【訪談翻譯】【特別對談】《撒嬌身邊》川井Makoto×《Slow Start》篤見唯子 訪談!上

【特別対談】『甘えたい日はそばにいて?!淮ň蕙偿取痢亥攻恁Ε攻咯`ト』篤見唯子 インタビュー!
https://media.comicspace.jp/archives/11785
譯注:《想撒嬌的時候請陪在身邊。》又譯《我想待在你身邊撒嬌的日子》、《想撒嬌時陪在我身旁》
『幸腹グラフィテ?!护?strong>川井マコト先生が次に描いたのは、アンドロイドと人間が共に暮らす社會。
作有《幸腹涂鴉》的川井Makoto老師接著描繪的,是機器人和人類共同生活的社會。
譯注:此處“機器人”為“android”而非“robot”,偏向指代“人形機器人”、“仿人機器人”而非廣義泛指的機器人,也即字面意義的“機器的人”,全文均簡譯為“機器人”而不再加以修飾,且所有出現(xiàn)的“機器人”一詞若不加注釋均取此狹義。
人間とほぼ同じ感情を持つアンドロイドの少女を主人公に據(jù)えることで、大切な相手に対して本當(dāng)の意味でできる事や、逆説的に人間らしさとは何か?ということを読者に問いかけた意欲作『甘えたい日はそばにいて?!护?、このたび完結(jié)を迎えました。
將擁有與人類幾乎完全相同的感情的機器人的少女奉為主人公,向讀者詰問真正意義上能為重要的對方做的事、以及悖論性的“像人類究竟是怎么一回事?”這些問題的意欲之作《想要撒嬌的時候請陪在身邊?!?,此次迎來完結(jié)。

最終巻の単行本3巻発売を記念して、川井先生と、『スロウスタート』の作者?篤見唯子先生による対談をセッティング。
作為最終卷單行本第3卷的發(fā)售紀(jì)念,設(shè)置川井老師與、《Slow Start》的作者?篤見唯子老師的對話。

かわいい女の子たちの日常を描いた作品が多い「きらら」の中でも、きわどさやせつなさを含んだ作風(fēng)を得意とする両先生。お互いの作品への愛とリスペクトが詰まったトークをお楽しみください!
即使處于富有描繪可愛的女孩子們的日常的作品的“kiraraきらら”之中,也擅長囊括了危險及傷感的作品風(fēng)格的兩位老師。充滿了對對方作品的愛和尊敬的談話敬請期待!
(取材?文:ましろ/編集:八木光平)
注:ましろ→https://www.mashiro-writer.com/、八木光平→https://media.comicspace.jp/archives/author/kohei
(采訪?撰稿:Mashiro/編輯:八木光平)

かわい?まこと/漫畫家、イラストレーター。2011年3月発売の「まんがタイムきららミラク vol.1」掲載の『にじげんめのうた』で商業(yè)誌デビュー。代表作は『幸腹グラフィテ?!弧焊胜à郡と栅悉饯肖摔い?。』。
Kawai?Makoto/漫畫家、插畫家。以刊載于2011年3月發(fā)售的《Manga Time KiraraまんがタイムきららMiracle! vol.1》的《第二節(jié)課的歌》得以商業(yè)雜志出道。代表作有《幸腹涂鴉》、《想撒嬌的時候請陪在身邊。》。

とくみ?ゆいこ/漫畫家、イラストレーター。2013年7月號より「まんがタイムきらら」で『スロウスタート』連載開始。代表作は『瓶詰妖精』『本気求道』(マジキュー)など。
Tokumi?Yuiko/漫畫家、插畫家。于2013年7月號在《Manga Time Kiraraまんがタイムきらら》開始連載《Slow Start》。代表作有《瓶裝妖精》、《認(rèn)真求道》(均為《MAGI-CU》連載)等。
川井老師、以及篤見老師的“kiraraきらら”出道的契機/川井先生と、篤見先生の「きらら」デビューのきっかけ
川井マコト先生(以下、川井):対談のオファーをいただけたのはとても光栄なのですが、篤見先生とは実は今日が初対面なんですよ。ついさっきご挨拶したばかりで。
川井Makoto老師(以下稱川井):能夠得到對話的邀請非常榮幸,而和篤見老師其實今天還是第一次見面喲。就在剛才剛剛打過招呼。
篤見唯子先生(以下、篤見):twitterでは何度かリプライをさせて頂いたり、一方的に『甘そば』の感想をツイートしたりしてたんですが。特に最終回のときは、感情が昂ぶってとりとめのないことを書き散らしてしまってすみません……。
篤見唯子老師(以下稱篤見):在twitter上已經(jīng)很多次得到回復(fù),雖然都是我在單方面地在發(fā)《撒嬌身邊》的推。特別是最終回的時候,感情高漲散亂地寫了一通不見條理的感想真是非常抱歉……
譯注:此處的“甘そば”即作品標(biāo)題“甘えたい日はそばにいて?!钡暮喎Q,故譯為“撒嬌身邊”,但同時“撒嬌”與“甜”共字“甘”、“身邊”與“蕎麥面”同音“そば”,故此簡寫還有“甜味蕎麥面”這一層詼諧,對此翻譯實在力不能及
川井:とんでもないです、すごく嬉しかったです!
