徒然草 第51段 亀山殿の御池に大井川の水をまかせられんとて、?吉田兼好 日文念

亀山殿の御池に大井川の水をまかせられんとて:「亀山殿」は後嵯峨天皇が建長年間に造った仙洞御所で、嵯峨野のほとんどを含む広大な御所であった?!复缶ā工媳=虼à?、ちょうど嵯峨野の嵐山の下を流れる間を大井川と呼び、渡月橋から下を桂川といった。一文は、大井川から亀山殿に水車を使って水を引き入れる土木事業(yè)のこと。 なお、この亀山殿については、土地の造成中に無數(shù)の蛇が出てきたことが第207段に見える。
多くの銭を給ひて、數(shù)日に営み出だして:大金をつかい、「數(shù)日=數(shù)多い日數(shù)を使って」の意。
大方廻らざりければ:全然、水車が回らなかった。
いたづらに立てりけり:何の役にも立たなかった、の意。
宇治の里人を召して:「宇治の里人」は、現(xiàn)在の宇治市の民衆(zhòng)で、彼らは宇治川の水利用技術(shù)を體得していたので生活の知恵を十分に持っていたのである。
やすらかに結(jié)ひて參らせたりけるが:やすやすと水車を組み立てて。
萬に、その道を知れる者は、やんごとなきものなり:萬事、その道に優(yōu)れている人というものは、尊いものだ、の意。
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