【可不, 雨歌エル】題名のない展示會【白風(fēng)珈琲】

題名のない展示會/沒有標(biāo)題的展覽
御伽噺から始まっている
自童話故事伊始
揺れたレリーズは未だ
在沒確定好的快門頂針之上
人差し指にかけたまま
食指尚未按下
濡れた線を追いかけて
便向著浸濕的線追尋而去
木霊した點滅、見ていた
見到了 回蕩著的明滅燈光
雨上がりに映る湖畔の情景が
雨后映出的湖景
ただ、ただ
也只是 只是
奇麗で
那般綺麗
何時だって憧れて僕たちはページをめくる夜に
無論何時都心懷憧憬的我們 在將那一頁翻開的夜晚
手を出せば觸れそうな水面、月 息も忘れていた
仿佛觸手可及的水面、明月 連呼吸也一并忘卻
シャッタースピードのその先へ
于快門速度之前
はんなり、君は今景色の向こうへ行った
淡雅秀麗、你向著那份光景靠近
再考、滲み出づる日の出を待てば
再次思考、若是等待天邊逐漸滲出光芒的日出
やんわり、絹のような空越えて
溫和柔婉、飛躍那絲綢般的空際
レリーズは、今
快門頂針、此刻
シャッタースピードのその先へ
于快門速度之前
再考、滲み出づる日の出を待てば
再次思考、若是等待天邊逐漸滲出光芒的日出
背景、白色のその君へ
背景、向著白色的你
百色、プリズムにその手かざしたら
百色、透過棱鏡投射在手上
レリーズは、今
快門頂針、此刻
忘れられない程に
用幾乎無法忘卻程度
焼き付いた色
烙下的色彩
目を閉じてまた思い出して
閉上雙眼便再次回憶出來
滲む月と日の出の狹間で
在滲透著月光與日出的間隙中
衝動が踴り出して
沖動闖躍而出
正しさはすでに求めていない
已經(jīng)不再追求正誤
只、指の震えを取りに來ただけ
僅僅、想要消去指尖的震顫
嗚呼
啊啊
三腳に架かる世界の重さをその手で受け止めたまんま
用那只手接承著 僅憑三腳架起的世界之重
誰かのため、答え合わせ
是為了誰、來核對答案吧
震えはしない、今
震顫已經(jīng)停止、現(xiàn)在