川井:沒有那回事,我非常高興!
──川井先生は『スロウスタート』のアニメ制作現(xiàn)場レポートマンガも描かれていましたが、篤見先生は一緒ではなかったんですね。
──川井老師曾畫過《Slow Start》的動畫制作現(xiàn)場的報道漫畫吧,看來當(dāng)時篤見老師沒有一起呢。
川井:はい。あの時は直接A-1 Pictures(現(xiàn):CloverWorks)さんのスタジオにお邪魔して取材をしてきたので、篤見先生にはお會いしませんでした。
川井:是的。那時是直接去A-1 Pictures(現(xiàn)獨立為CloverWorks)的工作室叨擾取材的,沒有見到篤見老師。
篤見:レポートマンガがきらら本誌に載ることは擔(dān)當(dāng)さんから聞いていたんですけど、まさか川井先生に描いていただけるとは思ってなくて。その節(jié)はありがとうございました。
篤見:通過擔(dān)當(dāng)編輯聽說了報道漫畫在kiraraきらら主雜志上刊載了這一事,沒想到能得到川井老師主筆。對于那件事真是十分感謝。
──篤見先生が川井先生の作品を初めて読んだのはいつですか?
──篤見老師第一次讀到川井老師的作品是什么時候?
篤見:『幸腹グラフィティ』の1巻が発売されたときに単行本を読ませていただきました。アニメ化される前からかなり話題になってましたよね。リョウちゃんたちの食べ方が色っぽい、みたいな。
篤見:《幸腹涂鴉》的第1卷發(fā)售時拜讀了單行本。動畫化之前就已經(jīng)引起相當(dāng)大的話題了呢。“小涼她們的吃飯方式很是色氣”,像這樣的。
川井:あのころは、きららとか萌え系のジャンルにグルメマンガがあまりなかったので、ビジュアル的に珍しかったかもしれないですね。
川井:當(dāng)時,kiraraきらら等萌系類別下還不太有美食漫畫,因此或許在視覺上很少見。
篤見:きららに限らず、グルメマンガでもあれだけ食事シーンを細(xì)かく描いた作品は少なかった気がします。『美味しんぼ』の富井副部長が「うまい!」って言うくらいで(笑)。
篤見:不限于kiraraきらら,感覺即使是美食漫畫也很少有那般細(xì)致地描繪進餐場景的。《美味大挑戰(zhàn)》的富井副部長都會說“好吃!”的程度(笑)。
──たしかに、『幸腹グラフィテ?!护掝}になったことで、「食べる」ことに焦點を當(dāng)てたマンガが増えた印象があります。
──確實,印象里通過《幸腹涂鴉》引起的話題,聚焦于“吃”這件事的漫畫開始增加了。
川井:どうなんでしょう……。『花のズボラ飯』など人気のあるグルメマンガもすでに連載されていましたし、グルメマンガブームが來る流れがもともとあって、『幸腹』はその波にタイミングよく乗れただけじゃないかと思っています。
川井:究竟是怎樣的呢……《花的隨便餐》等人氣美食漫畫也都已經(jīng)在連載了,可以說美食漫畫的熱潮的趨勢原本就存在了,感覺《幸腹》或許只是恰逢時機乘上了潮流。
篤見:謙遜されていますけど、私はやっぱり『幸腹』が食事女子の波を作ったと思いますよ。
篤見:您謙虛了,我果然還是認(rèn)為是《幸腹》創(chuàng)造了進餐的女孩子的潮流。
──おふたりとも「まんがタイムきらら」グループを代表される作家さんですが、マンガ家歴としては篤見先生が先輩で、きらら創(chuàng)刊號でも描かれていますよね。
──兩位都是代表“Manga Time Kiraraまんがタイムきらら”陣營的作家,但從漫畫家資歷來看篤見老師作為前輩,在kiraraきらら創(chuàng)刊號也畫過呢。
