《幸福觀鳥》わらびもちきなこ老師訪談——希望傳達(dá)通過“了解”來擴(kuò)展世界的喜悅

以下內(nèi)容來自コミスぺ在2021年10月27日發(fā)表的對(duì)わらびもちきなこ老師的專訪。原標(biāo)題《『しあわせ鳥見んぐ』わらびもちきなこ「”知る”ことで世界が広がる喜びを伝えたい」》,原作者ましろ,編輯八木光平。?
本文全文由萌娘百科芳文相關(guān)條目編輯組的あおです、沼澤Perilla、竹林煙雨和sivlovski翻譯,并由あおです通稿。感謝各位組員的通力合作!

バードウォッチング専門誌『BIRDER』でも特集が組まれるなど、漫畫好きだけでなくバードウォッチャーからも注目を集めている『しあわせ鳥見んぐ』。
不僅僅是漫畫愛好者,也吸引了大量觀鳥愛好者的漫畫《幸福觀鳥》,連觀鳥專業(yè)雜志《BIRDER》也為其刊登了一刊特輯。
主人公の蕓大生?宮內(nèi)すずは、野鳥観察を趣味にする時(shí)庭翼に出會(huì)い、自分も鳥見(バードウォッチング)を始めてみることに。バードウォッチングの楽しさはもちろん、鳥を観察する上でのマナー、鳥と人間の共生についても誠(chéng)実に描いた作品です。
作為主人公的藝術(shù)大學(xué)大學(xué)生宮內(nèi)鈴,遇遇到了以觀察野鳥為興趣的時(shí)庭翼,自己也緣此開始了觀鳥這一活動(dòng)。作品真誠(chéng)地描繪了觀鳥的樂趣、以及觀鳥時(shí)的方式、鳥與人類的共存等。

10月27日の単行本1巻発売を記念して、作者のわらびもちきなこ先生と、本作が連載されている『まんがタイムきらら』の擔(dān)當(dāng)編集さんにお話を伺いました。
作為10月27日單行本第一卷發(fā)售的紀(jì)念,我們采訪了漫畫作者わらびもちきなこ老師和連載本作的雜志《Manga Time Kirara》的責(zé)任編輯老師。

和自己已經(jīng)在訂購(gòu)的雜志『BIRDER』意想不到的聯(lián)動(dòng)
──本日はお忙しい中ありがとうございます。この取材を申し込んだ時(shí)點(diǎn)では『BIRDER』でもインタビューを受けられていたことを知らなかったので、告知を見たときびっくりしました。
——今日非常感謝二位能夠在百忙之中接受采訪。在申請(qǐng)這次取材時(shí),我并不知道(本作)也曾接受過《BIRDER》的采訪,得知以后真的很驚訝。
わらびもちきなこ先生(以下、きなこ):私も事前にまったく知らされていなくて、擔(dān)當(dāng)さんから突然「コラボ決まったよ!」と言われてびっくりしました(笑)。『BIRDER』は、この漫畫を描き始めたころから資料も兼ねて定期購(gòu)読していた雑誌だったので。
ただ、『BIRDER』のインタビューでは現(xiàn)実のバードウォッチングに関連した話が多かったので、今日はまた違ったお話もできるかなと思っています。
わらびもちきなこ老師(以下簡(jiǎn)稱きなこ):我事前也完全不知道,當(dāng)突然從編輯那里聽說 “決定聯(lián)動(dòng)了哦!”的時(shí)候也嚇了一跳(笑)。?因?yàn)椤禕IRDER》是這部漫畫剛開始創(chuàng)作時(shí)作為參考資料而訂閱的雜志。
但是,因?yàn)樵凇禕IRDER》的采訪中談了很多關(guān)于現(xiàn)實(shí)生活中的觀鳥活動(dòng),所以這次想談些不一樣的東西。

