第27話 帥哥能不能死絕啊
第27話 イケメンは絶滅しないかな
第27話 帥哥能不能死絕啊
「……為什么會(huì)變成這樣像漫畫一樣的展開啊」
「我才想問呢」
在午休的教室里、我和銀次把便當(dāng)解開了起來。
于是在那個(gè)對(duì)話途中、在我述說了受到名為御劍的男生『給我在期末考試?yán)镆粵Q勝負(fù)! 這已經(jīng)是既定事實(shí)了!』這樣單方面的告知的事情后、銀次就一副呆若木雞的樣子。
「而且你怎么又被不得了的家伙盯上了吶……偏偏還是『王子大人』的御剣隼人嗎」
「欸? 那家伙真的那么有名嗎?」
「啊、家里是經(jīng)營(yíng)著御劍集團(tuán)的一族、本人也是個(gè)帥哥并且運(yùn)動(dòng)萬能成績(jī)優(yōu)秀、仿佛就像是少女漫畫里走出來的本大爺系的人一樣所以好像女生們都這樣稱呼他」
原來如此……正是因?yàn)槭沁@樣的完美超人般的人所以才會(huì)想讓紫條院同學(xué)當(dāng)戀人嗎。想要尋求與自己身份相符的『上』的女生。
「但是為什么那樣的家伙會(huì)呆在普通的高校里呢……去私立的貴族學(xué)校不就好了嗎」
「不過初中好像是私立的名門學(xué)?!餮哉f是太過自我中心而一個(gè)勁地和其他有錢人的孩子們引起糾紛、所以高中就被父母強(qiáng)制送來普通的高校了、大概是這樣的吧」
「居然是把他扔到引發(fā)糾紛也不會(huì)構(gòu)成什么問題的只有庶民的高中嗎? 如果真的是這樣的話也太給人添麻煩了吧……」
但是嘛、因?yàn)槭悄菢拥男愿袼杂嘘P(guān)一個(gè)勁地引起糾紛的那個(gè)部分的可信性還是很高吶。
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「話雖如此『一決勝負(fù)??! 你小子如果輸了的話今后就不許給我靠近我喜歡的人! 好~就這樣決定了~! 我這樣決定了就是決定了~!』っ這樣的是小學(xué)生嗎。比傳聞中的還要本大爺系啊……」
「嘛、是稍微有點(diǎn)難以溝通吶」
??那個(gè)王子大人的溝通交流能力和前世高中時(shí)代的我是在完全相反意義上糟糕的要死。
「但是嘛……因?yàn)槟阒钡阶詈蠖紱]有和那家伙定下什么約定、所以也沒必要去做什么的必要吧? 雖然御劍叫囂著一決勝負(fù)啊懲罰啊之類的、但是沒有奉陪他的必要吧」
「啊、是的。雖然是這樣……但是我想試著去贏下他」
在我這樣告知后、銀次驚訝地直眨眼。
「當(dāng)然即使是我在期末考試的分?jǐn)?shù)上輸給了那家伙、我也沒有打算遵守那個(gè)根本就沒有約定過的懲罰的意思。但是御劍那家伙要是贏了的話絕對(duì)會(huì)騷動(dòng)起來的」
「從聽到的對(duì)話中來看100%會(huì)是這樣的……真是會(huì)吵死人的程度」
「對(duì)吧? 然后在那之后他就得意忘形了、對(duì)我的敵對(duì)行為也會(huì)肉眼可見地逐步升級(jí)了起來。所以非要選的話、比起被那家伙過來嘲諷著「好了、那么你小子是多少分呢!」過來比拼成績(jī)、我想贏下他、然后挫挫他的銳氣吶」
在和御劍那家伙的對(duì)話中我明白了、那家伙就是自信的集結(jié)體。
對(duì)自己的優(yōu)越性深信不疑、把我當(dāng)做路邊的石頭這樣的東西。
正因如此、我能夠做到通過戰(zhàn)勝那家伙來給與他無與倫比的挫敗感。