篤見:はい、別の雑誌で『瓶詰妖精』という作品を連載していたころにきららが創(chuàng)刊されて、うちでも描いてみませんかと芳文社さんに聲をかけていただいたんです。
篤見:是的,在別的雜志連載名為《瓶裝妖精》的作品的時候kiraraきらら準(zhǔn)備創(chuàng)刊,“不也來我們這里試著畫一畫嗎”這樣得到了芳文社的邀請。
川井:創(chuàng)刊號って、たしか「まんがタイムきらら展」にも展示されていましたよね。自分は當(dāng)時まだ小學(xué)生でしたし、そのころからずっとマンガ家を続けられていると考えるとすごい……。
川井:這個“創(chuàng)刊號”,好像在“Manga Time Kiraraまんがタイムきらら展”也展出了呢。個人當(dāng)時還是小學(xué)生,一想到能夠從那時開始一直持續(xù)漫畫家的生涯就覺得好厲害……
篤見:いやいや。私なんか、単にダラダラ生きてきただけですよ(笑)。
篤見:沒有沒有。我這樣的,只是一路懶懶散散地活過來了而已(笑)。
──創(chuàng)刊號を最後にきららのお仕事から一旦離れて、約10年後に『スロウスタート』で復(fù)帰されるわけですが、どのような経緯があったんでしょうか。
──以創(chuàng)刊號為終點暫時離開了在kiraraきらら的工作,又在大約10年后以《Slow Start》回歸,這其中有著怎樣的原委呢。
篤見:同人活動のほうに夢中になってしまって、しばらく商業(yè)から遠(yuǎn)ざかっていた時期がありました。そうこうしているうちにまた芳文社さんからご依頼をいただいたんですけど、私が創(chuàng)刊號でも描いていた話は全然されなくて。むしろ、だったらOKしようかなと。
篤見:有過開始沉浸于同人活動一邊、暫時遠(yuǎn)離了商業(yè)活動的時期。這樣做那樣做的時候又收到了芳文社的邀請,而完全沒有提到我在創(chuàng)刊號也畫過云云。不如說,正因為如此要不然就OK吧。
──創(chuàng)刊號の作品の話をされるのはあまりお好きではない、ということでしょうか?
──不太喜歡提及創(chuàng)刊號上的作品,這是怎樣一回事?
篤見:特にそういう訳ではなく、あくまで今の自分のマンガを見て評価してもらえたのがうれしかったんです。もし昔の経歴ありきのご依頼でしたら、お引き受けしていなかったと思います。
篤見:也沒到那種程度,最多只是對“能夠得以看著自己現(xiàn)在的漫畫作評價”這一點感到很高興。若是基于從前的履歷的邀請,想必就不會接受下來了。
──川井先生は、2011年の「まんがタイムきららミラク」創(chuàng)刊號に名を連ねています。時期こそ違いますが、きらら系列誌の創(chuàng)刊號に參加されたという點では篤見先生と同じですね。
──川井老師則是,名列于2011年的《Manga Time KiraraまんがタイムきららMiracle!》創(chuàng)刊號。雖說時期不同,但參與了kiraraきらら系列雜志的創(chuàng)刊號這一點與篤見老師相同呢。
川井:そのころは大學(xué)生で、趣味でpixivに投稿していたイラストが當(dāng)時の擔(dān)當(dāng)さんの目に留まってオファーをいただきました。私の場合、マンガ家としてデビューしたのがミラクになります。
川井:那時還是大學(xué)生,出于個人愛好在pixiv上投稿的插畫吸引了當(dāng)時的擔(dān)當(dāng)編輯的目光進而收到了邀請。對于我來說,作為漫畫家出道的地方是Miracle。
篤見:昔からマンガも描かれていたんですか?
