15あなたの愛が正しいわ~
本專欄僅供學(xué)習(xí)和作為交流資料使用??

15 順調(diào)な日々
王宮夜會のあとから、私の人生は激変した。
本當(dāng)にグラジオラス公爵家に招かれ、夫人のドレスを選ぶことになってしまったのだ。
グラジオラス公爵夫人は、訪れた私を見るなり「待っていたのよ」と笑みを浮かべて私を迎え入れてくれた。まるで宮殿のような公爵邸に圧倒されている私の耳元で夫人がささやく。
「夫は、今日はいないから安心してね。さぁ、さっそくだけど、私のドレスを選んでちょうだい」
夫人は期待で顔を輝かせている。その瞳はまるで少女のように愛らしい。
私は夫人の魅力を最大限に引き出すドレスを數(shù)時間かけて既製品の中から二著選び、一著は一から作る夫人のためだけのドレスを提案した。
「素晴らしいわ。あなた、服飾の仕事をしていたの?」
「いえ、詳しいことはわかりません。ですが、夫人が私と同じご趣味のようなので、私が好きなデザインの中で、夫人の魅力を引き立ててくれるものを選ばせていただきました」
夫人は「そうなのね。だったら、あなたは今日から私だけのデザイナーね」と微笑む。
「恐れ入ります」
「ローザ、あなたのことが気に入ったわ。私のことはマチルダと呼んでね」
「は、はい! マチルダ様!」
グラジオラス公爵夫人に気に入ってもらえたら、私が社交界でこれから困ることはないだろう。
でも、人の心は簡単に変わってしまう。ここで、マチルダを頼ってしまうと、夫のデイヴィスからマチルダに乗り換えただけで、何も変わらない。
そんなことを考えていると、マチルダは意味ありげに微笑んだ。
「私があなたのことを気に入ったもう一つの理由があるのだけど、あなたにわかる?」
「……いえ、わかりません」
クスッと微笑むマチルダは、「私の夫に色目をつかわないからよ」と教えてくれる。
「い、色目、ですか?」
「そう、私と夫の間には息子がいないからね。夫の愛人の座を狙う女性があとをたたないの。そういう女性はすぐにわかるわ。言葉には出さなくても、もう目がギラギラしていて『狙っています!』と言っているのよ」
マチルダは「はぁ、嫌ねぇ」とため息をつくと、「ローザ、お茶にしましょう」と誘ってくれた。
「だから、あなたのように、夫と純粋にダンスを楽しんでくれる方は、とても貴重なの。よければ、また夫のダンスに付き合ってあげてね」
「わ、私で良ければ」
「あなた以外はダメよ。夫と踴ると他の女性は『彼の特別になれるのでは?』と、すぐに勘違いするから」
お茶會の準(zhǔn)備がされた溫室には、マチルダによく似た雰囲気の少女が佇んでいた。
少女に近づいた夫人は「私の娘よ」と紹介してくれる。
「アイリスです」
「アイリス様、お目にかかれて光栄です。私はローザと申します。」
私の挨拶を受けてアイリスは、少しだけ微笑んだ。
そのままの流れで、お茶會にアイリスも參加することになった。マチルダとの會話はとても楽しかったけど、私は元?dú)荬韦胜ぅⅴぅ辚工韦长趣氦盲葰荬摔胜盲剖朔饯胜盲俊?/span>
お茶會がお開きになり、アイリスは去っていった。
その後ろ姿を見送ったあと、私の隣でマチルダがため息をつく。
「あの子、最近ずっとあんな感じなのよ。本當(dāng)は良く笑う明るい子なのに……」
「アイリス様は何か心配事でもあるのでしょうか?」
「それが、聞いても『なんでもないわ』といって、話してくれなくて……」
「そうなのですね……」
年若い少女が笑えなくなるほど悩んでいるのは、見ているこっちもつらくなってしまう。
グラジオラス公爵邸から帰る馬車の中で、私はアイリスの悲しそうな表情を思い出していた。
私があれくらいの年のころ、何を考えていたかしら?
おしゃれのこと、友達(dá)のこと、そして、戀のこと。
私がアイリス様のお役にたてればいいのに……。
そんなことを考えいてるうちに、馬車はファルテール伯爵邸に著いた。
そこには、なぜかデイヴィスが待ち構(gòu)えていた。
