ニットボレロ￥90,200、中に著たニット￥46,200／ともにモトヒロ タンジ（エスティームプレス）　左右上ヘアピン￥18,700※3個セット／レレットニューヨーク、左右下ヘアピン￥25,300※セット／ジェニファーベア（ともにザ ヘア バー トウキョウ）

――今號でbisは、創(chuàng)刊5周年を迎えます。実は飛鳥さんはbisのカバーに最多で出演しています。6回のカバーを飾っていただいていますが、撮影の思い出や好きな寫真はありますか？

bisの表紙はいつも何かしら頭につけている気がする……（笑）。特に好きなのは2019年のbis5月號の表紙の寫真です。このときも大きなハットをかぶっていますね?。ㄐΓ?。撮影のオフショットを高山（一実）に送ったら「可愛い！」と絶賛してくれた思い出があります。このときの寫真を「この髪型でお願いします」「こんな感じのメイクでお願いします」とか、お仕事の參考資料として使用してくださることも多くて。とっても気に入っています！
著る洋服は可愛らしいものが多いですが、撮り方やシチュエーション全部が甘くて可愛いって感じではないですよね。それこそ今回の撮影のように、どこかしらにエッジが効いているイメージで、可愛い以外のテーマが必ずプラスされている気がします。私は可愛い世界観に染まりきれるタイプではないのでやりやすいし、ありがたいです。

――今號のテーマは「Feminine」ですが、カバーストーリーはいわゆる従來のフェミニンという概念に強さをプラスしてエッジを効かせた撮影コンセプトにしました。“フェミニン”と聞いて、飛鳥さんのイメージすることはありますか？

可愛らしさや女の子らしさというよりは、私のなかでのフェミニンという概念はちょっと色っぽかったり大人っぽかったりする。そのなかに可愛らしさがプラスされているイメージを抱いています。

――好きなコーディネイトはありましたか？

キルトの小花柄の薄手のアウターに、シルバーのシャラシャラしたスカートのコーディネイトは斬新でした。座ったらすごく冷たくて（笑）。歩くたびにシャラシャラという音がして可愛かったですね。

――取り入れられそうなファッションはありましたか？

フリルがゴージャスなパープルのブラウスの上に『ベルサイユのばら』のTシャツを重ねた組み合わせは、プライベートのファッションにも取り入れられそうです。甘すぎないフリフリを仕込みたいですね。色の合わせ方も好きです。

――シンプルモードな私服のイメージが強い飛鳥さんですが、プライベートでフェミニンなアイテムを取り入れることはありますか？

メンズっぽい格好が好きなので、しばらくしていなかったのですが、だんだん自分も年を重ねて、ここ最近では少し女性らしさがある格好もするようになりました。どこか肌を少し見せたり、逆に肌を隠すタートルネックに女性らしいアクセサリーを重ねたりしています。

この秋、やりたいことは？

Tシャツ￥22,000／MAX&Co. （マックスマーラ ジャパン） ブラウス￥89,100／プルーン?ゴールドシュミット（メゾン?ディセット）　　カチューシャ￥8,800／ミクシマイ（ショールーム シャルメール）　ゴールドネックレス￥30,800／ジュスティーヌ クランケ（ザ?ウォール ショールーム）　ビーズネックレス￥4,900、パール2連ネックレス￥3,900／ともにリトルトリップトゥヘブン 高円寺　右リング￥2,750／リキュエム　左リング￥74,800／e.m. （e.m.青山店）

――これから秋にやりたいことはありますか？

私は昔からずっと、とにかくお散歩が大好き。今年の夏は猛暑日が多くて、本當にしんどかったです。気軽にお散歩ができないのが殘念でした。実は気配を消すのが上手みたいで、ひとりでぶらぶら歩いていても、誰かに見つかることはないんですよ。涼しくなってきた秋こそ、散歩をたくさんしようと思っています。

――お散歩をするときのこだわりなどは？

あんまり歩く距離や時間にこだわることはせず、本當に気ままに歩くことにしています。音楽を聴くときもあれば、街の雑踏を聞きながらぼんやり歩くこともある。いろいろなお店があるエリアを通って「今日のお晝は何を食べようかな」と考えたりも。ふらっとお店に入ることもあります。私のお散歩は、かなり気ままな感じですね。

――秋といえば、食欲の秋でもありますよね。

私は季節(jié)の旬の食材を使った炊き込みご飯が大好きで、よく自分でも作ります。混ぜて炊くだけのシンプルな炊き込みご飯ですが、簡単でおいしいですよ。夏はとうもろこしご飯を作りましたが、秋には栗ご飯を作りたいですね。

――最近ハマっている食べ物はありますか？

梅干しや干し芋はずっと好きなのですが、今年の夏に乃木坂46の全國ツアーで福岡に行ったときに明太フランスを食べて、感動しました。私、実は明太子ってあまり好きではなかったのですが、福岡で食べた明太フランスが忘れられなくて。東京に帰ってきてからもパン屋さんに行って、明太フランスを探して買って、何回か食べています。