日本の町3 札幌~(千歳線?室蘭?函館本線)~函館

札幌から千歳線を南に向かって出発していくと、まず札幌の郊外である恵庭と千歳を通ります。前回でも觸れましたが、この二つの市にはそれぞれサッポロビール、キリンビールが工場を置いており、どちらもそれなりに栄えています。さらに、千歳市は新千歳空港という交通の中樞及び支笏洞爺國立公園の主要スポットの一つである支笏湖を含んでいます。支笏湖では毎年の冬に氷濤まつりが開催される。期間中に會場內(nèi)に店ができ、花火、氷のオブジェのライトアープと多くの人々がにぎわうそうです。

千歳線の終著駅、苫小牧、ここから先は室蘭本線になります。苫小牧市は古くからの工業(yè)都市で、元の製紙業(yè)だけでなく重化學(xué)工業(yè)も非常に盛んで、石油の備蓄量が日本一位になっています。その発展の背後には人工の掘り込み港による貨物輸送の便利さがあるとされており、実際の貨物取扱量も日本5位になっています。位置と交通からして、苫小牧は電車の本數(shù)も多く、片道1時(shí)間と札幌の衛(wèi)星都市の最外周と言えるでしょう。いざ苫小牧を出ると、本數(shù)が少ないうえ、小さな町しか點(diǎn)在しない寂れた地帯が続いていきます。

室蘭本線に名を授かった都市、室蘭。室蘭は製鉄業(yè)が非常に有名でした、というか今でも有名です。ですが、産業(yè)の現(xiàn)狀はもちろん先進(jìn)國における前世紀(jì)の重工業(yè)そのもので、楽観視はできません。日本のインフラ整備はとっくに飽和したので、內(nèi)需が縮小し、現(xiàn)在はむしろ中國國內(nèi)に対する輸出のほうが多いかもしれません。
実際、昭和40年ごろに16萬あった人口が9萬を切り、電車の本數(shù)も右肩下がりです。訪れたときも真晝の時(shí)間帯に東室蘭の駅から市內(nèi)方面に向かって多少歩きましたが、民家こそ並んでいるものの人気のなさを?qū)g感しました。すっかり今のような閑散區(qū)間となったこの都市が、室蘭本線の電化區(qū)間の終點(diǎn)にされたのもまさに昔栄えた工業(yè)都市としての名殘ではないでしょうか。さらに、北に大きな石狩平野が広がりながらも、札幌市が全ての重心を山に近く狹い南に延ばしてきたのもまさに苫小牧や室蘭といった大きな工業(yè)都市の存在があったからだと思わせます。


苫小牧から室蘭までの間に観光の町登別市があります。とはいえ、登別の観光スポットは市街地から遠(yuǎn)く離れた登別溫泉の溫泉街にあります。登別溫泉は地獄谷(沸騰した水が湧き出し、湯気が立っている様子は地獄のイメージに近いことから得た名前)を持つ天然溫泉です。登別地獄谷が有名なうえ、第一滝本館では (記憶中に) 三階にわたる大きな溫泉施設(shè)があります。さらにその近くにロープウェイがあって、その山頂ではクマ牧場の見學(xué)ができ、きれいな円形をしている倶多楽湖を展望できます。登別駅発登別溫泉行きのバスは本數(shù)が多いのでアクセスもかなりいいです。


室蘭から先に進(jìn)むと函館まで大きな町が一切ないという極めてさびれた區(qū)間に入ります。この區(qū)間は全體として海のすぐそばを列車が走り、途中の長萬部駅で小樽からの函館本線と合流し、総稱函館本線に変わります。通る観光スポットに洞爺湖と秘境駅の小幌駅があります。洞爺湖は湖畔に溫泉街を持つ大きなカルデラ湖で洞爺駅からバスでアクセスでき、その隣に有珠山という湖を一望できる山があり、ロープウェイで登ることができます。また、小幌駅は鉄道以外のアクセスが一切ないという究極な秘境駅であり、鉄道ファンのためにだけ存続しているそうです。




參考資料:「読むだけですっかりわかる日本地理」 後藤武士
(今後も引き続きこの本のお世話になるかもしれません)