【日本小6道德】2#憧憬的甜點師~走自己喜歡的路
憧れのパティシェ~好きな道を歩む
(憧憬的甜點師~走自己喜歡的路)
私は、神奈川県葉山町にあるケーキ屋の店長をしている遠藤正俊です。
(我是神奈川縣葉山鎮(zhèn)的某蛋糕店的店長遠藤正俊。)
私の店に並んでいる商品は、ショートケーキのような生菓子、パイのような焼き菓子のほか、チョコレート、アイスクリーム、ジャム、パンなど、全部で百種類ほどあります。ケーキと言うものは、生菓子も焼き菓子も、前日に材料を量っておき、次の日の朝に焼いたり、飾り付けなどの仕上げをしたりするのです。チョコレートソースをかけたり、生クリームを絞ったり、フルーツやミントの葉をのせたり……。
(我的店內(nèi)排列著的商品總共有一百種左右,除了裱花蛋糕一類的軟點心以及派一類的烤點心之外,還有巧克力、冰淇淋、果醬、面包等。蛋糕無論是軟點心還是烤點心,都要事先在前一天量好材料,到了翌日早上烤或是裝飾等完成最后的工序。澆上巧克力沙司、擠鮮奶油、放上水果和薄荷葉……)
私達はいっぺんに何百個も作りますが、お客さんにとっては一つ一つが特別なケーキ。綺麗に仕上がっているかどうかを、私がチェックをして、ショーケースに並べます。並べる時にも、色の取り合わせが美しいか、四角いケーキばかりが一箇所に集まっていないかなど、気を配ります。
(雖然我們一下子做幾百個蛋糕,然而對客人來說每一個都是特別的蛋糕。我要先檢查一遍蛋糕是否漂亮地完成了,然后再擺放進陳列柜。排列的時候,也要注意顏色的搭配是否美觀,一個地方是否盡擺了四角形的蛋糕等。)
ケーキを作る時は、生地を作る人と、生地を型に入れてオーブンで焼く人、仕上げをする人に分かれて作業(yè)をします。そのお菓子も最初から最後まで自分で出來て、お客さんに出せる完成品が作れる一人前になるには、十年から十五年かかりますね。
(做蛋糕的時候,大家分工為做胚子的人、將胚子放入模具用烤箱烤的人、最后加工的人。能獨自將點心從頭到尾做出,能獨當(dāng)一面地將完成品展現(xiàn)給客人之前,需要花十年至十五年。)
見た目はちっちゃくて可愛いお菓子ですが、それを作る仕事は一日中立ちっぱなしで、大量の粉を運んだり、量ったり、かき混ぜたりする肉體労働です。重くて、腕は痛くなるし、やけどはしょっちゅう。毎日同じことを繰り返すので、一年ぐらいで嫌になってやめる人が多いのです。
(外表雖是小而可愛的點心,但要做點心的工作是體力活,需要一整天站著、搬運大量的面粉、測量、攪拌等。材料又重、手腕又痛、經(jīng)常燒傷。每天重復(fù)著同樣的事,因此很多人一年左右就不想做下去了。)
でも、私はケーキを作ることが大好きです。だから、一生懸命に頑張りました。シロップの鍋を火からおろすタイミングとか、クリームを塗る時のへらの角度とか、ケーキ作りは體で覚えなくてはいけないことばかりです。でも、同じことを何度も繰り返して、そのことが出來るようになった時、私は、ますますケーキ作りが好きになっていました。そして、ケーキ作りがどんどん面白くなってきました。
(不過我最喜歡做蛋糕了。所以拼命努力。將糖漿的鍋子從火上拿下來的時機、或是涂奶油時刮刀的角度等,做蛋糕盡是一些必須要用身體來記憶的事。但是,重復(fù)了數(shù)遍同樣的事,能夠做到這些事的時候,我愈發(fā)地喜歡做蛋糕了。并且,做蛋糕變得愈發(fā)有趣起來了。)
今の仕事につながる最初の思い出は、小學(xué)生の頃作ったホットケーキ。ぷうって膨らむのが不思議でしたね。また、いつも「美味しいものを食べたい!」と思っていました。そこで、中學(xué)校を卒業(yè)して、デパートの食堂に勤めました。
(事關(guān)如今的工作的最初的回憶是小學(xué)時做的松餅、我覺得它噗地膨脹起來很不可思議。并且,我總是想“想要吃美味的東西!”于是,中學(xué)畢業(yè)后,我在百貨店的食堂工作。)
配屬されたのは、チョコレートパフェとかホットケーキを作る部門。毎日がむしゃらに働いていたら、二年後、そのデパートが経営する高級レストランでお菓子を作るようにと、命じられました。そして、フランス菓子を?qū)熼Tにする親方のもとで働くことになったのです。