篤見:從之前開始也會畫漫畫嗎?
川井:一応描いてましたけど、ほとんどはイラストでしたね。
川井:姑且也算是在畫,但基本上還是插畫呢。
──仮にミラクのオファーがなかったら、大學(xué)卒業(yè)後はどんな仕事をしていたと思いますか?
──假設(shè)沒有Miracle的邀請的話,感覺大學(xué)畢業(yè)后會從事什么工作呢?
川井:何かしら創(chuàng)作に関係する職業(yè)に就きたいとは思っていました。サークルの先輩に、大學(xué)に通いながらイラストレーターとして活動されていた方もいたので、作家業(yè)に憧れはありました。
川井:一直想著要從事一些與創(chuàng)作相關(guān)的職業(yè)。社團的前輩中,有一邊上著大學(xué)一邊作為插畫家活動的人在,因此憧憬著作家性的職業(yè)。
為了描繪由價值觀的差異而生的關(guān)聯(lián)性,讓機器人登場了/価値観の違いから生まれる関係性を描くため、アンドロイドを登場させた
──あらためて、『甘えたい日はそばにいて?!煌杲Y(jié)おめでとうございます?!盒腋攻哎楗榨%匹!护趣线`う作風(fēng)で、最初に読んだとき驚きました。
──再一次鄭重地,恭喜《想撒嬌的時候請陪在身邊。》的完結(jié)。和《幸腹涂鴉》有著不同的作品風(fēng)格,第一次讀的時候很驚訝。
川井:ありがとうございます(笑)。『幸腹』の後半あたりから次回作の構(gòu)想は練っていて、アンドロイドが登場する話を描きたいと思っていました。
川井:非常感謝(笑)。在《幸腹》的后半左右就開始提煉有關(guān)下一作的構(gòu)思,想著想要描繪有機器人登場的故事。
──「アンドロイド」という題材に思い入れがあったんでしょうか。SFものがお好きとか。
──是對“機器人”這一題材有著執(zhí)念嗎。比如喜歡SF之類的。
川井:恥ずかしながら、SFにはそこまで詳しくないんです。正確には、キャラクターたちの身分や価値観の違いから生まれる関係性を描きたくて、それなら人間じゃないキャラクターを出したほうがいいと思って「アンドロイド」という設(shè)定に行き著いた気がします。
川井:有些不好意思,對于SF并不是非常了解。準(zhǔn)確地說,似乎是‘想要描繪由角色們的身份和價值觀的差異而生的關(guān)聯(lián)性,這樣的話感覺有非人類的角色出場比較好進而抵達了“機器人”這一設(shè)定’這樣的感覺。
──アンドロイドが登場する物語を描くにあたって、參考にされた作品はありますか?
──面向描繪有機器人登場的故事,有什么作了參考的作品嗎?
川井:先入観を持たないようにするために、アンドロイドが登場する作品はあえてあまり読まないようにして、むしろ『戀は雨上がりのように』など、立場の違う2人がおりなす人間ドラマが描かれた作品をいくつか読ませていただきました。
川井:為了避免持有先入為主的觀念,有機器人登場的作品故意沒怎么去讀,反而像是《戀如雨止》等等,描繪了由立場不同的2人編織的人類劇的作品拜讀了若干。
──初期設(shè)定と、連載が決まったあとの設(shè)定で変わった部分はありますか?
──初期設(shè)定里,有和決定連載后的設(shè)定產(chǎn)生變化的部分嗎?