「……做得到嗎? 對(duì)手可是之前期中考試?yán)锏牡谝幻?? 雖然你這個(gè)第十名的家伙也不是沒有勝算就是了」
「啊、真是個(gè)讓人頭疼的家伙啊。但是嘛……我沒感覺會(huì)輸」
雖然那家伙說不定可能是什么完美超人的存在、但并不是無敵的。
只要是在高中生的考試斗爭(zhēng)的前提下、就沒有贏不了的道理。
「老實(shí)說、我是想給那個(gè)傲慢混蛋開開眼界吶」
一回想起那個(gè)爛透了的王子仿佛理所當(dāng)然般對(duì)紫條院同學(xué)直呼其名稱之為『春華』的事情、我就會(huì)流露出一副憎恨的樣子發(fā)著牢騷。
在自家的起居室里我孜孜不倦地?fù)]動(dòng)著自動(dòng)鉛筆。
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期末考試的科目有10科、范圍比起期中考試來說還要廣所以有必要做到不留遺漏地學(xué)習(xí)。
順帶一提在前世里每次我都是勉強(qiáng)及格的平均分的水準(zhǔn)。
(由于沒有被賦予像逆行或者轉(zhuǎn)生輕小說中的那樣約定俗成的作弊技能。所以我能做的只是腳踏實(shí)地地學(xué)習(xí)而已)
說到我所擁有的東西的話就只有從對(duì)人生的激烈的后悔中孕育而生的行動(dòng)力和在社畜生活中鍛煉出來的精神和經(jīng)驗(yàn)了。
多虧了這些我比前世的高中時(shí)代更加接近了紫條院同學(xué)。
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(但是……如果像御劍那樣的帥哥向紫條院同學(xué)率先告白了的話會(huì)怎么樣呢?)
帥哥是無條件強(qiáng)大的。
就算紫條院同學(xué)在怎么天然也好、如果受到了帥哥的直球愛的低語的話內(nèi)心多少會(huì)有些受到?jīng)_擊產(chǎn)生動(dòng)搖的吧?
「帥哥能不能全部死絕啊……」
「欸、納尼、突然之間怎么了老哥」
在附近沙發(fā)上閱讀著雜志的妹妹——香奈子對(duì)我投以一副大吃一驚的表情。
啊、什么嘛原來你在啊。
「總感覺你最近比以前還要拼命學(xué)習(xí)了啊……發(fā)生什么了嗎? 剛剛的低語、老哥你內(nèi)心里籠罩了太多怨恨了吧?
「啊、嗯、稍微有個(gè)王子大人過來向我發(fā)起了一決勝負(fù)的挑戰(zhàn)……似乎是對(duì)蒼蠅停留在寶石上而感到忍不下去了」
「蛤?」
由于被擺著一副一臉不知所以然的香奈子要求說明情況了、于是我就把和御劍之間發(fā)生的事情和她聊了聊。
??從那個(gè)王子的人氣開始、就連我想把那家伙打個(gè)落花流水的事情也托盤而出。
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「嘿~……那個(gè)人有那么帥嗎」
「啊、所以我稍微有點(diǎn)不安吶……和期末考試的成績(jī)較量沒有關(guān)系、就是像那樣的帥哥像紫條院同學(xué)告白了的話果然內(nèi)心還是會(huì)有點(diǎn)心動(dòng)的不是嗎?……」
「嗯、嘛因?yàn)閹浉缇褪菑?qiáng)大的吶。就和沒有討厭美少女的男生一樣討厭帥哥的女生也是不存在的吶」
「咕っ……」
雖然這是理所當(dāng)然的、但是像這樣被陽角的現(xiàn)充妹妹這樣明了的挑明了后果然還是很心酸啊。果然這個(gè)世界還是以帥哥中心天動(dòng)說嗎……?
