【日本小2道德】10#因?yàn)槲覀兪桥笥寻?/h1>

友達(dá)やもんな、僕ら(因?yàn)槲覀兪桥笥寻。?/span>
作者:くすのき しげのり
「こらあ。わしの家の木で、何をやっとるか?!?/p>
(“喂。你們?cè)谖壹业臉渖献鍪裁??”?/span>
雷爺さんの大きな聲に、僕らは木から落ちそうになった。
(雷爺爺?shù)穆曇艉艽?,我們差點(diǎn)要從樹上掉下去了。)
(あと少しで、カブトムシがとれるところやったのに……。)
(明明還差一點(diǎn)就能抓到獨(dú)角仙了……)
秀敏が逃げ出したので、僕と學(xué)も逃げ出した。その時(shí)や。
(秀敏逃跑了,所以我和學(xué)也逃跑了。此時(shí)。)
「うわあ?!?/p>
(“哇啊?!?/span>)
秀敏が転んだ。僕と學(xué)は、後ろを見ずに走り続けた。
(秀敏摔倒了。我和學(xué)頭也不回地繼續(xù)跑著。)
近くの公園についた僕と學(xué)は、顔を見合わせた。
(我和學(xué)來到了附近的公園后面面相覷。)
「秀敏、捕まったんやろか?!?/p>
(“秀敏被抓住了吧?”)
「あんなところでこけるからや。今頃、怒られてるかも知れんな。」
(“畢竟在那地方摔倒了啊?,F(xiàn)在也許在被訓(xùn)斥。”)
僕らは、段々秀敏のことが気になってきた。
(我們漸漸擔(dān)心起秀敏了。)
(どうしよう……。どうしよう……。どうしたらええんやろうか……。)
(怎么辦……怎么辦……怎么做才好呢……)
頭の中が秀敏のことでいっぱいになった。
(腦子里滿是秀敏的事。)
「行こうか。秀敏を助けに。物凄く怖いけど。」
(“我們?nèi)グ??去救秀敏。雖說非??植馈?/span>”)
僕が言うと、學(xué)が小さく頷いた。
(我說道,于是學(xué)微微點(diǎn)頭。)
「友達(dá)やもんな、僕ら?!?/p>
(“因?yàn)槲覀兪桥笥寻 ?/span>”)
「そうや、ええ時(shí)だけの友達(dá)とは違う。僕らも怒られよう?!?/p>
(“沒錯(cuò),我們不只是有福同享的朋友。我們也要被一起訓(xùn)斥。”)
そう決めると、何だか少し気持ちが晴れた。
(如此決定后,總覺得心情稍微舒暢了一點(diǎn)。)
僕と學(xué)は、雷爺さんの家に向かった。
(我和學(xué)朝著雷爺爺家走去。)
様子を見ると、秀敏が、雷爺さんの前で泣いていた。
(觀察了一下情況,秀敏正在雷爺爺面前哭泣。)
「せえの?!工魏蠂恧恰⒅肖巳毪盲績Wらは、秀敏の両脇に立った。
(隨著“一二。”的信號(hào),我們進(jìn)去后,站在了秀敏的兩側(cè)。)
「黙って木に登って蟲取りをして、ごめんなさい?!?/p>
(“我們沒有說一聲就爬樹抓蟲子,對(duì)不起。”)
僕らは、頭を下げて目をつぶった。
(我們低下頭,閉著眼睛。)
でも、いくら待っても、雷は落ちなかった。
(但是,等了很久,也沒有被斥責(zé)。)
恐る恐る目を開けると、雷爺さんが笑っていた。
(我們戰(zhàn)戰(zhàn)兢兢地睜開了眼睛,只見雷爺爺在笑。)
「お前達(dá)、よく戻ってきたな。友達(dá)と言うのは、ええもんじゃな。これからは、蟲取りがしたけりゃ、わしに言いなさい。」
(“你們竟回來了啊。所謂朋友真不錯(cuò)啊。從今以后,想抓蟲子的話,跟我說一聲。”)
そう言うと、雷爺さんは、僕らの頭をごしごしと撫でた。
(雷爺爺如此說道,使勁地?fù)崦覀兊哪X袋。)
「二人が帰ってきてくれた時(shí)、僕、ほんまに嬉しかったわ。」
(“你們倆回來的時(shí)候,我真的很高興。”)
帰り道、秀敏が言った。
(歸途中,秀敏說道。)
「當(dāng)たり前や。友達(dá)やもんな、僕ら?!?/p>
(“當(dāng)然。因?yàn)槲覀兪桥笥寻 ?/span>”)
頭の上では、真夏の太陽が、照りつけ始めていた。
(腦袋上方,盛夏的太陽開始照耀著。)