川井:見た目も結(jié)構(gòu)変わりましたが、一番変わったのは性格でしょうか。ひなげしと楓の性格、今と逆だったんですよ。
川井:外觀上也發(fā)生了相當(dāng)大的變化,但變化最大的大概還數(shù)性格吧。雛芥子和楓的性格,曾與現(xiàn)在相反喲。
──ひなげしのほうがアンドロイドっぽかったと。
──是指雛芥子這一邊曾更像是機器人嗎。
川井:それこそ、クールでロボットらしいキャラクターでしたね。その設(shè)定案やネームを擔(dān)當(dāng)さんに見せたら「川井先生のマンガはヒロインが表情豊かなほうがいい」とアドバイスをいただいて、表情がコロコロ変わる女の子になりました。
川井:那樣才是,冷靜而像機器的角色吧。把那個設(shè)定方案以及分鏡拿給擔(dān)當(dāng)編輯看了之后得到了“川井老師的漫畫還是要女主角表情豐富才好”這樣的建議,于是變成了表情瞬息萬變的女孩子。

その代わり、楓がアンドロイドっぽくなってしまいました(笑)。最初はもっと無邪気でわたわたする感じで、年ごろの男子高校生らしい子だったんですけど。
作為替代,楓變成像機器人一般了(笑)。雖然最初是有著更加天真更加手忙腳亂的感覺、符合正值年華的男高中生身份的孩子。

篤見:変わったといえば、『幸腹』のころと比べてもどんどんコマの密度が高くなっていって、描くの大変だろうなと思っていました。
篤見:說到改變,即使和《幸腹》那時相比格中的密度也有所上升,感覺大概畫起來非常辛苦吧。
川井:全體的にシリアスな作品なので、その展開とのバランスが取れる絵柄にしようと試行錯誤しているうちに線が増えていったんだと思います。本當(dāng)はもっとシンプルに見やすくしたいんですけど、私の場合、人様にお見せできるレベルにするためには描き込むしかなくて……。
川井:由于是整體上很嚴(yán)肅的作品,感覺是為了要有與該展開相平衡的畫風(fēng)而在不斷摸索的過程中線條增加了。其實是想更加簡潔更加便于閱讀的,但對我來說,想要達到能夠給他人看的級別的話就只有通過細(xì)致作畫了……
──たしかに、4コマでここまで緻密に描き込まれている作品は珍しいと思います。ストーリーマンガではなく、4コママンガを描く上で意識していることはあったりしますか?
──確實,作為4格能夠有如此致密的細(xì)致作畫的作品感覺很少見。有沒有不是出于敘事漫畫,而是出于繪制4格漫畫而意識著的要點?
川井:『幸腹』のときはなるべくギャグオチを入れてくださいと擔(dān)當(dāng)さんに言われていたので、できるだけ入れるようにしていました。一方、『甘そば』も基本的なスタンスは同じですが、擔(dān)當(dāng)さんも私も必ずしもギャグオチにはこだわらないようになりました。
川井:《幸腹》的時候擔(dān)當(dāng)編輯說希望盡量加入搞笑的合尾,于是就盡量加入了。另一邊,《撒嬌身邊》雖然也采取了相同的基本態(tài)度,但擔(dān)當(dāng)編輯和我都轉(zhuǎn)變成了“不固執(zhí)于必須加入搞笑合尾”。
譯注:“合”即“起承轉(zhuǎn)合”之“合”
篤見:『甘そば』で下手にオチをつけると雰囲気壊しますもんね。
篤見:畢竟《撒嬌身邊》隨意作合的話就會破壞氣氛呢。
川井:そうなんですよね?!焊胜饯小护悉猡趣猡去伐辚ⅴ工圣攻醛`リー4コマを描かないかとご提案頂いての連載なのですが、ストーリーとオチのバランスをどうするべきかは最後までずっと悩んでいて、今も答えは出ないままです。
川井:就是這樣呢?!度鰦缮磉叀吩揪褪鞘盏搅恕耙灰媷?yán)肅的敘事4格”這樣的提案而開始連載的,故事和合尾的平衡要怎樣把握直到最后都一直在煩惱,現(xiàn)在也依然是沒有得出答案的狀態(tài)。
篤見:『スロウスタート』もストーリー4コマなので、4コマ毎にオチってつけられるんだろうかと悩んでいました。そうしたら、初代の擔(dān)當(dāng)さんに「オチは“かわいい”でいいです」って言われて。それでだいぶ肩の荷が降りた気がします。
篤見:《Slow Start》也是敘事4格,因此“每4格就要作合這樣做得到嗎”這樣煩惱過。這種狀況下,初代的擔(dān)當(dāng)編輯說‘合很“可愛”就行了’。感覺那句話卸下了肩上的大部分重?fù)?dān)。

川井:オチは“かわいい”……なるほど。きららでお仕事をするようになってから色々な4コマを読んでオチのつけかたを勉強したのですが、中でも『スロウスタート』は獨特だなと感じてました。読んだあとに、たしかに「かわいいな」って印象が殘るんですよね。
川井:合很“可愛”……原來如此。開始在kiraraきらら工作后讀了各色的4格學(xué)習(xí)到了合的作法,而在這其中也感覺《Slow Start》尤為獨特呢。讀過之后,確實會有“好可愛啊”這樣的印象留下來呢。
如果有和人類別無二致的機器人的話,想讓其做什么?/人間そっくりなアンドロイドがいたら、何をしてほしい?