──インタビューだけでなく、雑誌の表紙も描かれたり、先生も記事を寄稿されたりとかなり大がかりなコラボ企畫でしたが、どういった経緯で実現(xiàn)したんでしょうか。
──不只采訪,老師還擔(dān)任了雜志封面的繪制,更是為此貢獻(xiàn)了一篇文章,這樣一個(gè)相當(dāng)大的聯(lián)動(dòng)企劃,到底是如何實(shí)現(xiàn)的呢?
擔(dān)當(dāng)編集:『しあわせ鳥見んぐ』はきららでも今イチオシの作品なので、単行本の発売にあわせてこれまでにない施策がしたいなと考えていました。そんなとき、私も作品資料として読んでいた『BIRDER』に、たまたま『秋山さんのとりライフ』というバードウォッチング漫畫のインタビュー記事が載っていたんです。
それで、「ウチにも『しあわせ鳥見んぐ』って漫畫があるんですけれども……」と恐る恐るオファーをしてみたら興味を持っていただけて。打ち合わせを重ねるうちにどんどん話が膨らんでいき、最終的に表紙も描かせてもらうことになりました。
責(zé)任編輯:因?yàn)椤缎腋S^鳥》也是現(xiàn)在Kirara雜志的力推作品,所以在單行本發(fā)售時(shí)也考慮著做一些前所未有的宣傳。正好在那時(shí),我也在看作為作品參考資料的《BIRDER》,碰巧看到其上也登載了《秋山的觀鳥生涯》這篇觀鳥題材漫畫的采訪。
在那之后就有點(diǎn)戰(zhàn)戰(zhàn)兢兢地試著聯(lián)絡(luò)對(duì)方說“我們這也有《幸福觀鳥》這樣的漫畫……”對(duì)方滿懷興趣地接受之后,經(jīng)過反復(fù)的交流溝通,雙方逐漸達(dá)成共識(shí),最終還讓我們創(chuàng)作了雜志的封面。
──バードウォッチングの漫畫を描こうと思ったのはどうしてですか?
──您為何決定畫這樣一篇有關(guān)觀鳥的漫畫?
きなこ:前作『佐藤さんはPJK』の終了が決まって次回作の構(gòu)想を練っていたのが、ちょうど私がバードウォッチングを始めたころだったんです。この楽しさを漫畫にしたら面白そうだなと思ったのが最初のきっかけですね。
きなこ:在前作《佐藤同學(xué)是PJK》確定結(jié)束連載后,開始慢慢構(gòu)思下一部作品時(shí),正好開始嘗試了觀鳥。“能將這樣的快樂畫成漫畫就好了啊“這樣的想法成為了第一個(gè)契機(jī)。

──『佐藤さんはPJK』はハイテンションなギャグ4コマでしたが、今作はストーリー重視で落ち著いた雰囲気だなと感じます。
──《佐藤同學(xué)是PJK》是一部搞笑元素突出的四格漫畫,但本作卻更重視故事敘述,有股沉靜穩(wěn)重的感覺。
きなこ:実は、前の擔(dān)當(dāng)さんからも「次はギャグじゃない方向にしてみては」と言われていました。理由はちゃんと聞いてないんですけど、前作の反応とか私の絵柄とかを見て、ギャグ以外の可能性を試そうとしてくださったのかもしれません。
きなこ:其實(shí),之前的責(zé)任編輯也跟我說過:“下次試試搞笑漫畫以外的方向吧?”雖然沒有得知詳細(xì)的理由,但大概是看了前作的反響和我的畫風(fēng)后,覺得可以在搞笑漫畫以外的領(lǐng)域嘗試一下可能性吧。
──前の擔(dān)當(dāng)さんからそう言われたときの気持ちはいかがでしたか?
──上一任編輯這么說的時(shí)候,請(qǐng)問您有什么感想呢?
きなこ:『PJK』は私が初めてまともに描いた漫畫だったので、ギャグを封印されたら何を描けばいいんだ……って正直なところ思いました(笑)。
なので、何か主軸になるようなテーマがほしいなと思って。そこで自分がちょうどはまっていたバードウォッチングに白羽の矢が立った感じです。
きなこ:《PJK》是我認(rèn)真創(chuàng)作的第一部漫畫,如果被封印了搞笑的部分,那么該畫什么呢……老實(shí)說我是這么想的(笑)。
因此,我想要一個(gè)可以充當(dāng)主軸的主題。這時(shí),我感覺自己準(zhǔn)備好的觀鳥計(jì)劃可以被選中成為這個(gè)主題。

