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アメリカ沿岸警備隊(duì)は、「タイタニック號」の観光ツアー中に消息を絶った潛水艇が破局的な損壊を起こし、乗員5人の生存は絶望的という見方を示しました。

運(yùn)営會(huì)社が聲明「5人は殘念ながら亡くなったか」

　アメリカ沿岸警備隊(duì)　ジョン?モーガー少將：「『タイタニック號』の船首から500メートルほど離れた海底で、潛水艇の後部の部品を発見した」

　日本時(shí)間23日午前4時(shí)ごろ、現(xiàn)地で會(huì)見したアメリカ沿岸警備隊(duì)。それは厳しい現(xiàn)狀を伝えるものでした。

　モーガー少將：「他にも潛水艇の破片が複數(shù)見つかり、圧力室の壊滅的な喪失を示すものだ」

　タイタニック號の探索ツアーに向かい、消息を絶った潛水艇「タイタン」。この會(huì)見の直前、運(yùn)営會(huì)社が新たな聲明を発表しました。

　「タイタン」運(yùn)営會(huì)社　オーシャンゲート：「5人は、殘念ながら亡くなったと考えています。彼らは真の冒険家であり、世界中の海を探検し、保護(hù)することに情熱を注いでいました。この悲劇的な時(shí)に、我々の心は5人の魂と、ご家族の皆様と共にあります」

　20日にカナダ軍が捜索中、海中から響いたという「バンバン」と30分おきに物をたたくような音。翌日には、カナダ軍だけでなくアメリカ軍の投下したソナーも、海中の音を探知したことが明らかになりました。

　水難學(xué)會(huì)の代表は、次のように話します。

　斎藤秀俊代表：「聞こえる音は、數(shù)キロ先の音が聞こえてくるかな。（音がする）方角は分かります。ある程度、正確な位置が決まれば、あとはロボットを入れる」

　日本時(shí)間の22日夜、カナダの無人潛水機(jī)がおよそ4000メートルの海底に到著。最大6000メートルまで潛れるフランスの無人潛水機(jī)も、海中に投入されています。

　イギリスの探査機(jī)も現(xiàn)地に向かっていて、世界各國から救助の手が差し伸べられています。

去年のツアーでトラブルも…通信障害が発生

　船內(nèi)の様子を?qū)懁筏坑诚瘠扦?、大?人が座って過ごすのがやっとの広さ。複數(shù)のモニターが光り、天井にはライトがついていますが、電源が喪失していた場合、太陽の光も屆かない、真っ暗な海底で、5人は過ごしていたことになります。

　去年のツアーに參加したメキシコのユーチューバーが撮影した映像です。この時(shí)も、トラブルが起きていました。

　乗組員：「音聲が入ってきていない」

　潛水艇の中に緊張が走りますが…。

　乗組員：「今、通信できるようになった。少し違和感があるけど」

　通信障害は改善され、ツアーは無事に再開されました。

直徑約50センチの窓から…海中のぞくことも

　今回のツアーは、16日にカナダ?ニューファンドランド島を出発し、安全講習(xí)などをしながら、2日かけて大西洋を740キロ移動(dòng)。タイタニック號が沈む地點(diǎn)に到著すると、18日の午前に潛水を開始しました。

　搭乗者の1人、イギリス人のハーディング氏が、潛る直前とみられる潛水艇の畫像をSNSに投稿しています。

　潛水から2時(shí)間で海底3800メートルに到著。4時(shí)間ほど探索して、また2時(shí)間かけて浮上する合わせて8時(shí)間の潛水ツアーの予定でした。

　全長6メートルの潛水艇「タイタン」は海底に著くと、船首側(cè)を下にして沈む全長270メートルの豪華客船「タイタニック號」に接近。先端にある直徑50センチほどの窓から、海の中をのぞくことができます。

　スマートフォンなど、自分のカメラで撮影できるほか、船外のカメラを操作して撮影することもできます。

　過去のツアー映像では、手すりのような鉄格子がそのまま殘った甲板の上や、船の側(cè)面などを、はうように探索していました。

　潛水艇の外部に付いたライトが、深海を照らしていることが分かります。

　斎藤代表：「ライトが當(dāng)たって見える範(fàn)囲というのがあるんですけど、數(shù)十メートル離れたら絶対見えない。（これは）本當(dāng)に、もう數(shù)メートル」

　アメリカ沿岸警備隊(duì)も、哀悼の意を表しました。

　モーガー少將：「ご遺族に、深い哀悼の意を表す。ご遺族の心中を察するに余りある」