【日本小4道德】7#鄰座
隣の席(鄰座)
今日は、四時間目に席替えがあるので、皆は朝から何となく落ち著きませんでした。
(今天第四節(jié)課要換座位,因此大家從早上起就總覺得靜不下心來。)
いよいよ四時間目です。先生は、落ち著いた聲で、「皆さん。これから席替えをします。」と言って、一番前の右端から順番に名前を呼んで行きました。私は、美智子さんの隣になりたいな、と思っていました。
(終于到了第四節(jié)課。老師用平靜的聲音說道:“各位?,F(xiàn)在開始換座位?!比缓髲淖钋懊娴挠疫呴_始按照順序喊名字。我想坐到美智子的旁邊。)
名前を呼ばれて、「はいっ?!工却螭凳陇颏筏奇窑筏饯Δ讼酥?、ぶつぶつ言いながら仕方なく席に著く人、皆の様子は様々です。先生は、何か言いたそうでしたが、そのまま名前を呼んで行きました。
(被喊到名字后,有人大聲回答“是。”然后高興地坐到了座位上,有人一邊嘟噥著一邊無可奈何地坐到座位上,大家的樣子各不一樣。老師似乎想說些什么,但還是繼續(xù)喊著名字。)
「桃さん。その隣に武さん?!工群簸螭罆rです。私は、(武さんが隣なんて!)と心の中で思い、「ええ、何で私が。」と言ってしまいました。
(老師叫道“桃。旁邊是武。”的時候。我在心中想道竟然是武在旁邊!并說出了:“誒?為什么是我?”)
一瞬にして、武さんの顔が赤く険しくなりました。
(武的臉一瞬變得又紅又可怕。)
「なんだ、桃さんか、ついてないな!」と言いながら、私の隣に來て、體を橫にして、背中を向けて座りました。
(他一邊說著:“什么啊,是桃啊,真不走運!”一邊來到了我的旁邊,然后橫著身體,背對著我坐下了。)
すると、教室のあちらこちらで何人かが話し出し、教室が、ざわざわとしてきました。
(于是,教室里到處有人開始說話,教室漸漸吵吵嚷嚷了起來。)
教室の様子をじっと見ていた先生は、「靜かにしなさい?!工?、厳しい聲で言いました。ふと隣を見ると、武さんは下を向いています。騒がしかった皆も、靜かになりました。
(一直注視著教室情況的老師用嚴厲的聲音說道:“請安靜?!蔽移沉艘谎叟赃?,只見武看向了下面。吵鬧的大家也安靜了下來。)
先生も皆も暫く黙ったままでした。やっと先生が口を開いて、「席替えをする時に、大切なことはなんですか。」と聞きました。
(老師和大家保持沉默了片刻。老師終于開口問道:“換座位的時候,重要的事是什么?”)
下校の時歩きながら、美智子さん達と今日の席替えのことを話しました。武さんは、クラスで一番元気がよくて、自分の考えをはっきり言います。少しおせっかいなところもあります。私は、そういうところに苦手な気持ちを持っていました。でも、その時、武さんについて知らなかったことを聞かされました。
(放學時,我邊走邊和美智子他們說了今天換座位的事。武是班級里最精神的,并且會明確地說出自己想法的人。他還有些多管閑事。我不擅長應對這方面。但是,這時,我得知了關于武的我所不知道的事。)
皆が嫌がる床拭きなど、最後まできちんとやっていて、家に帰ると、一生懸命妹の面倒を見ているのだそうです。
(他會將大家討厭的擦地板等好好地做到最后,回到家后,會專心地照顧妹妹。)
私は、これまで自分が思っていた武さんとは違うことに気づきました。そして、席替えでとった自分の態(tài)度が少し恥ずかしく思えてきました。
(我注意到了武和我一直以來所認為的不一樣。以及,我對換座位時自己的態(tài)度感到稍微有些羞恥。)
家に帰って、お母さんに今日の話をしました。すると、お母さんは、「武さんに、そんないいところがあると分かって良かったね?!工认菠螭扦欷酷帷ⅳ长螭胜长趣蜓预い蓼筏?。
(我回到家后,對母親說了今天的事。于是,母親高興道:“知道了武有那樣的優(yōu)點真好啊。”然后她說道。)
「でも、いい所を知らなかったり、自分が苦手だったりしたら、どんなことを言ってもいいの?もっと大事なことがあると思うよ?!?/p>
(“但是不知道優(yōu)點,或是自己不擅長的話,無論說什么都可以嗎?應該有更重要的事吧?!?/span>)
私は、お母さんの言葉を何度も考えてみました。
(我無數(shù)次地考慮了母親的話。)

