松井裝蹄師の誇り 裏方に徹して競走馬の腳元守る
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高松宮記念の出走馬ではメイケイエールとダディーズビビッドの裝蹄を任されている松井裝蹄師
▼日々トレセンや競馬場など現(xiàn)場で取材を続ける記者がテーマを考え、自由に書く東西リレーコラム「書く書くしかじか」。今週は栗東取材班の坂田高浩(38)が擔當。高松宮記念の出走馬でダディーズビビッドとメイケイエールの裝蹄を任されている松井隆幸裝蹄師(42)を取材。競走馬の腳元を支える裝蹄師のやりがいを語ってもらった。 競走馬は500キロほどの體重を四肢で支えながら疾駆する。必要以上に摩耗する蹄を守るために蹄鉄を履く。人間で言う運動靴で、それぞれフィットする形が違う。裝蹄師が日々、ケアをする中で擔當馬について察知することは多い。 以前ゴールドシップの祝勝會で同席し、その後、取材させてもらうようになった松井裝蹄師は「蹄だけじゃなく、筋肉のしなりだとかバランスでオッと思ったこともあります」と話す。「例えば左前腳を上げ、他3本で立った狀態(tài)で、それぞれ見ていくうちに、前と後ろで筋肉が連動していないというか、どちらかに緩さがあるとかです」と説明した。思い出のゴールドシップについては「大體の馬は腳が曲がっているんですけど、あの馬は真っすぐで體のブレもない。寶くじが當たったくらい珍しいレベル。腳元で苦労したことはないです」と振り返った。 松井さんは高松宮記念の出走馬では2頭の裝蹄を任されている。メイケイエールのデビュー時の印象は「腳が長い」?!父傫Rではガーッと行ってスイッチが入るイメージだけど、普段はおとなしくてスッと腳を上げてくれます。一般的によくいるタイプの內(nèi)向で、蹄も奇麗ですね」と心配事はないようだ。 一方で、ダディーズビビッドは蹄に弱さを抱えて難しさがある。2走前の睦月Sは「(神経がない部分の)蹄壁が薄く、痛いところがあった」と振り返り、そのため接著裝蹄を選択した。その後、痛みがなくなり、阪急杯は通常の蹄鉄で臨んで2著。「様子を見ながら、次のG1はどうしようかという感じ。瞬発力があって秘めるものがあるので、いい狀態(tài)で出てくれれば」と経過観察を続けて最善を盡くす。 仕事に向き合う姿勢として「G1でも未勝利でも変わらない」と言う。続けて「僕らの仕事はミスできない。蹄を傷めて出せないっていうのは駄目。今週どうしても使いたいっていう馬がいれば処置し、歩様を良くして競馬に向かってもらう。裝蹄師は重要なポストだと思います」と信念を語った。それでも、あくまでも主役は競走馬。理想は「トラブルも何もなく自分は縁の下の力持ちで、ただ馬が凄いっていうのが一番いい」と黒子に徹する。 松井さんはディープインパクトの裝蹄師として知られる西內(nèi)荘裝蹄師の下で15年間修業(yè)し、19年4月に裝蹄所を開業(yè)した。「考えることは(弟子時代より)多くなりました。責任は自分についてくるし、仕事がもらえるかどうかは腕次第。これまで裝蹄で嫌になったことはないし、手に合っています。鉄を叩いたら叩いた分だけうまくなるので」と充実感を漂わせた。競走馬が腳元の不安なくゲートインできるよう、研鑽(けんさん)を積んでいく。