(注:參考哥白尼提出的《地心說》,應(yīng)該是這個(gè)名字?,意思就是地球是圍繞帥哥轉(zhuǎn)動(dòng)的)
「但是那也是僅限于內(nèi)心也是帥哥的場(chǎng)合了。從對(duì)話來看那家伙就是個(gè)混蛋所以完全不用放在心上就好了」
「是、是這樣的嗎?」
「嗯嗯、因?yàn)檫@家伙的本大爺王子行動(dòng)在失去了帥哥這一濾鏡后不就是一個(gè)讓人感到頭疼級(jí)別的家伙嗎?」
「嘛……顏值普通的家伙這樣做的話就會(huì)被當(dāng)作單純是腦袋有問題的家伙對(duì)待從而誰也不會(huì)靠近吧?!?/p>
「會(huì)哇哇叫著對(duì)這樣的家伙高度評(píng)價(jià)的就是只要是帥哥怎么樣都行的女生和、腦子牙白到要死程度以至于把這種強(qiáng)加于人的強(qiáng)勢(shì)態(tài)度當(dāng)作男子氣概的女生了。對(duì)正經(jīng)人來說這種家伙是首先要敬而遠(yuǎn)之的類型才對(duì)」
「…………真虧你能一下得出這樣的分析吶」
「欸、因?yàn)槲液屠细缒悴煌铱墒呛苁軞g迎的哦」
「之前就說過對(duì)兄長(zhǎng)的diss是禁止的對(duì)吧?。俊?/p>
夸耀著自己是陽角現(xiàn)充這點(diǎn)的妹妹在我看來不禁有點(diǎn)耀眼。
「嘛、即使是男生也不會(huì)和雖然是美少女但是性格超級(jí)傲慢的家伙交往對(duì)吧? 硬件和軟件可是同樣重要的哦」
(注:但是在二次元里面性格傲慢的美少女一般都是傲嬌,最近在聽的病嬌音色里就有些這樣的主角,裝作一副傲慢大小姐的樣子,但是要是你提分手或者拒絕告白的話基本上就要被抓去關(guān)了)
「確實(shí)……」
回想起來的是在前世遇到過的從總部臨時(shí)調(diào)職過來的美女OL。
全身滿溢著因?yàn)樽约菏强蓯鄣乃詴?huì)被原諒的謎之自信、對(duì)同僚和后輩歇斯底里地投以責(zé)備、與上司交際的時(shí)候則是用貓貓般的聲音來收獲恩惠也是常用的手段。
最開始的時(shí)候還在慶幸能和這樣的美女一起共事真是lucky、但是對(duì)她的評(píng)價(jià)很快就轉(zhuǎn)變?yōu)閱渭兊幕斓芭?br> 她回本部的時(shí)候真的是打內(nèi)心里松了口氣。
「只要長(zhǎng)的好看再怎么口吐暴言或者異常傲慢也會(huì)被原諒是只會(huì)發(fā)生在輕小說和動(dòng)漫之中的……如果是在現(xiàn)實(shí)中的話真的是不能接受的」
「就是這樣。老哥你最喜歡的紫條院同學(xué)是會(huì)對(duì)那樣只有外表是王子大人的人獻(xiàn)媚嗎?」
「不、這個(gè)……試著思考一下就會(huì)發(fā)現(xiàn)完全想象不出來。倒不如說絕對(duì)不會(huì)。我剛剛到底在煩惱什么啊……?」
冷靜思考一下就會(huì)發(fā)現(xiàn)思考對(duì)那樣的傲慢男獻(xiàn)媚的可能性本身就是一種對(duì)紫條院同學(xué)的傲慢。似乎是在面對(duì)帥哥這個(gè)和自己無緣的力量面前多少有些變得不安了。
「哇……我真是糟透了……。只是以為是個(gè)帥哥就頭腦發(fā)暈了起來……思考了對(duì)紫條院同學(xué)非常失禮的事情」
「對(duì)吧? 所以擔(dān)心著紫條院同學(xué)會(huì)不會(huì)被帥哥給搶走了這樣的事情真的是很傻呢老哥。被這樣的事情奪取了內(nèi)心的資源的話原本能獲勝的東西也會(huì)變得不能取勝了喲ー?」
這樣說道、香奈子欸嘿嘿的笑了起來。
至此我終于注意到了。
??這一連串話語、是為了消抹去我的不安讓我打起精神來而述說的。
