* がらんどうな渾天に * 生まれ落ちていました * あからさまな青空が * エラに詰まりました * 翼があるならば飛べるさと * 期待した瞳（hitomi）が笑う * ガラクタの羽（hane）は羽（ha）ばたけずに * にじむ海原（unabara）へと溶けてゆく * ほら 冷（tsume）たい青空が すさんだ * 視線にからまり おぼれてく * また だれにも 見(jiàn)つからぬ * あたたかい 海（umi）の底（soko） * また 息苦（ikiguru）しい あの正（tada）しい * 部屋（heya）の 夢(mèng)を みて 目か回る * いま暗（kura）く優(yōu)しい海の底へ * 沈（shizu）んだまま * ひどく悲しい 晴天（seiten）に * 連（tsu）れ去（sa）られていました * 寒い空気（kuuki）が內(nèi)臓（naizou）を * 引（hi）き抜（nu）いてきました * 翼があるけれど 飛べないと * 叫ぶ口（kuchi）を青（ao）がふさぐ * 聞（ki）こえない聲（koe）と見(jiàn)えぬ視線 * 怒鳴（dona）らないで 嘲笑（azawara）わないで * ほら 冷（tsume）たい青空が すさんだ * 視線にからまり おぼれてく * また だれにも 見(jiàn)つからぬ * あたたかい 海（umi）の底（soko） * また 息苦（ikiguru）しい あの正（tada）しい * 部屋（heya）の 夢(mèng)を みて 目か回る * いま暗（kura）く優(yōu)しい海の底へ * 沈（shizu）んだまま * ほら 冷（tsume）たい青空が すさんだ * 視線にからまり おぼれてく * また だれにも 見(jiàn)つからぬ * あたたかい 海（umi）の底（soko） * また 息苦（ikiguru）しい あの正（tada）しい * 部屋（heya）の 夢(mèng)を みて 目か回る * いま暗（kura）く優(yōu)しい海の底へ * 沈（shizu）んだまま