──前の擔(dān)當(dāng)さんからの助言と、バードウォッチングという題材がうまくマッチしたんですね。バードウォッチングを始めたきっかけは何だったんでしょうか。
──前一位責(zé)編的提議和觀鳥這個(gè)題材很好地結(jié)合在了一起呢。請(qǐng)問您開始觀鳥的契機(jī)是什么呢?
きなこ:數(shù)年前に山形に引っ越しをして、せっかく自然豊かな場(chǎng)所に來たのだからアウトドアな趣味を始めたいと思いました。最初は山登りに挑戦してみたものの、もともとインドア體質(zhì)なので長(zhǎng)続きしなかったです。
そんなとき、市の広報(bào)で探鳥會(huì)というイベントがあることを知り、鳥を見るくらいなら自分にもできるかなと軽い気持ちで參加してみたら、バードウォッチングの魅力に取りつかれてしまいました。
きなこ:幾年前我搬家到了山形市,覺得好不容易來到這樣自然風(fēng)景豐富的地方,能開始培養(yǎng)一個(gè)戶外的興趣就好了。最初曾嘗試去挑戰(zhàn)登山,但因?yàn)樽约菏鞘覂?nèi)型體格而沒能堅(jiān)持下去。
在這個(gè)時(shí)候,通過市內(nèi)的宣傳知道了探鳥會(huì)活動(dòng),想著如果只是看鳥的話自己大概也可以,而抱著更為輕松的心態(tài)試著參加了一下,并由此感受到了觀鳥的魅力所在。
──『しあわせ鳥見んぐ』の舞臺(tái)が山形なのも、先生が山形在住だからなんですね。
──《幸福觀鳥》的作品舞臺(tái)是在山形市,是因?yàn)槔蠋熣≡谏叫蔚木壒拾伞?/span>
きなこ:はい。山形には飛島というバードウォッチャーの聖地と呼ばれている場(chǎng)所もありますし、作中に出てきた宮城の伊豆沼にも車でアクセスしやすいから、漫畫の舞臺(tái)としても悪くないかなと。
きなこ:是的。因?yàn)樵谏叫斡幸粋€(gè)被稱為“飛鳥”的觀鳥圣地,曾在作品中出現(xiàn)的宮城的伊豆沼開車的話也很容易到達(dá),所以作為作品的舞臺(tái)想來還是不錯(cuò)的。


有“觀鳥者”和“捕捉鳥的姿態(tài)”這樣含義的標(biāo)題
──きらら作品には女子高生のキャラクターが多いと思いますが、本作ですずたちを大學(xué)生にしたのはなぜですか?
──《Kirara》的作品中登場(chǎng)的更多是女高中生,那么本作為什么要將小鈴等人設(shè)定為大學(xué)生呢?
きなこ:バードウォッチングを取り扱うにしても、鳥を見る──インプットするだけじゃなく、絵を描いたり寫真を撮ったりというアウトプットの要素を入れたかったんです。そうなると、高校生よりも大學(xué)生、それも専門的に學(xué)んでいる蕓大生のほうが説得力があるかなって。
あと、単純に大學(xué)生のほうが時(shí)間の面でもお金の面でも自由度が高いから、漫畫を描くにあたって動(dòng)かしやすそうというのも理由のひとつです。
きなこ:即便名為“觀鳥”,指的也不僅是單純觀察鳥類——不僅是輸入性的內(nèi)容,我還想添加攝影、繪畫等輸出型的要素。這樣的話比起高中生,大學(xué)生——尤其是專業(yè)的藝術(shù)大學(xué)學(xué)生——做這些事會(huì)更有說服力些。
除此之外,簡(jiǎn)單地說大學(xué)生在時(shí)間和金錢上也有更高的自由度,因此在畫漫畫時(shí)讓她們做起活動(dòng)來也更加容易,這也是理由之一。

