自然に學(xué)ぶ暮らし（學(xué)習(xí)自然生活）

作者：石田　秀輝（いしだ　ひでき）

皆さんは、學(xué)校や家庭で、リサイクルや省エネルギーに取り組んだことがあるでしょう。しかし、今、それだけでは追いつかない程、地球の資源は少なくなってきています。そこで、太陽(yáng)光などの自然を利用した新しいエネルギーが開発されたり、より一層資源を節(jié)約する方法が考えられたりしています。私達(dá)は、資源の利用の仕方を見直すと同時(shí)に、新しい暮らし方を一から考えていかなければなりません。（大家在學(xué)校和家庭有致力于過回收和節(jié)能吧？然而，現(xiàn)在僅僅是回收、節(jié)能跟不上地球的資源消耗。于是，開發(fā)了利用太陽(yáng)光等自然的新能源，以及考慮了更加節(jié)約資源的方法。我們重新考慮資源利用的方法的同時(shí)，不得不從頭開始考慮新的生活方式。）

そこで私が大事だと思うのは、自然そのものから學(xué)ぶと言うことです。地球に生命が誕生してから三十八億年もの間、生き物達(dá)は、様々な環(huán)境に適応しながら生きてきました。人間以外の生き物は、電気もガスも使っていません。自然の仕組みを上手く利用しながら生きています。これを、私達(dá)の生活にも応用出來るのではないかと思っているのです。（我認(rèn)為重要的是從自然中學(xué)習(xí)。地球上生命誕生以來的三十八億年間，生物們適應(yīng)著各種各樣的環(huán)境生存下來。人類以外的生物不使用煤電。善于利用自然構(gòu)造得以生存。這是否也能適用于我們的生活呢？）

自然の仕組みを上手く利用するとは、どのようなことでしょう。実例とともに見ていきましょう。（很好地利用自然構(gòu)造是怎樣的呢？來看看實(shí)例吧。）

まず、白蟻（しろあり）の巣に學(xué)んだ空気調(diào)節(jié)の仕組みを見てみましょう。多くの家庭で使われるエアコンは、電気を使って溫度や濕度を調(diào)節(jié)します。一方、アフリカやオーストラリアのサバンナ地帯にある白蟻の巣は、土を固めて作られていて、電気を使うことなく快適な溫度と濕度を保っています。ここから、二つの仕組みを?qū)Wぶことが出來ます。（首先，來看看模仿白蟻穴的空氣調(diào)節(jié)構(gòu)造。多數(shù)家庭使用的空調(diào)，用電來調(diào)節(jié)溫度和濕度。而在非洲和澳大利亞的熱帶稀樹草原地帶的白蟻穴，用結(jié)實(shí)的土做成，不使用電，保持著舒適的溫度和濕度。從中可以學(xué)到兩種構(gòu)造。）

一つ目は、トンネルによって溫度を調(diào)節(jié)する仕組みです。サバンナ地帯は気溫の差が激しく、晝間は五十度に達(dá)し、夜は零度を下回ることがあります。このような厳しい気候の中でも、巣の中の溫度は、ほぼ三十度に保たれています。その秘密は、白蟻の巣の中の、沢山のトンネルにあります。これらのトンネルの中を空気が巡り、巣の中の溫度を調(diào)節(jié)しているのです。ジンバブエの首都ハラレにあるショッピングセンターでは、この仕組みを?qū)毪?、煙突などによって空気を巡らせて、溫度の高い空気と低い空気が自然に入れ替わるようにしています。こうすることで、空気調(diào)節(jié)に必要な電気を九十パーセントも減らすことが出來ました。（第一個(gè)是根據(jù)隧道調(diào)節(jié)溫度的構(gòu)造。熱帶稀樹草原地帶的溫差劇烈，白天高達(dá)五十度，晚上低于零度。在這樣嚴(yán)酷的氣候中，蟻穴中的溫度也能保持在幾乎三十度。其秘密是白蟻穴中有很多隧道。空氣在這些隧道中循環(huán)，調(diào)節(jié)穴中的溫度。在津巴布韋的首都哈拉雷的購(gòu)物中心，導(dǎo)入了這個(gè)構(gòu)造，在煙囪等地方使空氣循環(huán)，然后自然地調(diào)換溫度高的空氣和溫度低的空氣。通過這樣調(diào)節(jié)空氣，能夠減少90%空氣調(diào)節(jié)所需要的電。）

