日本の町2 ~ 北海道 札幌

札幌市は客土での米作りで知られる石狩平野の南西に位置し、市街地の南西に丘陵、山地へと続き、最終的に支笏洞爺國(guó)立公園の一部まで伸びます。さらに札幌の市街地を豊平川が流れ、その北東のはずれに北の母なる大河と稱賛される日本三番目に長(zhǎng)い石狩川に合流し海に向かいます。札幌市の人口は現(xiàn)在200萬(wàn)弱とかなり多く、福岡市を上回る規(guī)模で、言わずと知れた北海道の中心都市です。駅を出ると、まさに高層ビルが立ち並ぶ大都會(huì)といった感じで、これといった特徴が一目でわかりません。というわけで、たくさん観光スポットが市內(nèi)に點(diǎn)在するものの、札幌は決して観光都市とは言えません。市內(nèi)交通として札幌には地下鉄と市電が両方走っていることから、これらを合わせ持てるほどの通勤の需要と経済的活力を有することが分かります。
さらに都市間の交通においても札幌は北海道の中樞であり、JR北海道の本社所在地にして函館、稚內(nèi)、網(wǎng)走や釧路に向かって特急列車が放射狀に発車していきます。新千歳空港も4本の滑走路を持つ、全國(guó)5番目の乗降者數(shù)を誇る大規(guī)模な空港になっています。


札幌市內(nèi)を観光するときはまず駅近辺にある時(shí)計(jì)臺(tái)やテレビ塔、北海道庁などのランドマークがあります。散歩、買い物がてら気軽に行けるスポットなので人気ですが、はっきりしたテーマがなく物足りなさを覚えます。


札幌駅の近くに北海道大學(xué)のキャンパスもあります。農(nóng)學(xué)部が日本最上位のあの大學(xué)ですが、キャンパス外も含めて日本國(guó)土の1/570にも上る敷地面積を有しています。例のキャンパスだけでさえ非常に広く、東京の學(xué)生からすれば日本の大學(xué)ではないような開(kāi)放感があります。さらに各學(xué)科の展示が行われている総合博物館を無(wú)料で見(jiàn)學(xué)できます。個(gè)人的には前の定番スポットよりもこちらがおすすめです。




札幌のお土産といえば白い戀人です。日本中であまりの人気を集めながら、ほかの地に工場(chǎng)を置かず、札幌でしか生産しないことを守っているのはまた感心です。そこで、札幌の観光に白い戀人パークをなくしてはいけない。中心から地下鉄東西線乗って向かう先にあるその公園は、白い戀人の工場(chǎng)の敷地內(nèi)にして童話の世界のようなかわいいデコレーションがなされており、さらに生産ラインの一部を見(jiàn)學(xué)することもできます。




アサヒビール、サッポロビール、キリンビールの大手三社も札幌、恵庭、千歳と札幌近辺に工場(chǎng)を置いており、札幌の一大産業(yè)になっています?,F(xiàn)地に採(cǎi)られた小麥を活用しているからだそうです。白い戀人と同じく、こちら三社の工場(chǎng)もちょっとしたテーマパークになっていて、見(jiàn)學(xué)はもちろん、終わったらその場(chǎng)で飲めます。
札幌は平野にあるとはいえ、その面積の大半はやはり山地です。市街地の際にある藻巖山からの全景だったり、定山渓などの溫泉地や紅葉の名所だったりと、山が作り上げた豊かな自然もいっぱいです。特に冬になると、札幌周辺の山々には多くのスキー客が押し寄せてにぎわいます。
以上で紹介した大都會(huì)札幌ですが、実はそれを日本ほかの都會(huì)から分けるものがあります。道の形と雪です。蝦夷地と呼ばれ開(kāi)発が遅かった北海道の道は一般にまっすぐですが、札幌もその傾向にあります。なので、札幌では東京や大阪ほど道に迷うことはないでしょう。雪ですが、この規(guī)模の都會(huì)の中で北から二番目に數(shù)える仙臺(tái)でも、札幌のような豪雪はめったに降りません。実際、世界都市降雪量ランキングでは札幌は二位にランクインしています。瀋陽(yáng)のような東北の町から來(lái)た人にとっては雪の札幌は実に趣があってきれいに映ります。




ちなみに、札幌の名物にチンギスカンという焼肉料理(鍋料理に分類されることもある)がありますが、普段羊肉をあまり食べない日本人がその羊肉の使った料理をチンギス?カンの名にちなんだそうです。