──伊豆沼の回も、顧問の先生に引率されてではなく、自分たちで車を運(yùn)転して現(xiàn)地まで行っていたのが大學(xué)生っぽかったです。
──在去伊豆沼的那一話中,并不是由顧問老師帶著,而是像大學(xué)生一樣自駕去的。
きなこ:実は最初、すずは社會(huì)人設(shè)定だったのですが、他のキャラと予定を合わせやすくするためにみんな大學(xué)生になりました。翼より1歳年上で成人しているのはその名殘ですね。
きなこ:實(shí)際上,最初小鈴的設(shè)定是社會(huì)人,但為了和其他角色匹配最終大家都成了大學(xué)生。那個(gè)比翼大一歲的設(shè)定算是社會(huì)人設(shè)定的殘余。
──バードウォッチングを題材にしているのに、すずたちがよく焼き鳥を食べているのが個(gè)人的に気になっているのですが……。
──明明將觀鳥作為主題,小鈴她們卻能美味地享用一頓燒鳥(烤雞肉串)的情節(jié)還是挺讓我在意的……
きなこ:鳥が好きだからといって鳥を食べないわけじゃないよね、みたいなギャップが逆に面白いかなあ、と……。すみません、そんなに深い意味はありません(笑)。
きなこ:是出于“雖然說喜歡鳥,但這并不是不吃鳥的理由呢,這樣的轉(zhuǎn)折反而還挺有趣吧?!?/span>等類似的原因……不好意思,其實(shí)也并沒有那么深刻的含義(笑)。

──『しあわせ鳥見んぐ』以外にどんなタイトル案がありましたか?
──在《幸福觀鳥》之外還曾考慮過怎樣的標(biāo)題呢?
きなこ:『鳥見びより』に、『アーバンバーダー』に、『ハッピーバードデー』……。とりあえず、バードウォッチングの漫畫だと一目でわかるようなタイトルにしたいと思っていました。
今のタイトルも最初は『鳥見んぐ』だけだったんですけど、「しあわせ」をつけることで柔らかい雰囲気になったかなと。ストーリーの根本に、童話の「幸せの青い鳥」を意識(shí)している部分がありますし。
きなこ:《觀鳥日和》《都市的鳥兒》《快樂觀鳥日》等。總之,作為一部觀鳥的漫畫,能夠一眼看出作品題材的標(biāo)題可能會(huì)比較好。
現(xiàn)在的標(biāo)題其實(shí)在最初也只有『觀鳥』而已,不過感覺加上「幸福」之后或許能讓氣氛變得更溫柔些。也想讓讀者在故事的基礎(chǔ)之上,聯(lián)想到童話一樣般的「幸福的青鳥」。

──野暮な質(zhì)問ですが、「鳥見」と「トリミング」をかけているということでいいんでしょうか。
──雖然問的有些土氣,把「觀鳥」和「剪切」的發(fā)音混一起,這樣好嗎。
譯者注:這里的「トリミング」是前面的「鳥見(とりみ)」后面加上”ing“(イング)的發(fā)音組成的「觀鳥ing」,發(fā)音相似,而「トリミング」(trimming)本身又有“剪切”的意思。
きなこ:はい。バードウォッチングの俗稱としての「鳥見」に「ing(~をすること)」をつけて「鳥見んぐ」と、絵や寫真で鳥の姿を切り取るという意味での「トリミング」をかけています。
きなこ:嗯?!坝^鳥”作為的俗稱再加上(~正在做某件事)變成「觀鳥ing」后,“用畫和照片將鳥的姿態(tài)截取下來”的行為就包含了「剪切」的意味。
譯者注:這里的「バードウォッチング」(bird watching)在日本作為正式用語,而「鳥見」則是俗稱。
擔(dān)當(dāng)編集:きなこ先生、そういう言葉選びがすごく上手ですよね。作中にもよくダジャレが出てきますし。
責(zé)任編輯:きなこ老師真是非常擅長(zhǎng)這樣的語言表達(dá)呢。在作品中也有很多像這樣的冷笑話。
きなこ:1話に最低1回は鳥に絡(luò)めたダジャレを入れないと落ち著かないというか……。ギャグは控えめにと言われてたはずなんですけど、やっぱり『PJK』のノリが抜けていないのかも(笑)。
きなこ:在一話中如果不加入一個(gè)與鳥有關(guān)的冷笑話,我似乎就冷靜不下來呢……雖然被要求了去控制搞笑段子,但果真是還沒有從《PJK》時(shí)的心態(tài)中改變呢(笑)。
擔(dān)當(dāng)編集:第7話の「クロウさせやがって」というセリフ?!缚鄤骸工去楗工巍弗恁Γ–row)」がかかっているのに最初気づかなくて、意味がわかったとき感動(dòng)しました。
責(zé)任編輯:第七話中的“您辛苦了”這一句臺(tái)詞,將“辛苦”換成了“烏鴉“,最初沒能理解,但了解了含義之后還是頗為感動(dòng)的。
譯者注:“辛苦”(苦労 くろう)與“烏鴉”(crow クロウ)在日語中同音。而烏鴉的另一種讀法「カラス」和“空的”一詞諧音。
きなこ:ネームを出したとき「なんでここカタカナなんですか?」って聞かれて、自分で自分のギャグを説明するのが恥ずかしかったです……。
きなこ:寫出這句臺(tái)詞后,被問到“為什么這里會(huì)寫的是片假名???”然后被迫自己解釋自己寫的段子,還挺讓人羞恥的……
譯者注:日文中片假名一般用來書寫外來語,例如上文中“辛苦”一詞本身多用漢字書寫,但因?yàn)楸惶鎿Q為“烏鴉”這一詞而選用了片假名寫法以提醒這個(gè)諧音梗。也是因?yàn)椴环弦话銓懛ǎ蠋煴粏柕綖楹斡闷倜麜鴮憽?/span>


