西遊記?沙悟浄の正體は?中國(guó)人には分からないのに日本では子どもも知っていた―中國(guó)
日本は古い時(shí)代から、中國(guó)から多くの文化を「輸入」してきた。近代以降には日本から中國(guó)に伝わった文化も多いが、長(zhǎng)い歴史を通じてみれば、日本の方が圧倒的に「輸入超過(guò)」も言っても、そうはおかしくないだろう。ただし、日本に伝わってから変容してしまった情報(bào)も多い。
そんな文化の一つが「西遊記」だ。明代に成立した小説で、唐代の僧侶、玄奘が経典を得るためにインドに旅した史実を下敷きに、供として加わった孫悟空、豬八戒、沙悟浄が妖怪相手に大活躍をするという物語(yǔ)が付け加えられた。
日本でも中國(guó)でも有名で人気がある物語(yǔ)だが、微妙に違う面がある。まず、登場(chǎng)人物の通稱だ。玄奘三蔵、孫悟空、豬八戒、沙悟浄の「本名」は中國(guó)も日本も変わりがないが、日本では「三蔵法師」とも呼ばれる玄奘は、中國(guó)では「唐僧(タン?セン)」と呼ばれることが多い。孫悟空については「孫行者(シンジャー)」と呼ばれることがある。豬八戒の呼び方は日中ともに同じだが、沙悟浄は中國(guó)では「沙和尚(シャー?ホーシャン)」や「沙僧(シャー?セン)」と呼ばれることが多い。
この中で、日中で「出身についての理解」が最も異なるのが沙悟浄だ。中國(guó)の有力ポータルサイト、捜狐は4日付で、「沙和尚はどんな動(dòng)物が変化したものか?日本人『私たちなら子どもだって知っている』」と題した記事を掲載した。
中國(guó)人にとってはまず、「沙悟浄の正體がよくわからない」との事情がある。孫悟空ならば、「石から生まれた石猿」ということになっているので「猿の精」、豬八戒は天界の水軍元帥だったが、女癖が悪くて人間界に追放されたが、間違えて豚の胎內(nèi)に入って生まれたため「豚の精」と考えられている。なお、日本では古い時(shí)代、豬八戒を「イノシシ」と誤解していた。中國(guó)語(yǔ)の「豬」が、家畜である豚を指すことに気づかなかったためだ。
西遊記の中で沙悟浄もやはり天界の出身で近衛(wèi)兵の大將だったが、罪を犯したので追放されたとされている。流砂の中に住んでいたので、中國(guó)では「流砂の精」と考えられている。問(wèn)題なのは「流砂の精」と言われても、要するによく分からないことだ。
捜狐が掲載した記事は「われわれの隣國(guó)の日本には、公認(rèn)の解答がある」「日本の子どもは皆、テレビアニメの西遊記で沙和尚が登場(chǎng)すれば、親しみを込めて『沙悟浄は河童だよ』と言う」と紹介した。
記事は続けて、日本の河童について「古くからの伝説によれば、河童は水陸両生で川の近くの洞窟などに住む。頭の中央部はへこんでいて、皿狀。くちばしがあって手足は変えるに似ているが、體全體は猿にも似ており、甲羅を背負(fù)っている。いたずら好きで、水中に家畜や人を引きずり込む」などと紹介した。
中國(guó)でも「西遊記」は何度かテレビドラマ化されているが、沙悟浄についてはひげを生やした僧侶姿であるのが一般的だ。記事は、日本のアニメに登場(chǎng)した「河童姿の沙悟浄」と両者を比較して紹介した。
なお、日本で「沙悟浄=河童説」が発生したのは、沙悟浄が「流沙河」に住んでいたとされることが原因とされる?!肝鬟[記」の中に出てくる「流沙河」は、現(xiàn)在の甘粛省から新疆ウイグル自治區(qū)にかけて広がる砂漠地帯を指すと考えられるが、中國(guó)でその後、「水が流れる川」と考えが広まった。
日本にも「沙悟浄は水が流れる川に住んでいた」とする考え方が伝わり、日本人は「川に住んでいる妖怪なら河童だ」と理解するようになったという。(翻訳?編集/如月隼人)