「和那個(gè)爛透了的帥哥比起來現(xiàn)在的老哥要帥上3000倍! 所以別太放在心上就這樣爭(zhēng)分奪秒地學(xué)習(xí)下去、把那家伙打個(gè)落花流水就好了!」
「啊、是啊……謝謝你香奈子。我會(huì)告訴你考試結(jié)束后那個(gè)帥哥究竟會(huì)以怎么的表情迎來敗北的」
「就是這個(gè)干勁這個(gè)干勁! 愛之戰(zhàn)士的老哥是絕對(duì)不會(huì)輸?shù)?!」?/p>
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??正是因?yàn)槭乔笆狸幇荡业拿妹玫脑捳Z才會(huì)這樣讓我銘刻在心。。
? 即使面對(duì)帥哥這個(gè)世界共通的強(qiáng)者、我的內(nèi)心也不會(huì)有絲毫的退縮。
就算是為了回應(yīng)這份純真無邪的笑容我也絕對(duì)要獲勝、我再次在內(nèi)心了這樣發(fā)誓道。

最近在考慮要不要去烤些病嬌音色來看看,但是感覺油管下視頻好麻煩,如果有可以提供視頻的人的話可以給我,我試著烤烤~。
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以下為日語原文
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※改稿を行いました。(21/1/6?。粒?:20頃)
改稿理由については近況ノートの【「陰キャな人生を~」26話、27話、28話改稿のお知らせ】を一読ください。
https://kakuyomu.jp/users/keinoYuzi/news/1177354055549240881
21/1/6 AM1:20頃以降に初見の方は上記を読む必要はありません。
「……なんでそんな漫畫みたいな展開になってるんだよ」
「俺が聞きたいよ」
晝休みの教室で、俺と銀次は弁當(dāng)を広げていた。
そしてその會(huì)話の最中、俺が御剣という男子から『期末テストで勝負(fù)しろ! これは決定事項(xiàng)だ!』と一方的に告げられてしまったことを伝えると、銀次は呆れた様子だった。
「しかしまたえらいのに目をつけられたな……よりによって『王子様』の御剣隼人か」
「え? あいつマジでそんなあだ名なのか?」
「ああ、家は御剣グループを経営する一族で、本人もイケメンでスポーツ萬能で成績(jī)優(yōu)秀で、まるで少女漫畫から出てきたみたいな俺様系だから女子たちはそう呼んでるらしい」
なるほど……そこまで完璧超人だからこそ紫條院さんを戀人にしたがっているのだろう。自分に相応しい『上』の女子を求めているのだ。
「けどなんでそんな奴が普通の高校にいるんだよ……私立の金持ち學(xué)校に行けば良いだろうに」
「中學(xué)は私立の名門學(xué)校に行ってたらしいけど……噂だと自己中すぎて他の金持ちの子どもとトラブルを起こしまくったから高校は普通のところを親に強(qiáng)制されたとか何とか」
「トラブルになっても問題にならない庶民しかいない高校にしたってか? 本當(dāng)だとしたら迷惑すぎるだろそれ……」
ただまあ、あの性格じゃトラブルを起こしまくったという部分については信憑性が高いな。
「それにしても『勝負(fù)だ! お前が負(fù)けたら今後俺の好きな子に近づくな! はい決まりぃー! 俺が決めたから決まりぃー!』って小學(xué)生かよ。聞きしに勝る俺様ぶりだな……」
「まあ、ちょっと會(huì)話にならなかったな」
前世における高校時(shí)代の俺とは真逆の意味で、あの王子サマのコミュニケーション能力はかなりヤバい。
「でもまあ……結(jié)局お前は何の約束もしていないんだから別に何もする必要はなくね? 御剣が勝負(fù)だペナルティだと騒いでも付き合う必要はないし」