以拍攝照片的感覺來思考漫畫的構(gòu)圖
──擔(dān)當(dāng)さんから見た『しあわせ鳥見んぐ』の魅力とは何でしょうか?
──從編輯老師的角度來看的話《幸福觀鳥》的魅力在于哪里呢?
擔(dān)當(dāng)編集:先生自身がバードウォッチングをしっかりされていて、その実體験が下地になっていることが作品の魅力に繋がっていると感じます。間違いがないよう私のほうでもなるべくチェックはしますが、バードウォッチング関連の描寫で修正を入れることはほとんどありません。
あとは何といっても、鳥の作畫でしょうか。我々編集部の期待を遙かに超えるレベルのリアルさや大膽な構(gòu)図で鳥の絵を描かれているので、さすがきなこ先生だねと編集同士で言い合ってます。
責(zé)任編輯:可以感覺到,老師自身實(shí)打?qū)嵉剡M(jìn)行著觀鳥活動(dòng)而積攢下來的經(jīng)驗(yàn),作為作品的底子很好地與魅力點(diǎn)緊緊相連。為了盡量不犯錯(cuò)誤,我也在盡我所能去檢查作品,但與觀鳥相關(guān)描寫的錯(cuò)誤修正是幾乎沒有的。
除此之外,肯定就是鳥的作畫了。老師以遠(yuǎn)超我們編輯部期待的大膽且寫實(shí)的構(gòu)圖,描繪出鳥兒的畫面。我也曾和同為編輯的同事夸獎(jiǎng)道:“真不愧是きなこ老師啊。
きなこ:ありがとうございます! 作畫をするときも、すずたち人間より鳥のほうが気になってしまってそっちばかり修正していますね。
きなこ:感謝您的夸獎(jiǎng)!每次作畫的時(shí)候,比起小鈴她們,似乎更注意了鳥的繪畫,導(dǎo)致一直在反復(fù)修正人物這邊的問題。
擔(dān)當(dāng)編集:きなこ先生は美大を出られているので、もともとの畫力も相當(dāng)高いんだと思います。
責(zé)任編輯:きなこ老師是美術(shù)大學(xué)出身,本身的繪畫實(shí)力也是過硬的。

