「うちの大學(xué)、卒論の製本やめたって」~卒論が変わる~
大學(xué)の卒業(yè)論文、これまでは製本して提出するケースが目立ちましたが、いまオンライン上で提出する動(dòng)きが広がっています。
一方、學(xué)生の中には學(xué)校への提出とは別に「形に殘したい」と、獨(dú)自に製本する動(dòng)きも出てきています。
論文はオンラインで
東京府中市にある東京外國語大學(xué)の研究室には、まだ手書きだった50年ほど前からの卒業(yè)論文などの冊(cè)子が並んでいます。

しかし、大學(xué)では2020年度から卒業(yè)論文や卒業(yè)研究はオンライン上での提出を求めるようになりました。

大學(xué)によりますときっかけのひとつは新型コロナの感染の広がりで、教務(wù)課の窓口での対面の受け付けをやめ、データにしてオンライン上での提出になったということです。
インドネシア語が専攻の學(xué)生を指導(dǎo)する青山亨教授は「製本して手にできないことは殘念だが、提出直前にプリンターの不具合などでゴタゴタすることもなくなり、學(xué)生側(cè)によい面もあるのではないか。教員側(cè)も學(xué)生と提出直前までやりとりしやすくなった」と話していました。
卒業(yè)論文をデータにしてオンライン上で提出する動(dòng)きは全國の大學(xué)で出てきていて、神戸大學(xué)の経営學(xué)部や愛知県の椙山女學(xué)園大學(xué)の一部の學(xué)部や學(xué)科、それに東洋大學(xué)でも文系の學(xué)部の8割以上でオンライン上での提出に移行したということです。
でも、形に殘したい
こうした中、大學(xué)の周辺で卒業(yè)論文の製本を受け付けてきた業(yè)者や店舗では、製本の依頼が減ったという聲も聞かれます。
都內(nèi)の製本業(yè)者などに聞くと「新型コロナの感染が広がった後から卒論の製本依頼がかなり減った」「卒論を印刷する學(xué)生の様子も、以前のようには見られなくなった」と話していました。
一方、そうした中でも“勉強(qiáng)の成果を形に殘したい” “研究に協(xié)力してくれた人に贈(zèng)りたい”といって、獨(dú)自に製本の注文をする學(xué)生も出てきています。
かみしめながら読めた
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東京外國語大學(xué)の青山教授のゼミでインドネシアのバリ料理と文化の研究をした岡野悠人さんもデータ提出のみで十分にもかかわらず、みずから製本した1人です。
製本化された研究は「バリ料理研究~バリ文化とつながるバリ料理~」というタイトルで、バリ島に1か月滯在して20件以上の飲食店を渡り歩いた記録などがまとめられています。
その中には現(xiàn)地の知り合いの家のちゅう房に入り、バリ料理にかかせない調(diào)味料ができ上る過程などを?qū)Wんだことや、早朝に地元の人に親しまれる大衆(zhòng)食堂前の広場に行き、材料の仕込みからバリ料理ができあがるまでをつぶさに見た成果なども記されています。

岡野さんは「手に取ってみると、データだったら流して読んでしまうような部分もかみしめながら読むことができた。將來、もっとバリ料理のことを?qū)Wんで本を書きたいと思っていて、今の研究と両方を手に取って見比べ、自分の成長を感じられたらうれしいです」と話していました。

紙だったものがデータに置き換わっていくのは時(shí)代の流れですが、自分にとって特別なものは、データのファイルの一つではなく、形あるもの、手に觸れられるものとして殘しておきたいという動(dòng)きもまたあるようです。