あのね、今日は少しだけ

もう少しだけ眠らないでね

あとね、手を繋いでて

耳を澄ませてよく聞いてね

氷の結(jié)晶のように

映えた電飾ように

透明じゃなくていい

鮮明じゃなくていい

積もってしまわぬように

消えてしまわぬように

ちゃんと言葉にしていこう

街並みを彩った雪

煌めきには目もくれずに

流れ星にそっと一口

「ずっと側(cè)にいられますように」

繰り返すは幾年月

続いていく二人の國

無邪気な表情の奧に

見えた君の夢（そうぞう）が好き

あのね、溫かな手、

鮮やかな瞳（め）、変わらないでね

あとね、よそ見はダメ、

獨りもダメ、忘れないでね

表面覆う結(jié)露のように

滴る迷路のように

均等じゃなくていい

順調(diào)じゃなくていい

曇ってしまわぬように

迷ってしまわぬように

ちゃんと抱きしめていよう

はじまりを彩った雪

天（そら）に伸ばした人差し指

月兔（うさぎ）なぞって一口

「この笑顔守れますように」

繰り返すは幾年月

続いていく二人の國

無邪気な夢をまえに

見えた僕の衝動が好き

魔法やおまじないをかけた

童話や昔話じゃ

代償はね。三回だけ。

０時まで。の偽（いつわ）りじゃなくて

困難や障害もあれば

存在や將來をかけた

相手はだれ？

咲いては枯れ

種も仕掛けもない物語を～始めよう

會いたいと願った夜に

流した幾千の星々

乗り越えた痛みと共に

「きっと笑い合えますように」

振り返れば幾年月

築いてきた二人の國

どうかこの誓いよ永遠(yuǎn)（とわ）に

解けないで、溶けないで

街並みを彩った雪

煌めきには目もくれずに

流れ星にそっと一口

「ずっと側(cè)にいられますように」

繰り返すは幾年月

続いていく二人の國

無邪気な表情の奧に

見えた君の夢が好き

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