──作中ですずたちが通っている大學(xué)は、先生の母校がモデルなんですか?
──作品中小鈴她們所在的大學(xué),是以老師的母校作為原型的嗎?
きなこ:いえ、私が通っていたのは東京の武蔵野美術(shù)大學(xué)でして。すずたちの學(xué)校は、山形にある蕓大ということで東北蕓術(shù)工科大學(xué)をモデルにさせてもらいました。私も取材のために何度か行ったことがあるのですが、周辺の景観もよく、大學(xué)の裏にある公園はバードウォッチングスポットとして個(gè)人的にも気に入っています。
きなこ:并不是的,我所上的學(xué)校是東京的武藏野美術(shù)大學(xué)。小鈴她們的學(xué)校是山形當(dāng)?shù)氐?strong>東北藝術(shù)工科大學(xué)作為原型的。為了取材我也去過幾次,周圍的環(huán)境也很好,大學(xué)里的公園也是我個(gè)人很喜歡的觀鳥地點(diǎn)。
──大學(xué)で學(xué)んだことで、現(xiàn)在の漫畫家生活に役立っていると感じることはありますか?
──在大學(xué)里學(xué)到的東西,有感覺在現(xiàn)在的漫畫家事業(yè)中幫到什么忙嗎?
きなこ:実は大學(xué)では映像を?qū)煿イ筏皮い郡韦?、絵に関してはほとんど獨(dú)學(xué)なんです。鳥の絵も、この漫畫を描き始めてから本格的に練習(xí)するようになったくらいで。
強(qiáng)いていえば、映像を撮る感覚で漫畫の構(gòu)図を考えることはよくありますね。4コマの四角いコマをひとつの畫面に見立てて、カメラを長(zhǎng)回しするように連続した時(shí)間の流れを描いていくというか。
きなこ:實(shí)際上我是影像方面的專業(yè),繪畫相關(guān)的知識(shí)幾乎都是自學(xué)的。畫鳥也是在開始創(chuàng)作這部漫畫之后,才開始認(rèn)認(rèn)真真進(jìn)行練習(xí)的。
硬要說的話,應(yīng)該是我經(jīng)常會(huì)以拍攝照片的感覺來考慮漫畫的構(gòu)圖。例如說在四格漫畫的一格中的一角上觀察畫面,運(yùn)用長(zhǎng)鏡頭來描寫連續(xù)變化的時(shí)間流動(dòng)。

──たしかに、『しあわせ鳥見んぐ』には印象的なアングルが多い気がします。4コマが縦長(zhǎng)で、上から下に読んでいくことをたぶん意識(shí)されているんだろうなと。
──確實(shí),在《幸福觀鳥》中有著非常多令人印象深刻的攝影角度。
きなこ:上から下だけでなく、下から斜め上への視線移動(dòng)があるのも4コマの特徴だと思います。例えば、一番下の4コマ目に鳥を見つけたキャラクターの顔を描いて、その次の1コマ目に木に止まっている鳥の姿を描くじゃないですか。
きなこ:不僅是在從上到下移動(dòng)視線,從下面斜著向上移動(dòng)視線也是四格漫畫的特征。例如,在一列四格漫畫的最后一格畫看到鳥的角色的臉,再在下一列的第一格畫出停在樹上的鳥的姿態(tài)。

すると、キャラクターが木を見上げる動(dòng)きと、読者が視線を上げる動(dòng)きがシンクロするんですよ。そういった4コマならではの視線移動(dòng)が、「見る」ことを楽しむバードウォッチングという題材にあっている気がして、色々工夫しながら描いています。
這樣一來,角色抬頭看樹的動(dòng)作,和讀者向上移動(dòng)的視線就同步了。這種四格漫畫特有的視線移動(dòng),和享受“看”的觀鳥題材息息相關(guān),在畫的時(shí)候也花了很大功夫。
──なるほど……。その観點(diǎn)で4コマを読んだことがなかったので新しい発見でした。
──原來如此……我還從未試過以這個(gè)視角來閱讀四格漫畫呢,真是有了新的發(fā)現(xiàn)。
きなこ:『しあわせ鳥見んぐ』を描き始めたとき、この題材ならストーリー漫畫のほうが向いているのかなと思ったことがありましたけど、やっぱり4コマ形式にして正解でした。コマの形が同じという制約はありつつ、その制約の中で何ができるかにチャレンジする楽しさがありますね。
きなこ:《幸福觀鳥》開始畫的時(shí)候還在思考著,如果是這樣的題材的話,是否應(yīng)當(dāng)采取一般劇情漫畫的風(fēng)格。但確實(shí)還是以四格漫畫的形式最好。雖然有著矩形的外邊框這樣的限制存在,但在這限制之中挑戰(zhàn)自己能夠創(chuàng)作出什么也是很有意思的呢。