──『甘そば』という作品で、川井先生が描きたかったことはすべて描ききれましたか?
──在《撒嬌身邊》這部作品中,川井老師想要描繪的已經(jīng)悉數(shù)描繪了嗎?
川井:はい。もともと『甘そば』は途中で終わらなければ、2、3巻でまとまる構(gòu)想でした。だから、しっかり3巻分描かせてもらえて本當(dāng)にありがとうございますという気持ちです。
川井:是的。原本《撒嬌身邊》就是如果沒有在中途結(jié)束,就用2、3卷來完結(jié)這樣構(gòu)想的。所以,能得以滿滿畫足3卷的份真的是萬分感謝的心情。
──きらら本誌でも人気の作品でしたし、もっと続くのかなと思っていましたが、最初から短くまとめる予定だったんですね。
──在kiraraきらら主雜志上也是人氣作品,還想著會更多地繼續(xù)下去嗎,原來最開始就是預(yù)計要短篇完結(jié)的呢。
川井:重ための展開が多い作品ではあったので、分量的には長すぎない方が読みやすいかなというのもありました。
川井:因為是有許多沉重的展開的作品,也有“在分量方面不會太長的話讀起來會或許容易一些吧”這樣的考量。
あ、でも、最終回のあとの、各キャラクターの“その後”をもう少し描きたいという気持ちもあったのですが、話の本筋と少しずれてしまう部分なので入りきりませんでした。
啊,但是,也有著還想再多畫一些最終回之后的、各位角色的“在那之后”的心情,但由于有些偏離故事的主脈的部分因此沒有加入。
篤見:そういうエピソードも読んでみたかったです。個人的な要望をお伝えするなら、もう1巻くらい丸々使ってゆるさ全開のネタも描いてもらいたかったですね。どの子もみんなかわいいので、仲良くしているばかりなところが見たかったです。
篤見:那樣的章節(jié)也很想讀讀看,如果要傳達自己個人的愿望的話,希望可以再用1整卷的篇幅來描繪輕松度全開的故事呢。每個孩子大家都很可愛,因此想看看只是要好地在一起的場景。
川井:ひなげしたちには悩んだり泣いたりさせてしまうことが多かったので、もっと笑わせてあげたかったという思いはたしかにありました。そのぶん、単行本のカバー裏や特典イラストの描きおろしではだいぶふざけてます(笑)。
川井:由于讓雛芥子她們或是煩惱或是哭泣的場景很多,所以確實有著想要讓她們展現(xiàn)更多笑容。帶著這份心情,單行本的書封下面以及特典插畫的繪畫大多都很不嚴(yán)肅(笑)。

篤見:あとは、桂姉妹のやりとりももっと見たかったです。あのふたりの関係性も好きだったんですよ。姉のつくしさんのほうがしっかりしているように見えて、どちらも別方向のポンコツ感があるというか。
篤見:另外就是,桂姐妹的互動也想看更多。那兩個人的關(guān)系也很喜歡哦。作為姐姐的筑紫小姐看起來更加可靠,然而是說兩個人都有不同方向的廢柴感還是怎么說。
川井:ありがとうございます。あのふたりは、実は妹のらんが主導(dǎo)権を握っていて、つくしに甘えつつもいじるみたいな不思議な関係だったと思います。
川井:十分感謝。那兩個人,感覺是像“其實是作為妹妹的蘭把握著主動權(quán),向筑紫撒嬌的同時也會戲弄”這樣的不可思議的關(guān)系。
篤見:表面上はクールを裝っているけど、それを隠しきれていないところがかわいいですよね、つくしさん。
篤見:表面上裝出冷靜的樣子,但并沒能完全隱藏起那些本質(zhì)這一點很可愛呢,筑紫小姐的。
川井:つくしは噓をつくときに肩に手を當(dāng)てる癖があるというネタを2巻で描いたんですけど、そのあともことあるごとにやってたりします。よかったらぜひ探してみてください。
川井:筑紫有著說謊的時候會把手搭到肩上的習(xí)慣這一設(shè)定在第2卷畫出來了,在那之后也會時不時地展現(xiàn)這一習(xí)慣。如果可以的話務(wù)必試著找找看。

──篤見先生は、『甘そば』のキャラクターの中で誰が一番好きですか?
