夏凱俳句選
1いつまでも月の光に過(guò)ぎ螢??
2冬に入る火の一山に牛の糞
3 息白く道の一人を見(jiàn)送る?
4 虹消えて一瞬にして夢(mèng)の端
5河岸の柳につなぐ渡し舟??
6 億萬(wàn)の活字を組むや冬銀河
7 骸骨を夜空に懸けん月の棺
8 骸骨を夜空に懸けん月の棺
9 故郷の月の中には他郷哉? ?
10菌生え銀河へ一歩踏み入れて? ?
11雲(yún)間を魚の行き交う夜月かな
12 思想は幽囚の身や母語(yǔ)の籠?
13 枯蘆に捨舟隠し風(fēng)眠る
14 枯蘆に捨舟隠し風(fēng)眠る
15 骸骨を夜空に懸けん月の棺
16 體內(nèi)の骨格の森見(jiàn)る蛍?
17 月は瓶清光は水春思う??
18 暁や白き波透く霧の舟
19 僧一人も月一片や寺の庭
20 虛無(wú)の目も一瞥しては夢(mèng)の花
21 道に捨て雪の音して破れ傘
22 埋火に炭の煙出る鬼の息
23 蜘蛛の囲の自我幽囚同じ吾
24 春水に毛筆洗って墨愁ふ?
25 真珠一千萬(wàn)斗や春の雨?
26 口を開(kāi)けて銀河吐き出す嘔吐哉??
27 梅一輪気息奄々として降る?
28 捨小舟紅葉堆積紅葉川
29 天の川銀蜈蚣の歩を緩める
30 真白なる三十二峰歯を磨く
31 蜘蛛の囲の自我幽囚同じ吾?
32 萬(wàn)緑の皮を捨てたる夢(mèng)の獣 (
33 河岸の柳につなぐ渡し舟??
34 月は泉月光が湧く雲(yún)の端
35 又一年杳として君の消息
36 萬(wàn)竿の竹を隠して祖父の墓
37 虛無(wú)の目も一瞥しては夢(mèng)の花
38 一筋の銀河を引くや蝸牛
39 焰辺に舞うて銀粉落つ蛾かな
40 水瓶や粲然として星月夜?
41 骸骨を夜空に懸けん月の棺?
42 玉盤に細(xì)螺一つや月の峰
43 清光は糸張る月は蜘蛛懸る
44 天上の墨流しけり硯の夜
45 大口を開(kāi)けて嘔吐の天の川
46 戀人の瞳海潛る花の鱗??
47 墓石に棲みて蛍も無(wú)名氏か??
48 明滅のマトリックスの蛍の火??
49 長(zhǎng)江や大月流し波の音
50 水月に姿を?qū)懁姑氛姘?
51 玉盤に細(xì)螺一つや月の峰?
52 春の雁青空萬(wàn)里一行詩(shī)?
53 玉盤に細(xì)螺一つや月の峰??
54 玉盤に細(xì)螺一つや月の峰?
55 真珠一千萬(wàn)斗や春の雨??
56 月は瓶清光は水春思う?
57 いつまでも月の光に過(guò)ぎ螢??
58 明滅の字見(jiàn)る遺稿に棲む蛍??
59 明滅の點(diǎn)の座標(biāo)の蛍舞う??
60 明滅の蛍の跡は草書體??
61 去年今年時(shí)時(shí)刻刻の水の逝く?
62 霧の中の櫓をこぐ音舟隠れ??
63 墓石に棲みて蛍も無(wú)名氏か??
64 捨舟に白雪を積む寒の川?
65 胎児産む一燭を點(diǎn)じ己が命??
66 暁夢(mèng)を追って蝶は虛脫感??
67 清光は糸張る月は蜘蛛懸る
68 晩春や小波散って翅の掠る?
69 花吹雪舟の旅人は窓開(kāi)く
70 春の雁青空萬(wàn)里一行詩(shī)?
71 海底に巨鯨の墓の骨枯れ
72 陶淵明桃花源記に出る緋鯉
73 墓碑に寄る不眠の鬼三百杯
74 御桜の興亡として編年史
75 埋火に炭の煙出る鬼の息
76 僧一人も月一片や寺の庭
77 埋火に夕日の鬼が赤の面
78 故郷の月の中には他郷哉? ??
79 朧夜の秘密の門に月の錠? ?
80 月は瓶清光は水春思う?
81 枯蘆に捨舟隠し風(fēng)眠る?
82 捨舟に白雪を積む寒の川?
83 長(zhǎng)江や大月流し波の音?
84 蟹走る潰敗の陣潮の音??
85 一人には點(diǎn)點(diǎn)點(diǎn)の花吹雪
86 星空の漣として梵字書く
87 水瓶や粲然として星月夜??
88 海の先天的性格怒濤來(lái)る
89 天上の墨流しけり硯の夜
90 枯蘆に捨舟隠し風(fēng)眠る?
91 清浄と一晩泊めて月の寺
92 萬(wàn)竿の竹を隠して祖父の墓?
93 白日夢(mèng)胎児の口が開(kāi)く緋鯉??
94 道に捨て雪の音して破れ傘
95 億年の銀河を脫ぐや蛇の衣