【日本小6道德】3#我們是“幫忙”志愿者
うちら「ネコの手」ボランティア
(我們是“幫忙”志愿者
慣用句“貓の手も借りたい”是非常忙,直譯的話就是貓手志愿者)
作者:綾野まさる
一九九五年(平成七年)一月十七日午前五時(shí)四十六分、神戸、淡路島一帯を直下型の大地震が襲った。多くの家が壊れ、道路や鉄道が寸斷されて火事も発生した。
(1995年(平成7年)1月17日上午5點(diǎn)46分,神戶、淡路島一帶發(fā)生了直下型大地震。很多房子被毀,道路和鐵路寸斷,還發(fā)生了火災(zāi)。)
麻美と由希は、神戸市內(nèi)の小學(xué)校五年生である。二人が家族と一緒に、自分達(dá)が通っている小學(xué)校に避難してきたのは、地震から二時(shí)間ほど経ったときだ。自宅の一部が壊れ、家の中にいては危険となったため、とりあえず學(xué)校へやって來たのだ。この小學(xué)校は、全校でも三百人足らずの小さな學(xué)校である。そこへわっと千六百人もの人が避難してきた。避難所となった體育館に、大地震後の初めての夜がやってきた。
(麻美和由希是神戶市內(nèi)的小學(xué)五年級(jí)生。發(fā)生地震約兩小時(shí)后,兩人與家人一起來到她們就讀的小學(xué)避難。自家部分受損,待在家里很危險(xiǎn),因此來到了學(xué)校。這所小學(xué)是一所全校加起來也不足三百人的很小的學(xué)校。蜂擁而至來避難的竟有1600人。在被當(dāng)成避難所的體育館內(nèi)迎來了大地震后最初的夜晚。)
(まだ、余震が続いている。自分の家がどんどん崩れていくんやないか。ひょっとしたらまた、あの大きな地震に襲われるんやないか……。)
(余震還在持續(xù)。自家是不是毀得越來越厲害了?說不定還會(huì)發(fā)生大地震……)
麻美の心配の種は盡きなかった。ただ、友達(dá)の由希一家と一緒にいることがせめてもの救いだった。
(麻美憂慮不斷。不過,和朋友由希一家在一起是小小的救贖了。)
「只今より食事を配ります?!?/p>
(“現(xiàn)在開始分發(fā)食物。”)
それまで暗く沈んでいた體育館が急に賑やかになった。すると、「おい、何でわしにくれんのや。」と、立ち上がって文句を言う人が出てきた。
(一直沉浸在感傷中的體育館突然熱鬧了起來。這時(shí),有人站起來抱怨道:“喂,為什么不發(fā)給我?”)
(そう言えば、朝から何も食べてなかった。)
(說起來,從早上起就什么都沒吃。)
麻美は、激しかった地震への恐怖心がさめぬまま慌てて避難して來たので、空腹に気付くゆとりもなかった。
(麻美對(duì)大地震恐懼不已,慌張地前來避難,因此也沒有察覺到空腹的余力。)
「あれ、あの配っている女の人、大內(nèi)先生やない?」
(“誒,那個(gè)分發(fā)食物的女人是不是大內(nèi)老師?”)
「ほんまや。由希ちゃん見て、うちらの木村先生もいるやない?!?/p>
(“真的啊。由??窗?,我們班的木村老師也在。”)
麻美がぽかんと口を開けている。
(麻美驚呆了。)
麻美と由希は、てっきり町內(nèi)會(huì)の人が配っているものと思っていたのだ。大內(nèi)先生も木村先生も、汗を流し、必死で食パンと竹輪と蒲鉾を配っている。
(麻美和由希還以為是居委會(huì)的人在分發(fā)食物。大內(nèi)老師和木村老師都流著汗,拼命分發(fā)面包和魚糕。)
「ねえ、麻美ちゃん、手伝おうよ。ここでじっとしていても仕方ないやろ?!?/p>
(“喂,麻美,我們?nèi)兔Π?。就算待在這里也無可奈何。”)
「けど……、子供が余計(jì)なことせんでええって言われるんやない?!?/p>
(“但是……會(huì)被說小孩別做多余的事吧?”)