(我被分配在做巧克力芭菲和松餅的部門。每天都不顧一切地拼命工作,兩年后,我被命令去該百貨店所經(jīng)營的高級餐廳做點心。然后,我在專門做法國點心的師傅底下工作。)
十七才になったばかりの私は、「出世した」と言う気持ちでした。そんな親方から渡されたのが、お菓子の材料や作り方が書かれたレシピ。文章は全部フランス語です。辭書を引きながら、自分のノートに書き寫す日が続くうち、「これは一度、本場のパリに行って、腕を磨かなきゃ!」と思うようになったのです。
(剛十七歲的這時,我有種“出人頭地”的感覺。師傅給我的寫著點心材料和做法的菜譜全部都是法語。我一邊翻字典,一邊抄寫進自己的筆記,這樣的日子持續(xù)著的時候,我漸漸想“不得不去一趟巴黎當(dāng)?shù)?,磨練本事!”?/span>
安い給料の身で海外に行くなんて、その頃の私には、とんでもない夢。今のように、簡単に海外に留學(xué)出來るような時代でもなかったし。だから、それから八年、一生懸命働いていお金を貯めました。その間、仕事をしながらフランス語學(xué)校にも通い、二十五才でパリに行った時、本當(dāng)に夢が葉ったと思いました。
(當(dāng)時薪水很低的我要去海外簡直是癡心妄想。那個時代也不像現(xiàn)在這樣很容易就去海外留學(xué)。因此,此后八年,我拼命工作攢錢。其間,我邊工作邊去法語學(xué)校上課,25歲去巴黎的時候,真的是夢想實現(xiàn)了。)
五年間パリで働いて、日本に戻り、あるケーキ屋のパティシェを九年間勤めた後、四十一才の時、葉山に今の店を持ちました。獨立は不安だったけれど、それまで懸命に學(xué)んだことを?qū)g踐すれば、間違いないと信じたのです。
(我在巴黎工作了五年,然后回到日本,在某蛋糕店當(dāng)了九年的甜點師后,41歲時,我在葉山有了如今的這家店。雖然獨立開店有些不安,但是我堅信只要將迄今為止拼命所學(xué)的知識實踐的話,就沒問題。)
特別な才能がなくても、一人前のケーキ職人にはなれるのです。仕事場で先輩達の動きを見て、上手なやり方を盜んで、自分のものにする。肝心なのは、自分から覚えようとする気持ちです。仕事場で習(xí)うことは全て、材料の分量だけでなく作り方やポイントまで、忘れないうちに書き留めておくことも大事。これはきっと役に立ちます。私自身、十代の頃親方に習(xí)った味を今も覚えていて、新しいケーキを作る時には、當(dāng)時のノートを見てヒントにすることがあります。
(即便沒有特別的才能,也能成為獨當(dāng)一面的蛋糕職人。在職場看著前輩們的工作,偷學(xué)他們好的做法,成為自己的一部分。關(guān)鍵的是要自己想要去記住的想法。在職場所學(xué)的全部不只是材料的分量還有做法和要點,在還沒忘記的時候先記下來也很重要。這肯定有幫助。我自己至今還記得十幾歲時從師傅那里學(xué)來的味道,做新的蛋糕時,看當(dāng)時的筆記,能從中得到靈感。)
それとケーキ屋さんにとって欠かせないのは、人を喜ばせてあげたい!と思う優(yōu)しい気持ち。持ち帰りのケーキを箱に入れる時も、「飾りのクリームが潰れないように、そっと入れよう?!工趣?、「ケーキの向きを揃えた方が綺麗だな?!工?、気遣う気持ちがお客さんに伝わるんですね。その箱を、皆がおうちでわくわくしながら開けて、綺麗なお菓子が目に入ると、「うわあ!」って嬉しいでしょう?口に運ぶと、クリームもバターもチョコレートも、一つの味にとろけて……。
(此外,對蛋糕師來說不可欠缺的是想讓人高興的誠摯的想法。將打包帶走的蛋糕裝進盒子時,要注意“別碰壞裝飾的奶油,輕輕放入?!被蚴恰暗案獬幻鏀[放更美觀?!钡冗@種上心的想法會傳達給客人。大家在家激動地打開盒子,看到漂亮的點心時會“哇!”地很高興吧?將點心送入口中,奶油、黃油、巧克力全部融為一種味道……)
美味しいケーキは、人をにこにこ顔にしてくれる。喧嘩している子が一緒に食べたら仲直り出來るような、楽しくて美味しいケーキを作りたいなって、いつも思っています。
(美味的蛋糕能讓人露出笑顏。我總是想著要做出讓吵架的孩子一起吃時能和好的那樣的愉快又美味的蛋糕。)


