第七章 找到通往勝利的線索
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第七章 找到通往勝利的線索
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各自的魅力
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網(wǎng)絡(luò)麻將據(jù)說比在現(xiàn)實中和牌打交道的真人麻將的人口多。最近在電車?yán)镆步?jīng)常能看到玩智能手機的人,它受歡迎的理由是,可以不受時間和地點的限制。
麻將游戲最適合用來消磨碰頭的短暫間隙、剛才提到的電車上的旅行時間或失眠的晚上消磨時間。除此之外,不用和人面對面也是魅力之一。
如果去麻將館里,可能要和充滿威壓感的大叔對戰(zhàn),所以網(wǎng)絡(luò)麻將對于那些不喜歡緊張地打的人來說可以說再適合不過了。然而,令人擔(dān)憂的是,年輕一代將“遠離牌”。規(guī)則和分?jǐn)?shù)都很完美,但實際碰牌還是第一次。
這樣的人越來越多,不管以怎樣的形式,麻將能在社會上普及開來是一件值得慶幸的事,但面對連牌都不知道怎么取出的現(xiàn)實,我還是感到悲哀。
就像網(wǎng)絡(luò)麻將有網(wǎng)絡(luò)麻將的好處一樣,現(xiàn)實麻將也有不試過就不知道的妙趣。在這個時代,人們往往希望節(jié)省時間和精力,但我認(rèn)為只有在需要時間和精力的事情中才能看到事物的本質(zhì)。
噢,這次的主角是網(wǎng)絡(luò)麻將。
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隱藏的提示
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那么進入正題吧,這里展開了2014年日本網(wǎng)絡(luò)麻將錦標(biāo)賽16強的角逐。這個比賽就像字面意思一樣,是決定誰是網(wǎng)絡(luò)麻將中最強的比賽。我在2012年的比賽中雖然進入了決賽,但只獲得了第三名。
在現(xiàn)實現(xiàn)實和網(wǎng)絡(luò)麻將應(yīng)該做的事情都不會變,然而,網(wǎng)絡(luò)麻將和現(xiàn)實麻將有明顯的區(qū)別。
首先,感覺不到對方的氣息。根據(jù)游戲內(nèi)的功能,雖然可以識別出手切和摸切,但讀取動作和呼吸當(dāng)然是不可能的。我們習(xí)慣在這些地方尋找缺陷,但如果做不到,就很難衡量對方的力量。相反,也有起到積極作用的東西,那就是“時間停滯”。
以下的這手牌來自該網(wǎng)絡(luò)錦標(biāo)賽。

場況是東一局1本場的第14巡,在第9巡時,莊家宣告了先制立直,棄牌如下。

作為浮牌的寶牌2m自然不必說,而這張7s在所謂的間四間里是相當(dāng)緊的牌。再加上巡目越來越深,現(xiàn)在可以說是棄和下車的階段。但是,我抱著絕對不會被直擊的確信把這張牌摸切了。
這里的關(guān)鍵就在于時間停滯,重點在于莊家第12巡切出的5s。對我而言,這張5s不是可以鳴的牌,而且自從我第一次啟動不鳴牌按鈕以來,無論出現(xiàn)任何牌,游戲中都不會有時間上的暫??障?。
然而,在實戰(zhàn)中,5s出現(xiàn)了短暫的停頓,這是什么意思呢,這無疑是另一個人的手里拿著5s對子的信號。這樣一來,就等于我已經(jīng)看到4枚5s了,所以7s的兩面(就是這把的棄牌而言,幾乎不可能是雙碰和單騎的)就不會被莊家直擊。
實際上在這樣的情況下,有時也能看出明顯不在牌山上的牌。如果知道了這一點,就會成為選擇對子時非常有利的信息。
任何事情都一定隱藏著暗示。
第7話 勝利へのヒントを見つけ出せ
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それぞれの魅力
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今や実際に牌を扱うリアル麻雀よりも人口が多いとされるネット麻雀。近頃では電車の中でもスマートフォンなどでプレーしている人をよく見かけるようになった。その人気の一番の理由としては、時間、場所を気にせずできるというところだ。
ゲームの麻雀は、待ち合わせのちょっとした合間、先に挙げたような移動の時間、眠れぬ夜の時間潰しなどに最適なのである。それに加え、人と顔を合わせなくて済むというのも魅力のひとつである。
雀荘に行けば威圧感満載のおじさんと対戦することもあるわけで、ビクビクしながら打つのが嫌だという人にはもってこいと言えるだろう。ただ、それによって懸念されるのが、若年層の“牌離れ”である。ルールも點數(shù)も完璧なのだが、実際に牌に觸るのは初めて。
こういう人が増えつつあるのだ。どういった形にせよ、麻雀が世に広まってくれるのは有難いことではあるが、牌の取り出し方がわからないなどといった現(xiàn)実を目の當(dāng)たりにすると、やはりもの悲しくは思う。
ネット麻雀にはネット麻雀の良さがあるように、リアル麻雀にだってやってみなければわからない醍醐味というものがある。時代は手間を省きたがる傾向にあるが、物事の本質(zhì)というものは手間のかかるものにこそ見えてくるのではないだろうか。
おっと、今回の主役はネット麻雀だった。
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隠れたヒント
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では本題に參ろう。インターネット麻雀日本選手権2014のベスト16を戦った。この大會は文字通り、ネット麻雀で最も強いのは誰かを決める戦いである。
私は2012年の大會で決勝には殘ったものの、第3位という結(jié)果に終わっている。
リアルもネットもやるべきことは変わらない。ただ、ネット麻雀にはリアルのそれとは明らかな違いがある。
まずひとつが、相手の気配を感じることができないということだ。
ゲーム內(nèi)の機能によって手出し、ツモ切りの認(rèn)識は可能なものの、手捌きや呼吸を読み取ることは當(dāng)然ながら不可能である。
そういった部分にキズを探そうとするのは我々の習(xí)性だが、それができないとなるとやはり相手の力量は量りにくい。
反面、プラスに作用するものもある。それが“タイムラグ”だ。
以下の手牌はそのインターネット選手権でのもの。

狀況は東1局1本場の14巡目。9巡目には親からリーチも掛かっている。親の捨て牌は以下。

浮いているドラの 2m はもちろんのことだが、この 7s はいわゆる間四軒で相當(dāng)にきつい牌だ。巡目が深くなっていることもあり、ここがオリどきと言えなくもない局面である。ところが私は、絶対に當(dāng)たらぬ確信を持ってこれをツモ切った。
その鍵がタイムラグだったのである。
ポイントは親の12巡目の 5s 切りにあった。私にとってこの 5s は鳴ける牌でもないし、第一に鳴きなしのボタンを作動させていたため、どの牌が出てもゲーム內(nèi)での間が空くことはない。
しかし、実戦ではこの 5s に一瞬だけ間があったのだ。これはどういうことかと言えば、他の誰かが 5s をトイツで持っていることのサインに他ならない。となれば、私の目からは既に 5s が4枚見えていることと同じである。よって親に 7s が両面で(この捨て牌ならば、ほぼシャンポンも単騎もないが)當(dāng)たることはないというカラクリである。
実際このようなケースで、明らかに山にはない牌というものもわかることがある。もしそれがわかれば、ターツを選択する上で非常に有利な情報にもなってくる。
何事にも必ずヒントは隠されているものなのだ。