伊藤萬(wàn)理華「相手とはいつでも対等な関係でいたい」 理想の戀愛(ài)とは?
去年、短編映畫(huà)『息をするように』で男子高校生の役を演じてから、セクシュアリティや戀愛(ài)の多様性について考えるようになりました。映畫(huà)『そばかす』では、戀愛(ài)感情を抱かない主人公とは対照的に、當(dāng)たり前のように結(jié)婚をして妊娠する妹を演じて、戀との距離感は本當(dāng)に人それぞれだなと感じて。戀にもいろんな形があるし、結(jié)婚を選ばないことだってある。もう今の時(shí)代、“普通”なんてないんだなと思います」
戀をすると成長(zhǎng)できるし、できるものならしていたい。
同世代の戀愛(ài)離れも、「びっくりはしないですね」と言う。
「コロナの影響もあって、今の時(shí)代は人と人との交流が希薄になってしまっていますよね。そんな中で、友達(dá)との時(shí)間が充実していたり、過(guò)去の戀愛(ài)にトラウマがあったりすると、戀をするのがめんどくさくなっちゃうんだろうなって。私も趣味とか創(chuàng)作活動(dòng)とか、一人の時(shí)間をめちゃくちゃ楽しめるタイプなので、戀愛(ài)に時(shí)間を奪われるのがめんどくさいっていう気持ちはわからなくもないです(笑)」
ただ、「これ以上、人とのコミュニケーションが希薄になるのは寂しいし、できるものならやっぱり戀はしていたい」と続ける。
「豊かな人生を送る手段として、戀愛(ài)はあると思うんです。めちゃくちゃ単純かもしれないですけど、“かわいくいたい”って思うこともそうですし、好きな人からいろんな影響を受けて、それまでまったく興味がなかったものを見(jiàn)るようになったり、自分の幅まで広がっていくような気もします」
そして何より、戀をすることで自分自身が成長(zhǎng)できると語(yǔ)る。
「相手と向き合っていく中で、自分にはこういう面があるんだって知ることになったり、自分のダメなところに気がついて、そこを改善しようって思えたり。それって目に見(jiàn)える成長(zhǎng)だし、本當(dāng)にすごいことだなって。以前、戀愛(ài)中心に過(guò)ごしていた時(shí)期があって、友達(dá)から“寂しかった”って言われたことがあるんです。その時(shí)に友達(dá)だって人間なのだから、疎かにしていたら離れていってしまうし、戀愛(ài)で傷ついた自分を助けてくれたのも友達(dá)だったなっていうことに気づいたりもして。過(guò)去の戀愛(ài)を経て、友達(dá)や身近な人をもっと大事にしたいと思うようにもなりました」
だからこそ、積極的にしなきゃいけないものではないけれど、戀に自ら背を向けてしまうのはもったいないと伊藤さんは言う。
「誰(shuí)かを好きって思ったり、自分のことを好きって言ってくれる人が現(xiàn)れた時(shí)は、素直に向き合っていいと思います。だってそんな人、滅多に現(xiàn)れないじゃないですか(笑)。両思いなんて、本當(dāng)に奇跡だと思うんです。公開(kāi)中の映畫(huà)『もっと超越した所へ?!护扦?、“好きって思える人と一緒にいるだけで幸せなことだよね”って叫ぶシーンがあるんですけど、本當(dāng)にそうだなって。そういう気持ちは大事にしたいなと思います」
自分で自分の機(jī)嫌をとれる自立した戀愛(ài)が理想。
そんな伊藤さんの理想の戀とは。
「自立した戀愛(ài)です。お互いに自分で自分の機(jī)嫌をとれること。仕事や趣味という土臺(tái)がしっかりあって、そこからどんどんプラスに上がっていくような戀が理想。逆に戀をすることでマイナスになっていくのはイヤだなって。だから、自分と同じように一人の時(shí)間が充実していて、尊敬できる人に惹かれることは多いかもしれません。あとは、どちらかが主導(dǎo)権を握るのではなく、同じくらいの力量で過(guò)ごせることも大切。年齢は関係ないけれど、相手とはいつでも対等な関係でいたいなと思います」
いとう?まりか 1996年2月20日生まれ、大阪府出身。映畫(huà)『もっと超越した所へ?!护_(kāi)中。映畫(huà)『そばかす』は12月16日公開(kāi)予定。來(lái)年1月から上演予定の舞臺(tái)『寶飾時(shí)計(jì)』にも出演。