二つ目は、小さな穴によって濕度を調(diào)節(jié)する仕組みです。白蟻の巣を作っている土には、目に見えない程の小さな穴が無數(shù)に空いていて、この穴が呼吸するように濕度を調(diào)節(jié)していることが分かっています。この白蟻の巣のように、小さな穴を壊さないようにしながら土を固め、壁や床を作る技術(shù)が開発されています。このような素材を使って家を造ると、濕度の多い日本でも、エアコンを使わずに濕度を調(diào)節(jié)することが可能なのです。エアコンに比べると、少し性能は落ちますが、そんな時(shí)は窓を開けて、通り抜けていく風(fēng)や蟲の音（ね）を楽しむのも素?cái)长扦埂＃ǖ诙€(gè)是用小洞來調(diào)節(jié)濕度的構(gòu)造。白蟻穴所用到的土有著肉眼看不到的無數(shù)的小洞，這些洞像呼吸一樣調(diào)節(jié)濕度。開發(fā)了像這個(gè)白蟻穴一樣，不破壞小洞而使土堅(jiān)固，來制造墻壁和地板的技術(shù)。使用這樣的材料來造房子的話，就算是濕度很高的日本，也能不使用空調(diào)，來調(diào)節(jié)濕度。雖然比起空調(diào)，性能稍微差了一點(diǎn)，不過這時(shí)可以打開窗，享受刮過的風(fēng)和蟲鳴聲也很不錯(cuò)。）

次に、生き物の泡の使い方に學(xué)んだお風(fēng)呂の開発について見てみましょう。自然の中で、泡は素晴らしい働きをします。アワフキムシの幼蟲は、自分を泡で包みます。これは、外敵から身を守るだけでなく、空気の層によって熱を逃がさないという泡の性質(zhì)を利用して、気溫の変化から身を守っているのです。また、ベタと言う魚は、自分で作った泡に、表面が縮もうとする泡の性質(zhì)を利用して、卵（たまご）をくっつけます。泡は水面に浮くので、太陽(yáng)の光をいっぱい浴びることが出來、早く卵から孵る（かえる）ことが出來るからです。これらの働きを、お風(fēng)呂に応用するのです。暖かい空気の入った泡を作れば、泡が體を溫めてくれます。更に、泡は、弾ける時(shí)の力で身體の汚れを取ってくれます。取れた汚れは、泡の表面にくっつきます。泡を使い捨てせずに使うことが出來るようになれば、このようなお風(fēng)呂が使う水の量はおよそ三リットル程度で十分だと考えられています。洗い流さずに済む泡の研究とともに、現(xiàn)在、開発が進(jìn)められています。少ない水量で済むお風(fēng)呂が実用化されれば、限りある水を大切に使うことになるでしょう。（接著，來看看模仿生物泡沫的使用方式而開發(fā)的浴室吧。自然當(dāng)中，泡沫有著驚人的作用。吹沫蟲的幼蟲把自己用泡沫包起來。這不只是為了保護(hù)自己免受外敵的侵害，還利用了泡沫空氣層不讓熱走掉的性質(zhì)，從氣溫的變化中保護(hù)自己。此外，有一種叫作斗魚的魚利用自己的泡沫表面會(huì)縮小的性質(zhì)，將泡沫附在卵上。泡沫會(huì)浮到水面，因此能夠充分沐浴陽(yáng)光，讓卵更快孵化。這些作用，被應(yīng)用進(jìn)浴室。做出包含溫暖空氣的泡沫的話，泡沫會(huì)暖和身體。并且，泡沫破裂的時(shí)候，會(huì)去除掉身體的污垢。去除掉的污垢會(huì)附在泡沫的表面。能夠不舍棄泡沫使用的話，像這樣的浴室用水量只要約三升就足夠了?，F(xiàn)在正繼續(xù)開發(fā)研究著能夠不沖走的泡沫。用少量的水就足夠的浴室實(shí)用化的話，會(huì)珍惜地使用有限的水吧？）

