おととい夜、北海道?釧路沖を震源とする地震が発生し、根室市などで震度５弱を観測(cè)しました。

専門(mén)家は「千島海溝で想定されている地震とはメカニズムが異なる」としつつも、

より大きな地震への備えが大切だと呼びかけています。

地震発生時(shí)のＳＴＶ釧路放送局。

建物全體が大きな音をたて揺れています。

おととい午後１０時(shí)２７分ごろ、釧路沖を震源とする地震があり、根室市などで震度５弱を観測(cè)しました。

（武田記者）「釧路市內(nèi)のホテルでは、地震の瞬間エレベーターが緊急停止しました。２時(shí)間たった今も止まったままです」

道によりますと、地震によるけが人はいなかったということですが、釧路市內(nèi)ではホテルのエレベーターが緊急停止。

飲食店ではワイングラスや皿が壊れるなどの被害が出ました。

（創(chuàng)作わしょく?わいんモザイク　佐藤祐亮さん）「海が近いので津波が心配でしたね。冬ですし、ちょっと怖いと思いましたね」

専門(mén)家は今回の地震のメカニズムについて—

（北海道大學(xué)大學(xué)院　高橋浩晃教授）「沈み込んだプレートの中で起こった地震になります。千島海溝で今心配されている地震とメカニズムは少し異なる」

今回の地震は、陸に向かって沈み込む「太平洋プレート」の內(nèi)部で発生したとみられます。

一方で、千島海溝沿いなどで以前から発生が予想されている巨大地震。

この地震は、プレート境界周辺にたまったひずみが限界に達(dá)し、プレートが跳ね上がって発生すると想定されています。

これは道や地元の自治體が作成したシミュレーション映像です。

日本海溝と千島海溝の付近でマグニチュード９クラスの超巨大地震がおきた場(chǎng)合、

國(guó)は津波などで最大２０萬(wàn)人近くが死亡すると想定しています。

（北海道大學(xué)大學(xué)院　高橋浩晃教授）「道東ではより大きな地震の発生が切迫していると考えられているので、普段から地震と津波の対策を再度確認(rèn)してほしい」

地震の恐ろしさを改めて思い出させられた週末。

気象庁は、地震発生から１週間ほど最大震度５弱程度の地震に注意を呼びかけています。