──篤見老師,在《撒嬌身邊》的角色中最喜歡哪一位?
篤見:私はあずきちゃんですね?!焊胜饯小护沃肖扦猡窑趣镌獨荬?、登場すると畫面がパーッと明るくなる子だったと思います。あと、もうちょっとがんばれば楓さんを落とせるのに!ってやきもきしたり(笑)。
篤見:我的話是小小豆呢。在《撒嬌身邊》中也是格外活潑的,感覺是一登場就會把畫面啪地一下點亮的孩子。另外,“明明再加把勁就可以攻陷楓同學(xué)了!”有時會這樣感到著急(笑)。
川井:この作品の人間関係全體を通してですけど、自分が「こうしたい」という気持ちと、相手の幸せを考えるなら「こうしなきゃいけない」という気持ちがせめぎあうシーンが本當(dāng)に多かったですね。あずきの楓に対する戀心なんかまさにそれで。
川井:從這部作品的人際關(guān)系的整體上來說,自己的“想這樣做”的心情、與考慮著對方的幸福的“不得不這樣做”的心情發(fā)生沖突對抗的場景很多呢。小豆對楓的戀情什么的正是其中一例。
篤見:楓さんのことが好きなのに、ひなげしさんが好きな彼の意思を尊重して潔く身を引くところがすごくいい子だなと。
篤見:明明喜歡楓,卻尊重他喜歡雛芥子小姐的意志不留痕跡地收身這一點感覺非常好孩子呢。
川井:作中で、結(jié)果一番つらい思いをさせてしまったのはあずきかなという気がしていて。アンドロイドみたいに記憶を消去することもできず、好きな人への気持ちを抱えたまま生き続けるって、リアルに考えるとかなりしんどいじゃないですか。元気な子が苦しんでいると私も苦しいので、あずきには幸せになってほしいなと思います。
川井:在作品中,感覺最終使其留下了最為痛苦的回憶的大概就是小豆了?!坝植荒芟駲C器人一樣消除記憶,就這樣懷抱著對于喜歡的人的心意繼續(xù)生活下去”這樣的,現(xiàn)實地考慮的話相當(dāng)?shù)爻林夭皇菃??;顫姷暮⒆釉谕纯嘀脑捨乙矔芡纯啵虼讼胫M《箍梢宰兊眯腋!?/p>
──『甘そば』の世界は、人間とアンドロイドが共存する世界である一方、戀をすることや小説を書くことは禁止されていたりと、アンドロイド側(cè)が明確に差別されている描寫もあります。戀はともかく、小説を書くことも禁止されているのはどうしてなんでしょう。
──《撒嬌身旁》的世界,作為人類和機器人共存的世界的同時,諸如禁止戀愛或是寫小說這樣,有著對機器人一方的明確的差別對待的描寫。暫且不論戀愛,寫小說也被禁止是為什么呢。
川井:作中の世界よりも前の時代では、アンドロイドたちを物扱いする風(fēng)潮がもっと強くて、それが今もまだ殘っているというイメージで描いていました。見た目は人間そっくりになっても、人間以外が作ったものを簡単には受け入れられないんだろうなと。
川井:是懷著“在作品中的世界之前的時代,將機器人們視作物品的風(fēng)潮更加強烈,那一點至今仍然殘存著”這樣的印象去描繪的。雖然外表與人類別無二致,但大概人類之外創(chuàng)作的東西無法簡單地被接受吧。

──現(xiàn)実の世界でも、AIが線畫を自動著色したり、音楽を作曲したりしていますよね。
──即使是現(xiàn)實世界中,AI也會對線稿自動著色、為音樂作曲了呢。
川井:現(xiàn)実もかなり近いところまできてますよね。將來、本當(dāng)に人間そっくりなアンドロイドができたとしても、彼らが作ったものを素直に認(rèn)めてあげられる世の中になっていてほしいなと思います。まだまだ未來の話で、完全に想像ですけど。
川井:現(xiàn)實也發(fā)展到了相當(dāng)近的地方了呢。在將來,如果真的制造出了和人類別無二致的機器人,個人還是希望有一個能夠坦率地承認(rèn)她們創(chuàng)作的東西的社會呢。雖說還依然依然是未來的話題,還完全只是想象。
──『甘そば』の設(shè)定に関連して、いくつか架空の質(zhì)問をさせていただきます。まず、もしマンガを描くことが法律で禁止されたらおふたりはどうしますか?