これらとは別に、自然の仕組みに學(xué)んで、エネルギーそのものを作り出す試みもなされています。これは、暮らしの中で使うちょっとした電気を自分で作る方法です。トンボの羽の表面に凹凸（おうとつ）があり、この間に空気の渦が出來ます。この渦が外側(cè)の空気を運(yùn)ぶので、トンボは少しの風(fēng)でも飛ぶことが出來ます。この仕組みを使って、小さな風(fēng)力発電機(jī)が生まれました。この風(fēng)力発電機(jī)は、団扇で扇いだ程の風(fēng)でも発電出來ます。作り出される電気の量は少しですが、その電気でラジオを聞いたり、おじいちゃんに補(bǔ)聴器（ほちょうき）の電気をプレゼントしたりすることが出來ます。また、今日はあまり電気を使う予定がないから、電池に貯めたエネルギーを誰かに貸してあげる、明日は沢山使いたいから借りるなどのやり取りも出來ます。（除這些之外，還有學(xué)習(xí)自然的構(gòu)造，嘗試制作出能源。這是自己造出在生活中所使用的一點(diǎn)電的方法。蜻蜓翅膀的表面有凹凸，其間會(huì)產(chǎn)生空氣渦流。這個(gè)旋渦會(huì)搬送外側(cè)的空氣，因此蜻蜓只有一點(diǎn)風(fēng)也能飛。使用這種構(gòu)造，創(chuàng)造出了小的風(fēng)力發(fā)電機(jī)。這個(gè)風(fēng)力發(fā)電機(jī)用團(tuán)扇扇出的風(fēng)也能發(fā)電。雖然發(fā)的電量少，不過這電量能用來聽廣播，能送給爺爺助聽器的電量。此外，今天計(jì)劃不怎么使用電，可以將儲(chǔ)存在電池里的能源借給誰，明天想要用很多電，還可以向其他人借。）

このように、今の生活の在り方を問い直し、自然から學(xué)ぶことで、新しい暮らし方が見えてきています。私達(dá)の未來の生活には、資源を使うことに関して様々な制約があります。しかし、その制約の中で、どのような暮らし方が出來るかを一から考えることで、資源を守り、私達(dá)がいつまでも暮らしていける社會(huì)が出來るのです。多くの自然に囲まれた日本では、昔から、自然と上手く付き合いながら暮らしてきました。そんな日本に生きる私達(dá)だからこそ、自然の仕組みを生かした新しい暮らし方を、一から作っていくことが出來るのではないでしょうか。自然に學(xué)び、新しい暮らしの在り方を考えていくこと。それこそが、これからの私達(dá)に求められる社會(huì)の描き方なのです。（像這樣，重新提問現(xiàn)今生活的理想狀態(tài)，然后從自然中學(xué)習(xí)，能看到新的生活方式。我們未來的生活，關(guān)于使用資源有各種各樣的制約。然而，在這些制約中，通過從頭開始考慮能夠怎樣生活，來保護(hù)資源，創(chuàng)造出能讓我們一直得以生活下去的社會(huì)。被眾多的自然環(huán)繞的日本，從很久以前開始，很好地與自然和諧共處并生活至今。正因?yàn)槭巧钤谶@樣的日本的我們，能重新創(chuàng)造出活用自然構(gòu)造的新的生活方式吧？學(xué)習(xí)自然，考慮新的理想生活。這才是今后的我們所追求的社會(huì)藍(lán)圖。）

詞匯

在り方（ありかた）：應(yīng)有的樣子（狀態(tài)）

作業(yè)

1.讀課文

2.思考課文相關(guān)問題：