「ああ、そうだ。そうなんだが……俺はあいつを負(fù)かしてみようと思う」
俺がそう告げると、銀次は目を瞬かせて驚いた。
「もちろん俺はテストの點(diǎn)數(shù)で負(fù)けても約束もしてないペナルティなんて守る気はない。けど御剣の奴は自分が勝ったからどうのと絶対に大騒ぎする」
「話を聞いた限りじゃ100%そうだな……なんつうウザさだ」
「だろう? そしてその後は調(diào)子づいて俺への敵対行動(dòng)がエスカレートしていくのが目に見えている。だからどうせなら、あいつが「さあお前の點(diǎn)數(shù)は何點(diǎn)だ!」って比べにきたところで勝って、鼻っ柱をへし折っておきたいんだよ」
御剣の奴と話していてわかったが、あいつは自信の塊だ。
自己の優(yōu)位性を信じ切っており、俺をその辺の石ころだと思っている。
だからこそ、俺があいつに勝利することで奴に途方もない敗北感を與えることができるのだ。
「……できるのか? 相手はこの前の中間テスト1位だったんだぞ? まあお前は10位だったから勝ち目がないことはないだろうけどよ」
「ああ、本當(dāng)に頭いいみたいだなあいつ。でもまあ……負(fù)ける気はない」
あいつは完璧超人かもしれないが、無敵ではない。
高校生レベルのテストで爭(zhēng)う以上、勝てない道理はない。
「正直、あのクソ傲慢野郎には目に物を見せてやりたいしな」
あの腐れ王子が當(dāng)たり前のように紫條院さんのことを『春華』と呼び捨てにしていたことを思い出し、俺は憎々しげに呟いた。
自宅の居間で俺はせっせとシャープペンを動(dòng)かす。
期末テストは10科目あり範(fàn)囲は中間より広いので満遍なく勉強(qiáng)が必要だ。
ちなみに前世では毎回赤點(diǎn)ギリギリから平均程度の成績(jī)だった。
(逆行や転生ラノベお約束のチート能力なんて付與されなかったからな。ただ地道に勉強(qiáng)するしかない)
俺が持っているものと言えばただ人生への激しい後悔からくる行動(dòng)力と、社畜生活で鍛えられたメンタルと経験のみ。
そのおかげで紫條院さんには前世の高校時(shí)代よりはるかに接近できているが――
(けど……あの御剣みたいなイケメンが紫條院さんに先に告白したらどうなる?)
美形は無條件で強(qiáng)い。
いかに紫條院さんが天然ボケだとしても、真正面からあの美形力で愛を囁かれれば少なからずグっときてしまうのでは?
「イケメンは全滅しないかな……」
「え、なに、突然どうしたの兄貴」
近くのソファで雑誌を読んでいた妹の香奈子がギョっとした顔を向けてくる。
あ、なんだいたのかお前。
「最近以前にも増してガリガリ勉強(qiáng)してるかと思ったけど……なんかあった? 今の呟き、やたら恨みがこもってたよ?」
「ああ、うん、ちょっと王子サマからテスト勝負(fù)を挑まれてな……ハエが寶石に止まっているのが我慢ならないらしい」
「は???」
わけがわからないという顔の香奈子に説明を要求されたので、俺は御剣との間にあったことを話してやった。
その王子の人気から、俺がそいつを打ち負(fù)かそうと考えているところも余さずだ。
「ふーん……その人そんなにイケメンなんだ」
「ああ、だからちょっと不安になっちゃってな……テストの點(diǎn)數(shù)比べに関係なく、もしああいう美形が紫條院さんに告白したらやっぱり心動(dòng)かされてしまうんじゃないかって……」
「うん、まあイケメンって強(qiáng)いからね。美少女が嫌いな男がいないのと同じでイケメンが嫌いな女もいないし」
「うぐっ……」
それは當(dāng)たり前のことなのだが、こうして陽キャでリア充の妹からはっきり言われると辛い。やっぱこの世はイケメン中心天動(dòng)説なのか……?
