寶塚歌劇月組「応天の門／Ｄｅｅｐ?。樱澹帷工慈?、兵庫(kù)?寶塚大劇場(chǎng)で初日を迎えた。

　「応天－」は學(xué)問の神様?菅原道真の青年期を描いた灰原薬氏原作の同名人気漫畫。トップスター?月城かなと演じる道真が、在原業(yè)平（鳳月杏）と、謎の女性?照姫（トップ娘役?海乃美月）とともに、都で起きる怪事件を次々と解決していく。芝居に定評(píng)のある月城は、若さ故に世間に対して斜に構(gòu)えた部分と葛藤を繊細(xì)に表現(xiàn)した。

　また原作漫畫の特徴的な三白眼の目つきも、芝居巧者の月城らしく、獨(dú)自の眼力で表現(xiàn)。鬱屈（うっくつ）した思いを目でも訴えた。原作では約２０歳の年の差がある業(yè)平と、まさに“平安の最強(qiáng)バディ”として、丁々発止のやりとりをみせた。

　業(yè)平は戀多き男だが、過去の戀人との別れを忘れずにいる。さらに大局的な目で物事を判斷できる大人として描かれ、鳳月はそんな懐の深さを絶妙なあんばいで演じた。

　トップ娘役の海乃は、今回は月城と戀に落ちる役ではないが、これまでの経験と、２人の関係性があって成り立っている。

　さらに風(fēng)間柚乃が道真らと対峙（たいじ）し、立ちはだかる藤原基経を好演。禮華はる、彩海せらといった期待のスターも、重要な役どころで成長(zhǎng)を見せた。

　ショーはラテンをテーマに、深海を舞臺(tái)に繰り広げられた。デュエットダンスは、タンゴの調(diào)べにのせ、感情が発露し、緊迫した雰囲気を漂わせる振付。圧巻のシーンとなった。

　また組長(zhǎng)の光月るうをはじめ、“芝居の月組”をもり立ててきた千海華蘭、朝霧真、清華蘭、結(jié)愛かれん、花時(shí)舞香、蘭世惠翔が退団。それぞれに見せ場(chǎng)が與えられていた。

　初日に先立ち行われたゲネプロでは、月城が「元?dú)荬祟B張りたいと思います」とあいさつしていた。

　３月６日まで。