淮左桂·中秋

青天繊雲(yún)

己亥は中秋節(jié)で、夜分を飲むことが好きで、大酔して、この篇を行って、皆夢しとやかなています。

十五夜、月が丸く、金木犀が初めて現(xiàn)れた。すがすがしい香りが庭に満ちている。

ろうそくの光が巻かれ，青煙が斜めになり，秋の果実が宴となり，炊煙が次第にやんだ。

心宿北斗は月を迎え、神州の繁栄の燈は明るい。

広寒は遊子の訴えを聞き盡くし、古今の人の世を幾つも載せた。

薄眉をひそめて秋水に飛び乗る。

閑として夜の名月を見て、月の中でしとやかな顔が現(xiàn)れます。

ぼんやりと、見え隠れして、夜半のろうそくの日、孤影は離れることができます。

酒の蟲垂した水は竹の杯に満ちて、月に対して歌は情郎のようです。

相思の涙はぬるい渋い酒を落として、1部の片思いは獨りで待ちます。

月はとても長く，誰の目か？

誰も私の悩みを知らないで、夢の中で愛が求めにくいことを知っていますか？

中秋の名節(jié)にあたり、悲しみの風が樓を渡って、

落花や古葉が散って休養(yǎng)するのを眺めていても，またどうして散るのか？

愁酬愁！もっと心配！

己亥年8月15日中秋の夜

令和元年9月13日より

己亥年8月25日秋の分夜。

令和元年9月23日完著

是年9月26日の収録です。

是年9月27日にバックアップ完了です。