──與《撒嬌身邊》的設(shè)定相關(guān),想請教若干虛構(gòu)的問題。首先,如果畫漫畫被法律禁止了的話兩位會怎么做?
川井:近くに身內(nèi)がいるかどうかでも変わってくると思いますけど、誰にも迷惑がかからない狀況であれば、こっそり同士を探して何か行動を起こすかもしれないですね。自分が一番好きなことを認(rèn)めてもらえないのは、やっぱり苦しいですから。
川井:雖然感覺會根據(jù)身邊有沒有親近的人而改變,但如果是不會給任何人帶來麻煩的狀況的話,或許會偷偷地尋找同志做出一些什么行動呢。因為自己最喜歡的事情不被認(rèn)同這一點,果然還是很痛苦的。
篤見:描いている途中で禁止されるのか、もともとそういう世界だったのかでも違ってくるんじゃないでしょうか。今まではOKだったのにいきなりダメと言われたら、私は俄然描きたくなりますけど。
篤見:是畫著畫著中途被禁止的、還是原來就是這樣的世界會不一樣不是嗎。如果是明明至今都OK但突然被告知不行的話,我反而會突然很想畫。
川井:ふふっそれはたしかに(笑)。途中で取り上げられたら余計に創(chuàng)作意欲が湧きそうです。
川井:嘻嘻那確實是(笑)。中途被沒收了的話可能反而會創(chuàng)作欲噴涌而出。
篤見:試験前に急に部屋を掃除したくなったり、締め切りがやばくなるとなぜかスケジュールを整理しだしたりする、あの感覚(笑)。
篤見:考試前突然變得想要整理房間、截稿已經(jīng)不得了的時候不知為何開始整理日程表,那種感覺(笑)。
──続いて、もし人間そっくりなアンドロイドがいたら、どんなアンドロイドに何をしてほしいですか?
──接著,如果有和人類別無二致的機器人的話,想讓什么樣的機器人做什么事?
川井:やっぱり、ひなげしみたいなアンドロイドに身の回りのお世話をしてもらったり、修羅場のときに勵ましてもらいたいなと思います。博識なアンドロイドに色々な話を聞いてみるのも面白そう。
川井:果然還是,想讓像雛芥子一樣的機器人照顧照顧身邊的雜務(wù)、在地獄般的時期來鼓勵鼓勵呢。聽知識淵博的機器人講各種各樣的話題好像也挺有趣。
篤見:私は……、ものすごい煩悩にまみれたことを考えてしまいました……。
篤見:我的話……在想充斥著煩惱的事情……
譯注:日文中“煩惱”偏指佛教意義上的煩惱
川井:ぜひ言ってください、聞きたいです(笑)。
川井:請務(wù)必講一講,很想聽(笑)。
篤見:普通に部屋を掃除してほしいのと、あと、色々なポーズを取ってほしいです。うう……ダメですね、完全に道具扱いしてる。
篤見:普通地希望來打掃一下房間,還有,希望能來擺各種各樣的姿勢。嗚……不可以呢,完全就是當(dāng)成道具了。
川井:でも確かに等身大で表情もついているデッサン人形と考えると、マンガの資料としては最高ですよね……!それなら私も色んな性別と年齢のモデルがほしいかも。
川井:但是確實想象為真實比例附帶表情的素描人偶的話,作為漫畫的資料真是最棒了呢……!如果那樣的話我可能也想要各種性別和年齡的模特。
ただ、個人的な欲望を抜きにして言えば、人間の世話はしなくてもいいから自分の好きなことを見つけて自由に生きてほしいですね。『甘そば』を描き終えたあとだと、特にそう思います。
只是,排除個人的欲望來說的話,即使不去照顧人類也可以希望能夠找到自己喜歡的東西自由地生活下去呢。尤其是畫完了《撒嬌身邊》之后,特別地有這樣的想法。
