白檀塗鞘打刀拵


極めて珍しい白檀塗の施された打刀拵です。
鮮やかな赤に金漆が覗き、透明感のある飴色に包まれていて非常に高貴な印象を受けます。
白檀塗とは
金銀箔や粉、あるいは金銀の塗料の上から塗り重ねることにより獨(dú)特の飴色が表現(xiàn)されます。
塗下地を施した上に、中塗りという上塗り前の塗りをし、平滑に研ぎ上げてから金箔や銀箔などを漆で張り込むか、または文様を絵漆で描いて金?銀消し粉などを蒔いて乾かしてから、透漆を上塗りし、仕上げる技法でございます。
そうすることで、控えめながら美しい獨(dú)特の飴色が表現(xiàn)されます。通常、中塗りの後には上塗りをしますが、その前に一工夫加わるという職人にとっては手間のかかる技術(shù)。(宮內(nèi)庁御用達(dá) 漆器 山田平安堂様HPより引用)
掛けられた金具は何れも作位高く、名刀が収まるに相応しい出來栄えで、ツナギ莖には特別貴重刀剣/越中守正俊とあります。
常の通り鑑定書では目貫の材質(zhì)について記載はありませんが金無垢で間違いないように見えます。成分調(diào)査等していませんが上下左右から接寫していますので入念にご確認(rèn)頂き、納得の上ご入札願います。
総體良好、柄巻きもしっかりしていて好ましい逸品です。
全長 98.5cm/鞘長 74.7cm/ツナギ刃長 67cm/ツナギ反り 14.6mm/元幅 32.0mm/元重 6.4mm/先幅 21.2mm/先重 5.3mm
鯉口 33.2 x 13.0mm 時代袋あり
標(biāo)簽: