前排提示：關(guān)于Nothing But Requiem站內(nèi)有許多科普視頻，這里就不多解釋了。小說配套CD的形式賣專，小說網(wǎng)上也有。

但，實(shí)體書上的版本與網(wǎng)上連載的版本有出入。本專欄轉(zhuǎn)載的是實(shí)體書上的版本。

日文部分純掃書提取文字加手敲，譯文部分由于本人未學(xué)過日語，大多靠機(jī)翻，出現(xiàn)語義不通的情況在所難免，還請(qǐng)見諒。想看的話我會(huì)不定期轉(zhuǎn)載。其他信息可登陸網(wǎng)址：https://notebookrecords.net/了解更多。此專欄轉(zhuǎn)載的是NBR的第一部小說。

小說信息：

原作·導(dǎo)演：オヌマ愛子/s.uno

角色設(shè)計(jì)·插圖：未早

小說執(zhí)筆：眞壁智仁/夕野ヨシミ

2018年11月25日??初版發(fā)行

日文原文：

第一話　　『雙子と悪魔』

　　夏特有の低い満月。 　　その青白い月光を煌々とした街の光が掻き消していた。 　　大陸西岸に位置する海沿いの街、ヴィネア。人口が十萬人を超え、海路を結(jié)ぶ商業(yè)都市の一つとして賑わうヴィネアは夜、別の顔を見せる。 　　『快楽と歌の不夜城』 　　それがヴィネアの別名だった。 　　ヴィネアの住人たちは音楽をこよなく愛し、王都で活躍する音楽家にはヴィネア出身者も多い。 　　折しもヴィネアでは三日間、夜を通して行われる音楽祭が始まろうとしていた。? 　　今宵、誰も彼もが音楽祭への期待と興奮で高揚(yáng)していた。 　　幾重にも張り巡らされた水路を進(jìn)むゴンドラ。その漕ぎ手たちは聲高らかに歌を歌い、ひしめき合う露店や酒場(chǎng)からは男たちの怒聲や女たちの嬌聲が聞こえてくる。 　　そんな喧騒から少し離れたヴィネアの郊外……。そびえる城壁に寄り添うように建てられた豪奢なホテルの最上階。 　　テラスからアリオは眼下に広がる街並みを見下ろしていた。 　　「……賑やかね……アリアお姉さま。ここまで歌が聞こえてくる……」 　　夜風(fēng)に靡く髪を耳にかけ、アリオはそう呟くと傍らを見た。 　　視線の先にはアリオと容姿が瓜二つの少女が佇んで居る。 　　いや、アリオは明るい栗色の髪をしているが、アリアと呼ばれた少女はサラサラとした銀髪だった。 　　アリアの銀髪は月光にさらなる輝きを増し、美しい。 　　アリアは憂いを含んだ瞳をアリオに向けると、頷いて見せた。 　　「……そうね。アリオ……」 　　——ああ……お姉さまの聲はいつも柔らかくて……わたしを包んでくれる。 　　アリオは余韻に浸るように目を閉じた。 　　アリアと過ごす時(shí)間は、アリオにとって全てが特別なものだ。 　　時(shí)を忘れて、アリオの面影に想いを馳せる……。 　　——コンコン。 　　遠(yuǎn)く、部屋を訪ねる者の音が聞こえた。 　　アリオは一瞬、ギクリとした表情になったが、すぐに平靜を取り戻した。 　　「アリアお姉さま、また後で……」 　　そう言い殘すとアリオは部屋へと戻った。 　　扉を開けると、そこには貓背の小男がさらに背の低い男娼を連れて立っていた。小男は酷い拷問でも受けたのか、顔には無數(shù)の傷が刻み込まれ酷く歪んでいる。しかし、この小男から感じられる陰濕さや殘忍さは生來のものだろう。 　　小男の性根を感じ取ったアリオは眉を顰めた。 　　「ヒヒヒ……どんなお大盡が居るかと思えば……年端もいかないお嬢ちゃんかい……まあ、いいや。わっちはゼブ……快楽売りのゼブと呼ばれてましてね……夜の愉しみを提供しに來たんでさぁ」 　　ゼブは下卑た薄笑いを浮かべると、手に持った鎖を引いた。鎖は男娼の首輪へと繋がっており、男娼はよろめきながらアリオの前へと引き立てられた。 　　男娼は女裝していた。アリオより少し華奢な體つきで、フィッシュテールのスカートにクレリックシャツを著、良く梳かされた黒髪からは香料の甘い香りがする。男娼は一見すると、少女と見まごう程だ。 　　「娼館に宿をとった覚えは無いわ」 　　軽蔑を含んだ聲でアリオは答えた。 　　「『ドン?ニコラ』が決めた掟で……祭りの三日間、ヴィネアのホテルは全て、夜には娼館に変わるのでさぁ……。こいつは貴族の子息で今日が初めてでさあ」 　　「しっこいわね！帰って??！」 　　「まあ、そう言わず。愉しみましょうや……」 　　しつこく食い下がるゼブがアリオの袖を引こうとした時(shí)だった。 　　パン?。?　　アリオは伸ばされたゼブの手を払った。 　　——あれ？といった表情でゼブは払われた己の手をポカンと見つめた。次第にゼブの顔に血が昇り、醜い顔が更に醜く歪んだ。 　　「下手に出てりゃいい気になりやがって……。俺を蔑んだな！！」 　　ゼブは怒りに任せてアリオへと摑みかかった。 　　その瞬間。 　　ふわり……と、アリオのチュチュ?スカートが揺らめき、しなやかな腳線が剎那に弧を描いた。 　　メキャ?。?　　鈍い音を立てて、ゼブの顔面に厚底のブーツが食い込んだ。 　　「?。。。。。　?　　細(xì)身のアリオからは想像も出來ない一撃に、ゼブは廊下の壁まで吹き飛ばされ、ズルズルと崩れ落ちた。 　　鼻を両手で抑え苦悶に呻くゼブ。手の間からは大量の血が溢れ出ていた。 　　己の血を見て、ゼブは更に逆上した。 　　「こ、殺……ゴロヒテヤル??！」 　　血塗られた手で懐から短刀を取り出すと、ゼブは起き上がり構(gòu)えた。 　　しかし、アリオと対峙したゼブの額に今度は痛みとは別の脂汗が浮かび上がった。 　　目の前のアリオの右手に、何時(shí)の間に取り出したのか、リボルバー式の銃が握られていたからだ。 　　「そ……その銃は…」 　　ゼブは心が恐怖でざわつくのを感じた。 　　裏社會(huì)で生きてきたゼブは何度か銃を向けられた事がある。そしてそんな時(shí)、どう対処すれば良いかも心得ていた。しかし、アリオの持つ銃は『普通』ではなかったのだ。 　　この世界は科學(xué)と魔法が併用される『魔導(dǎo)力學(xué)』と呼ばれる理で成り立っている。 　　魔導(dǎo)力學(xué)とは精神エネルギーを源泉として武器を強(qiáng)化する術(shù)の事であり、魔導(dǎo)力學(xué)が施された武器は『魔導(dǎo)武裝』と呼ばれ、使用できるのは限られた人間たちである。そして、その人間たちは例外なく類稀な戦闘力を有している……。 　　アリオの銃身には魔術(shù)の文言と蝶の文様が細(xì)緻に彫り込まれてあった。 　　見紛う事無く、銃は魔導(dǎo)武裝だ。 　　銃のグリップには、鎖に繋がれ緑に輝く髑髏の裝飾品がぶら下がっている。 　　「魔導(dǎo)力學(xué)の銃！？それにその髑髏 ??『ジェイド?スカル』！？」 　　ゼブは髑髏の裝飾品に恐怖を覚えた様子だった。 　　「あら？良くご存じね……それでもまだ戦うの？」 　　「い……いや……とんでもねぇ…...」 　　ゼブの戦意は完全に消失していた。 　　「じゃあ……その子は迷惑料として貰っておくわね」 　　「そ、そんな……」 　　——ガチリ。 　　アリオは撃鉄を引き起こした。 　　「ひっ」 　　小さく叫ぶと、ゼブはアリオに背を向け、一目散に逃げ出した。 × × × 　　ゼブが逃げ去るとアリオは男娼を一瞥した。 　　「そこにずっと居るつもり？さっさと入んなさいよ」 　　親しげに言うと、アリオは男娼を部屋へと招き入れた。 　　男娼の顔はまだ恐怖に慄いている。 　　「……何時(shí)までそんな演技してるの？セーレ」 　　アリオはこの男娼を見知っている様子だった。顔から険しさが取れ、どことなく呆れた聲で話しかける。 　　途端に。 　　セーレと呼ばれた男娼は屈託のない笑みを浮かべた。 　　「助けてくれてありがとう、アリオ。お禮に一晩位なら付き合ってもいいよ」 　　クスクス……。と、セーレは妖艶な笑みを浮かべ、アリオに顔を近づけた。 　　がらりと変わったセーレの態(tài)度にアリオは戸惑いを隠せない。 　　「な、何言ってるの?。郡栅钉堡胜い扦瑁?！」 　　耳まで赤らめ、アリオはぶっきらぼうに言った。 　　「ボクはふざけてないよ？」 　　悪戯っぽく言うと、セーレはアリオの顔を覗き込む。 　　「ねえ、アリオ。もう元の姿に戻っても良いかな？」 　　「勝手に戻ればいいじゃない！」 　　プイッ。とアリオは顔をそむけた。 　　「人間の姿は窮屈でさ……」 　　そう言うと、セーレは自身の首に付けられた枷を、まるで紙細(xì)工の様に引き千切った。 　　やがて……。 　　部屋全體がガタガタと揺れ、軋んだ。そして、揺れが治まると、アリオの目の前には漆黒の翼と鋭い角を額から生やした、人外の存在が現(xiàn)れた。 　　しかし、アリオはその存在に驚く事無く、セーレの頭を撫でた。 　　人外の子供……セーレ?アデュキュリウス?ジュニア。 　　それがこの少年の名前だった。 　　セーレはゼブの言った通り貴族である。ただ、貴族は貴族でも、セーレは魔界の貴族。つまり、魔族の御曹司だった。 　　人知では量れぬ知性と力を有し、まるで影の様にアリオに寄り添う存在……。 　　セーレはアリオ、アリアと共に旅をし、氏素性を偽ってヴィネアの街へと先行して潛り込んでいたのだ。 　　「アリオ……この街にも不自然に滯留する黒いオーラがあるよ。その源は、さっきの奴が言っていたドン?ニコラっていう奴が仕切るクラブ『ネオ?カサブラン』」 　　「ヘぇ～、クラブなんて……面白そうね」 　　不敵に笑うアリオに、それまで黙っていたアリアがそっと近づく。 　　「確かに面白そうねアリオ……でも……」 　　アリアはアリオの頬に口元を近づけ、囁いた。 　　「『世界の欠片』を集める私たちは、それを取り巻く事象に必然的に巻き込まれるわ……用心しましょう」

　　言い終わると、アリアは柔らかな笑みを浮かべた。 　　「はい、お姉さま??！」

中文譯文：

第一話　　雙子與惡魔

　　夏天特有的低滿月。 　　然而那蒼白的月光卻淹沒在了燈紅酒綠的街道光芒之中。 　　位于大陸西岸的沿海街區(qū)，維尼亞。人口超過十萬人，作為連接海路的商業(yè)城市之一而熱鬧非凡的維尼亞在夜晚露出了與白天截然不同的面孔。 　　“快樂與歌的不夜城” 　　那是維尼亞的別名。 　　維尼亞的居民熱衷音樂，在王都活躍的音樂家中，有許多人出身維尼亞。 　　正好在維尼亞的這三天，整個(gè)在晚上舉行的音樂節(jié)即將開始。 　　今晚，每個(gè)人都會(huì)因音樂節(jié)的到來而情緒高漲，充滿期待。 　　貢多拉穿過層層包圍的水路前進(jìn)。那些劃船的人引吭高歌，在擁擠的攤位和酒館里可以聽到男人們的怒吼和女人們的嬌聲。 　　在遠(yuǎn)離那種喧囂的維尼亞郊外……。緊靠著高聳的城墻而建的豪華酒店的頂層。 　　艾莉歐在露臺(tái)上俯瞰著眼下廣闊的街道。 　　“……熱鬧吧……艾莉婭姐姐。在這里都能聽到歌聲……” 　　夜風(fēng)吹拂著的頭發(fā)貼在耳朵上，艾莉歐喃喃自語地看著一旁。 　　視線的前方佇立著一位長(zhǎng)得和艾莉歐一模一樣的少女。 　　不，艾莉歐有著明亮的栗色頭發(fā)，而被稱為艾莉婭的少女則是清爽的銀發(fā)。 　　艾莉婭的銀發(fā)在月光的襯托下多了幾分光輝，看起來更加綺麗。 　　艾莉婭帶著憂郁的目光轉(zhuǎn)向艾莉歐，點(diǎn)了點(diǎn)頭。 　　“……是啊。艾莉歐……” 　　——啊啊……姐姐的聲音總是很柔和……包裹著我。 　　艾莉歐閉上了眼睛，仿佛沉浸在余韻之中。 　　和艾莉婭一起度過的時(shí)間，對(duì)艾莉歐來說總是那么特別。 　　如同忘記了時(shí)間的流逝一樣，艾莉歐的面貌看起來好似沉湎于回想之中……。 　　——叩叩。 　　遠(yuǎn)處傳來了訪客的聲音。 　　艾莉歐霎時(shí)露出了驚怵的表情，但很快就恢復(fù)了平靜。 　　“艾莉婭姐姐，一會(huì)兒見……” 　　說完，艾莉歐就回到了房間。 　　一開門，就看到一個(gè)駝背的小個(gè)子男人帶著更矮的男妓站在那里。也許小個(gè)子男人受過殘酷的拷問，臉上刻著無數(shù)的傷痕，扭曲得厲害。但是，從這個(gè)小個(gè)子男人身上所感受到的陰險(xiǎn)和殘忍是天生的吧。 　　艾莉歐似乎感受到了他的本性，不由得皺起了眉頭。 　　“嘻嘻嘻……會(huì)有怎樣的驚喜等著我呢……是個(gè)乳臭未干的大小姐嗎……算了，算了。我叫澤布……售賣快樂的澤布……我是來提供夜晚的樂趣的?！?　　澤布露出卑劣的笑容，拽了拽手中的鎖鏈。鎖鏈與男妓的項(xiàng)圈相連，男妓踉踉蹌蹌地被拉到了艾莉歐的面前。 　　男妓穿著女裝。身材與艾莉歐相比稍顯瘦弱，穿著魚尾裙和緊身襯衫，梳理得很好的黑色散發(fā)著香料的甜香。乍一看真像個(gè)女孩。 　　“我不記得我在妓院呆過。” 　　艾莉歐用輕蔑的聲音回答道。 　　“按照‘唐·尼古拉斯’定的規(guī)矩……在節(jié)日的三天里，維尼亞的酒店會(huì)在晚上全部變成妓院……這是貴族的兒子，今天是第一次?！?　　“真是厲害！走好不送！！” 　　“哎呀，別這么說嘛。好好享受吧……” 　　執(zhí)拗的澤布正要拉住艾莉歐的衣袖時(shí)。 　　啪??！ 　　艾莉歐甩開了澤布伸出的手。 　　——咦？澤布一臉壞笑，凝視著自己被甩開的手。漸漸地，血?dú)庥可夏X門，澤布面色漲紅，本就丑陋的臉變得更丑更扭曲了。 　　“要是我不出面的話，此刻心情也不會(huì)那么糟……。你看不起我??！” 　　澤布憤怒地抓住了艾莉歐。 　　那個(gè)瞬間。 　　輕飄飄地……和，艾莉歐的裙擺一同閃爍著，柔軟的腳線剎那間在空氣中畫上了一道弧線。 　　啪嘰??！ 　　發(fā)出沉悶的一聲，一只厚底的靴子甩到了澤布的臉上。 　　“?。。。。?！” 　　身材嬌小的艾莉歐那難以想象的一擊把澤布踢飛到了走廊的墻下，墻壁咕隆咕隆地坍塌了。 　　用雙手捂住鼻子痛苦呻吟著的澤布，手間溢出了大量的血。 　　看到了自己的鮮血，澤布更加瘋狂了。 　　“這，殺……這個(gè)混蛋!!” 　　