星の王子さま-花-24

王子さまは星から出て行くために，渡り鳥の移動(dòng)を利用したようだ。/我想小王子大概是，利用侯鳥的遷移的機(jī)會(huì)離開星球的，

旅立ちの朝，王子さまは星をきちんと片付けた。/起程那天的早上，小王子把星球打掃得干干凈凈，

活火山を掃除して，煤（すす）を丁寧に取り払った。/清掃了活火山，認(rèn)真地去除了灰塵，

二つの活火山は，朝食を溫めるのになかなか便利だった。/兩座活火山，熱早點(diǎn)時(shí)非常地方便。

用心に越したことはないので，一つある死火山の煤も払っておいた。/因?yàn)闆]有需要更注意的事情了，就把另一坐死火山的灰塵也掃干凈了，

綺麗に掃除しておけば，火山は靜かに安定して燃えて，噴火はしない。/只要清掃得干凈的話，火山就會(huì)平靜、安定地燃燒，不會(huì)噴火。

それから王子さまはちょっぴり寂しそうに，入ってきたばかりのバオバブの芽を抜いた。/然后小王子看起來有些寂寞地，拔掉了剛生長(zhǎng)出來的猴面包樹，

二度と帰ってくるつもりはなかった。/他沒打算再回來。

その朝は，やり慣れた作業(yè)が何もかも，とても愛おしく感じられた。/那個(gè)早上，他感覺做慣了的工作，全都非?？蓯?/p>

花に最後の水をやり，ガラスの覆いを被せてあげようとした時(shí)，/在給花澆最后的水，為它罩上玻璃罩時(shí)，

王子さまは，自分が泣き出しそうになっていることに気づいた。/小王子意識(shí)到，自己好像要哭了

「さようなら?！?，王子さまは花に言った。/「再見?！?，小王子對(duì)花說道。

しかし、花は答えなかった。/可是，花兒沒有回答。

「さようなら。」，王子さまは繰り返した。/「再見?！?，小王子重復(fù)著，

花は咳をした。でも、風(fēng)のせいではなかった。/花咳嗽了，可是，不是風(fēng)的緣故。

「私が馬鹿でした。許してください。幸せになってね。」/「我是個(gè)傻瓜，請(qǐng)?jiān)徫?。要幸福啊。」?/p>

非難の言葉がなかったので，王子さまはビックリした。/因?yàn)樗鼪]有說指責(zé)的話，小王子很吃驚。

すっかり戸惑って，ガラスの覆いを持ったまま立ち盡くした。/完全地不知所措，就這樣拿著玻璃罩佇立著。

この穏やかな優(yōu)しさの意味が，分からなかった。/他不明白，她為什么這樣平和溫柔。

「そうよ。私、貴方を愛している。貴方が気づかなかったのは私のせいね。/「是啊。我、愛著你，你沒有發(fā)現(xiàn)是我的錯(cuò)呢

もうどうでもいいけど。でも貴方も、私と同じくらい馬鹿だったのよ。幸せになってね。/不過已經(jīng)無所謂了，可是你也是和我一樣的傻瓜啊，要幸福哦　

ガラスの覆いは捨てて。もう要らないから?！?把玻璃罩丟掉吧，因?yàn)橐呀?jīng)不需要了」

「でも、風(fēng)が…」，/「可是，風(fēng)…」

「風(fēng)ならそんなに酷くないわ。夜の涼しい空気は體にいいし，私は花ですもの?！?「風(fēng)的話，并沒有那么厲害啊。夜里涼爽的風(fēng)對(duì)身體也好，因?yàn)槲沂腔?。?/p>

「でも、動(dòng)物が來たら…」，/「可是，假如動(dòng)物來了……，」

「蝶々と知り合いになりたかったら，毛蟲（けむし）の二匹や三匹，我慢しなきゃね。/「如果想要和蝴蝶相識(shí)的話，兩三條毛蟲，是要忍受的呢。

蝶々って、とても綺麗だって聞いたわ。だって、他に誰(shuí)が私を訪ねてくれるって言うの？/聽說蝴蝶是非常美麗的，因?yàn)?，除它以外還有誰(shuí)還會(huì)來看望我呢？

貴方は遠(yuǎn)くへ行ってしまうし。大きな動(dòng)物も全然怖くないわ。私にだって、爪があるもの?！?因?yàn)槟阋惨胶苓h(yuǎn)的地方去了，我一點(diǎn)也不害怕大型動(dòng)物哦?因?yàn)槲乙彩怯凶ψ拥?。?」

そう言って花は，無邪気に四本の刺を見せ、こう言った。/那樣說著的花，天真地展示了四根刺?這樣說道，

そうやっていつまでもグズグズしないで，いらいらするから。行くって決めたのなら、すぐに行って?！?「不要一直這樣慢吞吞地，讓我心煩意亂。如果決定了要去?,就馬上走吧」

花は泣いているところを，王子さまに見られたくなかったのだ。/花兒是不愿意，讓小王子看見它哭的樣子啊。

それほど自尊心の高い花だった。/它是自尊心那么高的花啊。