最初はリボンテープをぐるっと1周縫い付けてあったんですよ。でもフィッテイングをしたら、なんだか何も無い方が若々しくてかわいいねってことになって取り外しました。衣裝って本當に最初から完成することが無いんですよ。
淺野 そうなんですよね。アイデアを出し、そして作りながら、フィッテイングをしながら完成に近付けていくという、何段階にも渡る作業(yè)で出來上がるんです。だから全メンバー分完成したときは、達成感が生まれます。
――ひとり分じゃないところがまた大変ですよね。見た目のかわいさのほかに工夫した部分は?
林 袖なんですけど、すこしふくらみを付けて余裕を持たせ、腕を上げやすくしてあります。さらに、ダンスで腕を上げたときに身ごろ全部が上がってしまわないように、上身ごろとスカートを分離させ、著た後につなげられるようになっています。

――これ、ワンピースじゃないんだ!
淺野 ワンピースに見えるツーピースです(笑)。腕を上げて身ごろが一緒に上がり、お腹が見えてそのまま衣裝が元の位置に戻らないっていうのはかわいくないですからね。それと、スカートもベルトも動いているうちに回らないように、中心で止めてあります。やっぱりダンス中に衣裝がズレてきたら、気になっていいパフォーマンスができないと思うんですよ。


――すごい! いろいろな部分に「メンバーが快適に、1番いい狀態(tài)でパフォーマンスできるような配慮」が施されているんですね。しかもかわいい。
林 衣裝は普通の衣服と違って、「激しく動いてもかわいい狀態(tài)を維持できる」っていう部分が大切なので、そこは細かく考えます。
淺野 見た目と共に機能面が大切なんですよ。
――なるほど。ところで今回、なぜドット柄だけにしたんですか?
淺野 最初の案では花模様のかわいい布地とか、ギンガムチェックとか、いくつかあったんですけど、「ドット柄ってかわいいよね」という話になり、「そういえばSKE48の衣裝でドット柄って無いかも」ってことになって作ってみたら、若い子向きのフレッシュ感あふれるかわいさが生まれたんですよ。そして裾が広がった短いスカートにしたら、ターンするたびにパッとスカートが広がって、これまたかわいい。
林 フィッテイングのときに、ムダに何度もターンしてもらって「わあ! かわいい」「あら、かわいい」って、テンションが上がってしまいました(笑)。メンバーが著たら、ドット柄が想定以上に爽やかに感じられたんですよ。そうしたら、なんとなく乳酸菌飲料のパッケージ風味が出たんですけど、SKE48の元気さと近いからいいじゃんって(笑)。
淺野 そうそう、ついでにCM來ないかなって(笑)。
――CM來てほしいな(笑)。あとこだわった部分は?
淺野 ドットの大きさと間隔です。いろいろな大きさのドットが合わさったとき、違和感が出ないように考えると、なかなか納得のいくパターンが見つからなくて。
林 そもそも、紺色のドット柄の布って見つからなかったんですよ。それでついに、色、大きさ、間隔が1番いいタイプのドットパターンを紙で作り、それを基に布にプリントしてもらって、理想に葉った布地を作ってもらったんです。

――ええ!? この布地ってじゃあSKE48オリジナルなんですか!
淺野 そういうことになりますね(笑)。しかもこの布、よく見ると表面が柔らかくザラッとした縮緬風の材質なんです。ドットってポップだけど、どこかレトロな雰囲気も感じるので、布質もそれに合わせて縮緬風に。
林 こだわり抜いたんですけど、これって近くで見ないとわからない。そのこだわりってどうなのって感じですけど(笑)。