他那沾滿鮮血的手從懷里掏出了把匕首準(zhǔn)備起身。 　　但是，和艾莉歐對(duì)峙的澤布的額頭上，這次卻出現(xiàn)了與疼痛不符的油汗。 　　因?yàn)檠矍暗陌驓W的右手，不知何時(shí)拿出來的，握著一把轉(zhuǎn)輪手槍。 　　“那……那把槍是……” 　　澤布感到內(nèi)心因恐懼而嗡嗡作響。 　　在黑社會(huì)生活過的澤布曾多次被槍指著。并且在那個(gè)時(shí)候也知道該怎么應(yīng)對(duì)才好。但是，艾莉歐手中的槍卻并不是“普通”的。 　　這個(gè)世界是由科學(xué)和魔法并用的被稱為“魔導(dǎo)力學(xué)”的理論構(gòu)成的。 　　魔導(dǎo)力學(xué)是以精神能量為源泉強(qiáng)化武器的技術(shù)，使用魔導(dǎo)力學(xué)的武器被稱為“魔導(dǎo)武裝”，可以使用的人類十分有限。此外，這些人無一例外地都擁有罕見的戰(zhàn)斗力……。 　　艾莉歐的槍身上雕刻著魔術(shù)術(shù)式和蝴蝶圖案。 　　毫無疑問，這把槍是魔導(dǎo)武裝。 　　在槍的握把上，還掛著閃耀著綠色的骷髏鎖鏈裝飾品。 　　“魔導(dǎo)力學(xué)的槍??？還有那個(gè)骷髏……‘杰德·斯卡魯’??？” 　　澤布似乎對(duì)骷髏的裝飾品感到恐懼。 　　“哎呀？你很清楚啊……那還要戰(zhàn)斗嗎？” 　　“不……不要……難以置信……” 　　澤布的戰(zhàn)意完全消失了。 　　“那么……那個(gè)孩子就作為麻煩費(fèi)請(qǐng)收下吧?！?　　“哎呀，這樣啊……” 　　——咔嗒。 　　艾莉歐扣動(dòng)了槍機(jī)。 　　“哼?！?　　小喊了一聲，澤布就背對(duì)著艾莉歐，一溜煙逃走了。 × ?×? × 　　澤布逃走后，艾莉歐瞥了一眼男妓。 　　“你打算一直呆在那里嗎？趕緊進(jìn)去吧?！?　　親切地說，艾莉歐把男妓招進(jìn)了房間。 　　男妓還是一副驚恐萬分的神色。 　　“……你要表演到幾點(diǎn)？塞勒?！?　　艾莉歐一副認(rèn)識(shí)這個(gè)男妓的樣子。他臉上惶恐的神情消失了，用著莫名驚訝的聲音搭話。 　　馬上。 　　被稱為塞勒的男妓露出無憂無慮的笑容。 　　“謝謝你的幫助，艾莉歐。作為答謝，我可以交往一晚哦?！?　　咕嗞咕嗞……。說著，塞勒露出妖艷的笑容，把臉貼近了艾莉歐。 　　對(duì)于塞勒那180度大反轉(zhuǎn)的態(tài)度，艾莉歐無法掩飾自己的困惑。 　　“喂，你在說什么！？別開玩笑了??！” 　　連耳朵都紅了，艾莉歐直言不諱的說道。 　　“我沒有開玩笑吧？” 　　說得像惡作劇一樣，塞勒看著艾莉歐的臉。 　　“喂，艾莉歐。我現(xiàn)在可以恢復(fù)原來的樣子了嗎？” 　　“隨你便！” 　　噗。艾莉歐轉(zhuǎn)過頭去。 　　“人類的樣子很拘束……” 　　說著，塞勒把自己脖子上的枷鎖，像紙工藝品一樣撕成了碎片。 　　不久……。 　　整個(gè)房間都搖晃得咔咔作響。然后，隨著搖晃的平息，艾莉歐的眼前出現(xiàn)了長(zhǎng)著漆黑的翅膀且額頭上長(zhǎng)著銳利尖角的非人般的存在。 　　但是，艾莉歐并沒有對(duì)它的存在感到驚訝，而是撫摸著塞勒的頭。 　　非人的孩子……塞勒·阿杜庫利烏斯·朱尼亞。 　　那是這個(gè)男孩的名字。 　　塞勒正如澤布所說的那樣是個(gè)貴族。只是，貴族雖是貴族，塞勒卻是魔界的貴族。也就是說，是魔族的少爺。 　　有著人類認(rèn)知無法衡量的智慧和力量，就像影子一樣靠近艾莉歐的存在……。 　　塞勒和艾莉歐、艾莉婭一起旅行，他偽裝成平民身份先行潛入了維尼亞的街區(qū)。 　　“艾莉歐……這條街也滯留有不自然的黑色氣息哦。其源頭是剛才那個(gè)家伙說的叫唐·尼古拉斯的家伙掌管的俱樂部‘新·卡薩布蘭’?！?　　“誒~，俱樂部什么的……看起來很有趣啊?！?　　一直沉默不語的艾莉婭悄悄地接近了正露出無敵般笑容的艾莉歐。 　　“確實(shí)很有趣，艾莉歐……但是……” 　　艾莉婭把嘴角湊到艾莉歐的臉頰上，輕聲說道。 　　“收集‘世界碎片’的我們，必然會(huì)被卷入到圍繞著它的事件中……還是小心一些吧?！?

　　說完，艾莉婭露出了柔和的笑容。 　　“好的，姐姐大人!!”