「でもそれは中身もイケメンだった場(chǎng)合の話だよ。聞く限りではそいつクソだから全然気にしないでいいって」
「そ、そうなのか?」
「そそ、だってそいつの俺様王子ムーブってイケメンってフィルターがなかったら痛いってレベルじゃないっしょ?」
「まあ……普通の顔の奴がやってたら単なる頭のおかしい奴扱いで誰も近づかないだろうな」
「そんな奴をキャーキャーもてはやすのはとにかくイケメンならなんでもいい女子か、頭がヤバイほどのオラオラぶりを男らしさだと思ってる女子とかだから。まともなレベルの子にはまず敬遠(yuǎn)されるタイプだよ」
「…………よくそんな分析がすっと出てくるな」
「え、だって私兄貴と違ってモテるもん」
「兄をディスるのは禁止だってこの前言っただろぉ!?」
陽キャでリア充であることを見せつける妹が辛い。
「まあ、男の子だっていくら美少女でも性格がクソ傲慢な奴とか付き合いたくないでしょ? ハードとソフトって同じくらい大切だし」
「確かに……」
思い出すのは前世で出會(huì)った本社から出向してきた美人OLだ。
自分は可愛いから許されるという自信に満ちあふれており、同僚や後輩をヒステリックに責(zé)め、上司には貓なで聲で接して恩恵を得るのが常套手段だった。
最初はこんな美人と仕事ができるなんてラッキー!と思ったが、すぐに評(píng)価はただのクソ女に変わった。
本社に戻っていった時(shí)は心からほっとしたものだ。
「いくら顔が良くても暴言を吐いたりやたら傲慢だったりが許されるのは、それこそラノベやアニメの中だけだよな……現(xiàn)実にいるとマジでクソだ」
「そーいうこと。兄貴の大好きな紫條院さんはそんな見た目だけの王子サマになびく人なの?」
「いや、それは……考えてみたら全然想像つかないな。というか絶対ない。俺は一體何を悩んでいたんだ……?」
冷靜になって考えてみるとあの傲慢男になびく可能性を考えること自體が紫條院さんへの侮辱でしかない。イケメンという自分に縁のない力を前にして少なからず不安になっていたようだ。
「うわ……最悪だ俺……。イケメンなだけでクラっとくるかもしれないなんて……紫條院さんにメチャクチャ失禮なことを考えてた」
「でしょ? だからイケメンに取られちゃうかもーなんて心配するのはアホだよ兄貴。そんなことに心のリソースが奪われたら勝てるもんも勝てないよー?」
言って、香奈子はへへーと笑った。
そこで俺はやっと気付く。
この一連の話は、俺の不安を取り除いて元?dú)荬扭堡毪郡幛韦猡韦胜韦坤取?/p>
「そんな腐れイケメンより今の兄貴の方が3000倍カッコイイって! だから気にしないでガリガリ勉強(qiáng)して、コテンパンにしてしまえばいいから!」
「ああ、そうだな……ありがとう香奈子。テストが終わったらそのイケメンがどんな顔で負(fù)けたのか話してやる」
「その意気その意気! ラブ戦士の兄貴が負(fù)けるわけないって!」
前世では険悪だった妹の言葉だからこそ胸に染みる。
イケメンという世界共通の強(qiáng)者に対してもう心が僅かでも竦むことはない。
この無邪気な笑顔に応えるためにも絶対勝つと、俺は改めて心に誓った。