「そんなこと言うたかて、先生達(dá)えらい大変そうやもん?!工扔上¥预Δ取氦激à皮槁槊坤?、「よし、やろう。」ときっぱり言った。二人は立ち上がると、木村先生のところへ行った。
(“雖說如此,老師們很忙的樣子?!庇上Uf道,麻美考慮了片刻后,果斷道:“好,幫忙吧?!眱扇苏酒饋沓敬謇蠋熥呷ァ#?/span>
「先生、手伝うわ。うちらボランティアやりたかったんやわ?!?/p>
(“老師,我們來幫忙。我們想當(dāng)志愿者。”)
「嬉しい、助かるわ。もう貓の手も借りたいって、このことやもん?!?/p>
(“好高興,真是幫了忙了?,F(xiàn)在正忙得不可開交?!保?/span>
こうして二人の「ネコの手」ボランティアの仕事が始まった。
(于是兩人的“幫忙”志愿工作開始了。)
二人の仕事は、食事配りだけではなかった。電気、水道、ガスが全く使えなかったから、朝早くから、學(xué)校のプールの水をポリバケツに汲んで、トイレの前に二十個(gè)ぐらいのバケツを並べた。それから先生達(dá)と一緒に朝食を配った。校庭や校舎のゴミ拾いもした。あちこちから救援物資が屆くようになると、空の段ボール箱が山積みになる。それを一つずつ潰して整理した。
(兩人的工作不只是分發(fā)食物。水電煤都用不了,因此一大早,她們就去學(xué)校的泳池用塑料水桶打水,然后將二十個(gè)左右的水桶排放在廁所前面。之后和老師們一起分發(fā)早餐。還收拾校園內(nèi)的垃圾。當(dāng)救援物資從四面八方送來的時(shí)候,空紙箱堆積如山。將紙箱一個(gè)個(gè)地弄扁整理起來。)
一週間ほどして、二人の家族は自宅に戻ることが出來た。それでも二人は、毎朝八時(shí)に學(xué)校へやって來た。職員室では、次々とかかってくる電話の応対に先生達(dá)がてんてこ舞いしていたので、二人はその手伝いも引き受けた。麻美と由希の働きぶりを見ていた同級(jí)生達(dá)が集まり、「ネコの手」ボランティアは、二人から四人、六人と増えていった。
(過了一周左右,兩家人能回自己家了。不過兩人還是每天早上八點(diǎn)來到學(xué)校。老師們?cè)谵k公室里手忙腳亂地接一個(gè)又一個(gè)的來電,因此兩人也來幫忙了??吹铰槊篮陀上9ぷ鞯臉幼雍?,同屆生們聚集起來,“幫忙”志愿者從兩人漸漸增加到四人、六人……)
ある日、夕食を配っていると、麻美のところへ一人のおばさんがつかつかとやって來た。
(某日,分發(fā)晚飯的時(shí)候,一個(gè)阿姨徑直走向麻美。)
「あんた、さっき氷枕持ってきてって頼んだのに、いつまで経っても持ってきてくれへんやんか。子供がえらい熱を出してるんやで……?!?/p>
(“剛才明明拜托你拿冰枕過來,等了很久你也沒拿來。孩子發(fā)燒燒得厲害……”)
おばさんの切羽詰まった聲が飛ぶ。
(阿姨焦急萬分。)
「あっ、そうやった?!?/p>
(“啊,對(duì)了。”)
「しっかりやってくれんと、困るんやで?!?/p>
(“不好好做的話,我很困擾。”)
麻美は泣きたくなった。そんな麻美を由希が優(yōu)しく勵(lì)ました。
(麻美想哭了。由希溫柔地鼓勵(lì)她。)
雨上がりの空に校庭の桜が美しい。麻美と由希は新六年生になった。學(xué)校へ避難してきた人達(dá)も二百人ぐらいになり、そのほとんどがお年寄りであった。
(雨后的天空和校園內(nèi)的櫻花很美。麻美和由希升上了六年級(jí)。來學(xué)校避難的人只有兩百人左右了,其中大多數(shù)都是老年人。)
「ねえ、お爺ちゃんやお婆ちゃん達(dá)にクッキー作ってあげへんか。」
(“喂,給爺爺奶奶他們做曲奇吧?”)
ある日、由希が言い出した?!弗庭长问帧攻堀楗螗匹%ⅳ谓预?、家庭科室で早速作り始めた。焼き上がったクッキーは、形がばらばらだったが、お年寄りの人達(dá)が手を叩いて喜んでくれた。
(某日,由希說道。“幫忙”志愿者的各位馬上在家事課教室做起了曲奇。烤好的曲奇雖然形狀不一,不過老年人們開心地拍手。)
「ほんま、ようしてもろうて。あんたら、わしの孫やな。」
(“真是謝謝。你們是我的孫子吧。”)
獨(dú)り暮しだったお婆さんが何度もそう言った。
(獨(dú)居的奶奶反復(fù)說道。)
夏休みが終わる頃、避難していた人達(dá)は、一人もいなくなった。明日から二學(xué)期が始まる日、皆で體育館の掃除をした。
(暑假結(jié)束時(shí),避難的人一個(gè)人都沒了。從明天起是第二學(xué)期開始的日子,大家一起打掃了體育館。)
「あんな大きな地震があって、大勢(shì)の人達(dá)がここで助け合い、わいわい賑やかに暮らしていたなんて噓みたいや。仮設(shè)住宅に引っ越したお婆ちゃん達(dá)、どないしているんやろ。そうや、今度の日曜日、手作りのクッキーを持って訪ねてみよう?!?/p>
(“發(fā)生了那樣的大地震,許多人在這里互幫互助,熱鬧地生活什么的就像一場(chǎng)夢(mèng)一樣。搬去臨時(shí)住所的奶奶們?cè)趺礃恿四???duì)了,下次周日,帶著手制曲奇去拜訪他們吧。”)
獨(dú)り言を呟いた麻美は、由希のところへ駆け出していった。
(自言自語的麻美朝由希跑去。)

