追憶昔話①

【鬼王酒呑童子】

「十天衆(zhòng)は、本當(dāng)に全然違うな?！?/p>

十天眾，真是事事都與眾不同。

【帝釈天】

「それは普通の天人から見れば、十天衆(zhòng)こそが全てを定める法律となるからだ。今の善見城にいる天人は、ほとんどが鬼域で生まれた者だ。だが十天衆(zhòng)は、一族を連れて故郷忉利天を出て鬼域に來た者達(dá)だ。十天衆(zhòng)に向けられた信仰は、故郷忉利天への憧れによるものがとても大きい。特に戦亂の世になると、人々の信仰は更に深まっていく?！?/p>

那是因?yàn)樵谄胀ǖ奶烊搜壑?，十天眾就是一切的法則。

現(xiàn)在善見城的大部分天人，都是來到鬼域后誕生。

而十天眾是從故土忉利天帶著一族來到鬼域的。

人們對十天眾的信仰，有很大一部分源于對故土忉利天的渴望。

特別是在這戰(zhàn)亂的年代，人們的信仰也會越強(qiáng)烈。

【鬼王酒呑童子】

「お前はどうだ、お前もそう思うのか？それとも阿修羅みたいに、いつか取って代わるつもりか？」

那么你呢，你也這么覺得嗎？

還是說你和阿修羅一樣，想要有朝一日取而代之？

【帝釈天】

「阿修羅は私の一番大切な友人だ、彼の判斷は正しいと信じている?！?/p>

阿修羅是我最重要的友人，我相信他的判斷是正確的。

【鬼王酒呑童子】

「もしいつか阿修羅の願いが葉ったら、取って代わるのは彼だろうか、それともお前だろうか？」

那么有朝一日他得償所愿，取而代之的究竟是他，還是你呢？

【帝釈天】

「それはあなたには関係ない?！?/p>

那就不是你需要費(fèi)心的事了。

追憶昔話②

【天人貴族甲】

「市場に人がたくさん集まっているが、何かの祭りか？」

廣場聚集了那么多人，是在舉辦慶典嗎？

【天人貴族乙】

「翼団が帰ってきたから、城の民がそれを迎えに來たんだ?！?/p>

翼之團(tuán)歸城，很多城民自發(fā)出來迎接罷了。

【天人貴族甲】

「ふん、またあいつらか。町でこんな騒ぎを起こすとは、何様のつもりだ！帝釈天は仮にも貴族の出身だ、どこの馬の骨かもわからない阿修羅なんかの補(bǔ)佐役に甘んじて堪るもんか?！?/p>

哼，又是那幾個家伙，在城內(nèi)引起這種大規(guī)模的騷動，果真是不識抬舉！

帝釋天身為貴族之子，竟甘愿成為阿修羅這種出身不明的家伙的副手。

【天人貴族乙】

「民はただ面白がっているだけだ、貴族の子がこんなにも落ちぶれているのに?！?/p>

城民大多是圖個新鮮，看看我們的貴族之子如何淪落此罷了。

【天人貴族甲】

「帝釈天は本當(dāng)に分からず屋だな。阿修羅は正體が分からないだけでなく、奇妙な霊神體を持っている……何か悪い企みがあるのかもしれない！」

那帝釋天簡直是執(zhí)迷不悟。

阿修羅來歷不明，靈神體又異于常人……指不定是使了什么詭計(jì)！

【天人貴族乙】

「翼団に阿修羅が加わってから、組織の規(guī)模も実力も拡大する一方だ。あいつを甘く見てはいけない?！?/p>

自從阿修羅加入翼之團(tuán)后，翼之團(tuán)的規(guī)模和實(shí)力便迅速增長。

這家伙不可小覷。

【天人貴族甲】

「買いかぶりすぎだ、翼団の今までの成果は、全て十天衆(zhòng)の慈悲深さのおかげだ。前線はきついから、そんなえせ軍隊(duì)でも威張れるってだけだ。」

我看是你把他想得太高，翼之團(tuán)能有今天這樣，不過是因?yàn)槭毂姶笕藗內(nèi)蚀取?/p>

前方戰(zhàn)事吃緊，才給了這些不正規(guī)的家伙可乘之機(jī)。

【天人貴族乙】

「翼団を迎える善見城の民は、皆多かれ少なかれ贈り物を持っている。正規(guī)軍にすらない待遇だ。結(jié)論を急ぐ必要はない。広場に行って見てみないか？」

我看那些城民迎接翼之團(tuán)時，手里或多或少都拿了禮物。

他們迎接正規(guī)軍時可沒這些舉動。

還是先不要著急下結(jié)論的好。不如我們?nèi)V場看看？

【天人貴族甲】

「阿修羅は殘虐なやつで、刃の如く鋭い霊神體を持っていて、貴族に容赦ないと聞いた。二人で見に行くのは、あまり得策じゃないだろう?！?/p>

聽說阿修羅那家伙暴戾殘酷，靈神體也鋒利如刀劍，對貴族毫不留情。

你我二人若是前去，恐怕兇多吉少。

【天人貴族乙】

「そう怖がるなよ。戦場での阿修羅は、確かに鬼神の如く恐ろしいが、普段はそんなに怖くないと聞いたことがある。」

倒也不必如此害怕，聽聞阿修羅雖然在戰(zhàn)場上如同鬼神，但平日里不像戰(zhàn)斗時那樣可怖。

【天人貴族甲】

「噂がどうであれ、やつには一歩も近づきたくない！そんなに行きたいなら、一人で行けばいい?！?/p>

無論傳聞如何，我都不會靠近那家伙半步！

要去，你自己去便是。

【天人貴族乙】

「……それでは失禮。」

……那便告辭了。