――気持ちは伝わるはずです! これだけこだわって作った衣裝ですから、メンバーが初めて著るときの反応を見るのは楽しみでしょうね。
淺野 いやー、楽しみは楽しみなんですけど、それよりもドキドキします!
林 気に入ってくれるかな?ってね。
淺野 メンバーが最初に著るのはフィッテイングのときなんですけど、1番にフィッテイングしたメンバーが、「衣裝、かわいい!」ってすぐにほかのメンバーに連絡したらしいんですよ。それでみんな、自分のフィッテイングの時間よりも早く來たり、「すごくかわいいって聞いたんですけど、私の衣裝はどれですか」って自分の予定の日より早く勇んで來たり。かなりのやる気モードでした(笑)。
林 それを見て安心したと同時に、うれしかったですよ。どんなに作る過程が厳しくて辛かったりしても、喜ぶメンバーの顔を見ると、辛かったことなんて全部吹き飛びます!
淺野 私たち衣裝擔當のお仕事というのは、普通に服を作るだけじゃなく、見た目のかわいさ、機能面と合わせて、メンバーとそして何よりファンのみなさんが「素敵だね」とか「かわいい!」って思えるようなデザインのものを作ることなので、常に「やりがい」と「幸せ」と「ドキドキ」が合わさった気持ちでいっぱいなんです。
林 実は、MVが公開された日が1番ドキドキなんですよ。ファンの方が初めて衣裝を目にする日なので。
淺野 メンバーの反応以上にドキドキする! 好評だったときは、全ての苦労が報われた!と、張り詰めていた気持ちが緩んで…ちょっと脫力します。
――わかります(笑)。良いものを作ろうと全力を注ぎこんだところが報われたという、安心感と幸福感が生み出す脫力ですよね。貴重なお話をありがとうございました。次回は新曲『心にFlower』の衣裝についてのお話をお願いします!







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SKE48衣裝擔當さんにお話を伺った帰りの(淺)と(和)。
(和) ワンピースに見えて実はツーピースとか、袖の肩がふんわりしているのとか、見た目のかわいさだけじゃなく、いろいろな機能が備わっていたんですね。
(淺) 布が縮緬風なのも驚いたね。軽いし。だからターンしたときにふんわりとスカートが広がるのかな。けど、ドット柄ってパターンとしてはシンプルなのに、組み合わせ方で個性が出るしかわいいし、いいよね! 私も黒いハイネックTばかりじゃなく、たまにはドット柄を著てみようかなあ。
(和) ……(淺)さんがドット柄って、「草間彌生」感。さーていろいろ衣裝の秘密を知ったから、『プリマステラ』の曲『雨のち奇跡的に晴れ』のMVをもう1度よく見てみなきゃ!
(淺) うまく逃げたな、(和)。しかし「草間彌生」感は……否めない。
今回は『プリマステラ』の衣裝でしたが、次回はSKE48の29枚目シングル『心にFlower』の衣裝についてお送りします。公開は3月3日です。お楽しみに!
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和田レポ
先日、靜岡県の浜松窓枠で行われたプリマステラ靜岡出張公演にお邪魔してきました!
ステージと客席がSKE48劇場よりも近く、2階席でも全體が見えてなおかつ距離も近いという最高なライブハウスでした!
今回のライブも初めて聴く曲が多かったのですが、とても楽しめました! 改めて、見ている人を飽きさせないパフォーマンスをするアイドルってすごいなと思いました。
ひとりひとりキャラが立っていて、見せ方が上手ですし、セットリストにもストーリー性があり、とっても作り込まれているライブだなと素人ながらに感じました。
ちなみに、セットリストは6人で話し合いをして決めたそうです! 上村亜柚香ちゃんがブログでセットリストの解説をしていたので、読んでない方はぜひ読んでみてください!





個人的に『雨のち奇跡的に晴れ』のイントロとアウトロのぴょんぴょん跳ねる振りのところで、スカートが一緒にフワッフワッとなってメンバーの子たちがお人形さんみたいにみえるところがかわいくて大好きなので、近くで見ることができて幸せでした。衣裝さんのお話を聞いたその足でライブを見ることができたので、衣裝さんのメンバー愛や、衣裝への細かなこだわりを感じながら、これまでとは違った視點でライブを見ることができました。

プリマステラロスの方は水野愛理ちゃんのInstagramのストーリーのハイライト「ぷりまちゃん」にライブ映像が少しだけ載っているのでぜひ見てください!水野愛理ちゃんありがとうございます。ってなりました。

約1週間で全7公演を完走したメンバーの皆さん、お疲れ様でした! 素敵なライブをありがとうございました。また次のライブも楽しみに待ってます!