憧憬著擁有“打動(dòng)人心的力量”的作品
──先生は子どものころどんな漫畫を読んでいましたか?
──老師您在小時(shí)候都讀過怎樣的漫畫呢?
きなこ:小學(xué)生のころ世間でハムスターブームがあって、その流れで『ハムスター倶楽部スペシャル』という雑誌を毎月買っていました。ハムスターをメインに鳥や貓などの4コマが載っていて、そのころから「動(dòng)物」×「4コマ」的なものに無意識(shí)に觸れていたのかもしれません。
あとは、こげどんぼ*先生の作品のかわいい女の子が好きで、よく真似して描いてましたね。少年漫畫だと『鋼の錬金術(shù)師』や『銀魂』を読んでいて、『PJK』でハチャメチャなギャグをやりたいって思ったのは『銀魂』の影響が大きかった気がします。
きなこ:小學(xué)生的時(shí)候,曾流行過一陣養(yǎng)倉(cāng)鼠熱潮,我也跟著每個(gè)月都會(huì)買《倉(cāng)鼠俱樂部Special》這樣的雜志,其上登載著以倉(cāng)鼠為主角,同時(shí)有鳥和貓出現(xiàn)的四格漫畫。也許就是從那時(shí)開始無意識(shí)地接觸到了“動(dòng)物”ד四格漫畫”這樣的組合吧。
除此之外,很喜歡こげどんぼ*老師的作品中可愛的女孩子,還經(jīng)常照著它描圖。諸如《鋼之煉金術(shù)師》和《銀魂》這樣的少年漫畫也有讀過,《PJK》想要做成無厘頭的喜劇大概也是因?yàn)槭艿搅恕躲y魂》很深刻的影響。
──今おすすめの漫畫はありますか?
──現(xiàn)在有什么推薦的漫畫作品嗎?
きなこ:今は『ゴールデンカムイ』が好きです。純粋にストーリーも面白いですけど、実際に北海道に聖地巡禮する人がいたり、アイヌ文化が再注目されるきっかけになったり、あの作品が持っている”人を動(dòng)かす力”がすごいなと感じていて。
『しあわせ鳥見んぐ』も、バードウォッチングに興味を持つ方を増やしたいという想いで描いています。その意味でも、ジャンルこそ違いますが『ゴールデンカムイ』は憧れの作品ですね。
きなこ:最近很喜歡《黃金神威》這部作品。單純來講劇情故事也很有意思,但這部作品引導(dǎo)了不少人前去北海道圣地巡禮,也成為了阿伊努族文化再次備受關(guān)注的機(jī)遇,我非常驚訝于這部作品所擁有的“打動(dòng)人心的力量“。
《幸福觀鳥》也是,抱著想讓更多人對(duì)觀鳥開始感興趣的愿望而創(chuàng)作的。在這種含義上,雖然風(fēng)格派別不同,但《黃金神威》確實(shí)是我所憧憬的作品。
譯者注:阿伊努族是日本北海道地區(qū)的土著民族,現(xiàn)人口數(shù)量稀少。
──そういえば、『ゴールデンカムイ』にもシマエナガが登場(chǎng)する話がありましたね。
──話說《黃金神威》里也有長(zhǎng)尾山雀登場(chǎng)的情節(jié)欸。
きなこ:あの回は衝撃的でした……。
きなこ:那一話真的很震撼……
──最後に、読者へのメッセージをお願(yuàn)いいたします。
──在最后,能否請(qǐng)您向讀者們說一小段話呢。
きなこ:アウトドア趣味の中でも、キャンプや釣りに比べるとバードウォッチングはマイナーかもしれませんが、『しあわせ鳥見んぐ』を通して少しでも面白さを伝えていけたらと考えています。
私自身、バードウォッチングを始めるまで、身近な場(chǎng)所にたくさんのきれいな鳥が暮らしていることに気づきませんでした。知ることで世界が広がるしあわせを読者の方にもぜひ體験してほしいし、そのきっかけにこの漫畫がなれば嬉しいです。
きなこ:放在眾多的戶外興趣活動(dòng)中,觀鳥相比于露營(yíng)或者釣魚而言是小眾活動(dòng)。我希望能夠通過《幸福觀鳥》這部作品盡可能地傳達(dá)出一些觀鳥的樂趣所在。
對(duì)于我自身而言,在開始觀鳥之前,從未發(fā)覺到身邊有那么多美麗的鳥兒棲息著。通過“了解”來讓自己的世界變得更加廣闊的幸福感,如果這部漫畫也能讓各位讀者體會(huì)到這樣的感受,我就非常高興了。
──本日はありがとうございました!
──今天真的非常感謝!

(訪談完)