? ? ? ? 今夜は、ちょっと因縁がある。かふくもんなしただひとのまねくところ、とは言え。落書きとか、かき捨てとか、どっちもどうでもいいのものではすぎないだ。所詮そんなもんだ。どこからとはわかんないのどちら様です。これは世の中ではよくあるものですよ。すべては、僕だけの僕自身の不注意のせいです。何より、僕は自分の愛著のために、この次様の御尊目をけがれて、たいへん申し訳ございません。それはきっと天つの上々からうわよに降った寶物。そう違いないです。なぜならば、それは一見で二つの見があるのです。あらすじの見る、細(xì)かいの見る、一見で一つになる、ひじりになる。その裁きは斷じて早いって僕のものを決めたんだ。僕みたいな人は、それを伺いて十分だ。念のため、最後で一事を言う、それはあなた様のご次第です。僕みたいな人は御か次第か何もいないので、勘弁してください。雲(yún)の上には僕の席がない。旨人の君は凡人の僕が比べない存在でもあり、才も名もいない僕の落書きに対する苦労はどうしてだろう。

? ? ? ? ?はいくは、一體なんのものだ。僕に対するは心を捕まえた目前の一句たっだ。きり字も季も、実に言えばどうでもいい。五七五の音で自分が遭った事情とそのときの心を痛く描く、それだけだ。感情が至ったら、字余か欠か、配慮の外だ。むしろ、それ以外のはいくは、一度も書いたくなかった。自分の本心を曬しのはなんのわるいだな。僕が遭った事情は御前は何が分かる。そして、僕のものは大したもんじゃないけれども、いいものとは自分でも思わないけれども、きり字と季と音は無心にすることはない。それだけは譲ることがない。