超えてゆけ?!?グループとして成長を遂げたSTU48――石田千穂、高雄さやか、中村舞
──ニューシングル「息をする心」が完成しました。やさしい溫もりが感じられる、STU48らしい楽曲に仕上がっています。
中村舞「大きな悩みを抱えていたり、“今の狀況がしんどいな”と感じている人に、すごく刺さる曲だなと思っています。私も悩むときやしんどいときがあるんですけど、そんな自分も含め、この曲を聴いたら心が軽くなって、心で息ができるようないい狀態(tài)になってほしいんです。そんな思いを込めて歌っていきたいし、パフォーマンスしていきたいです」
石田千穂「STU48の曲にはメッセージ性が強(qiáng)くて、それと同時(shí)にやさしく溫かく応援してくれる曲が多いんですけど、「息をする心」もまさしくそうなんです。この曲を聴く前は悩んでいても、聴き終わったあとに肩の荷が降りて、心が軽くなって明るい気持ちになっていたらうれしいです」
高雄さやか「生きていると、人は誰しも息苦しさを感じる瞬間があると思うんですけど、“それでも変われる瞬間があるんだよ”って寄り添ってくれる曲で、共感してもらえるんじゃないかなと思います。さわやかな疾走感があるかっこいい楽曲で、今までのSTU48にはあまりなかった曲調(diào)なので、ファンの方にも新鮮に聴こえると思いますね」
──“私も悩むときやしんどいときがある”という中村さんの発言がありましたが、みなさんは例えばどんなときに息ができないほど悩んだり、しんどさを感じたりしますか?
中村「私は、寂しがりやなんですよ。だから、深夜まで起きていて孤獨(dú)感に耐えられなくなったら、メンバーの誰かに連絡(luò)するんですけど、返事が返ってこないと息ができなくなります(笑)。気を紛らわすために動(dòng)畫を見たりするんでけど、やっぱり誰かと連絡(luò)を取り合いたい。“孤獨(dú)って、むずいな”って思います(笑)」
高雄「1人でいたい気持ちもあるんだけど、孤獨(dú)には耐えられないっていう(笑)」
中村「そう!むずかしいよねー」
──悩んだり、壁にぶち當(dāng)たって息苦しい人に、何かアドバイスを送るなら?
石田「すごく悩んでいても、1年後には何で悩んでいたかさえ忘れている自分がいて(笑)。だとしたら、“悩みなんでどうでもいいや!”って思うようになりました。そう思うようになってから、心が軽くなって、行動(dòng)を起こしやすくなりました」
──“時(shí)間が解決する”とか“明日は明日の風(fēng)が吹く”と言いますからね。中村さんは?
中村「アドバイスは2つあって、1つは我慢しないこと。自分の気持ちに素直に行動(dòng)すると、楽になる瞬間があるんじゃないかな。もう1つは…あれ?何だったっけな?ちょっと忘れました(笑)」
──では、中村さんが2つ目のアドバイスを思い出してる間に、高雄さんからのアドバイスを。
高雄「私が息苦しさを感じるのは、自分らしく行動(dòng)できなかったとき。前までは、“誰かにこう思われるかも”とか、自分に自信がなかったり、正解を求めているんだけどその正解がわからなくなって息が詰まっていました。でも今は、そんなこと考えずに、自分が好きなものはまっすぐに表現(xiàn)したり、自分のしたいようにやるって決めています。そう決めてからは、すごく楽になりました」
──ありがとうございます。中村さん、思い出しました?
中村「すいません!思い出せないんで、またいつの日か(笑)」
──いろんなアドバイスをもらいましたが、「息をする心」を聴いて元?dú)荬摔胜盲皮欷毪长趣环扦工瑜汀?/strong>
石田「一番いいことを言ってくれました(笑)」
中村「私からの2番目のアドバイスは、それにします(笑)」
──「息をする心」のパフォーマンスの見どころも教えてください。
石田「8人ずつで黒と白の衣裝に分かれているので、フォーメーションもその2色のコントラストが映えるように考えられていて、すごく美しいんです。その美しさを楽しんでもらえたらと思います!」
──CDのタイプBには、3人も參加しているSTU48 瀬戸內(nèi)PR部隊(duì) Season2の「笑顔のチャンス」が収録されていますね。
石田「この曲、すっごい好きなんです!歌詞が本當(dāng)に深くて、人生で部活とか習(xí)いごととか、お仕事とか、何かしらに全力で頑張っている人って、壁にぶつかったり、自分と他人を比べてしまったりすると思います。そういう人に聴いてほしいです?!挨猡?回、頑張ろう!”って思える曲です」
──自分の経験と重なる歌詞もある?
石田「いっぱいあります!全フレーズにあるぐらいです(笑)。アイドル活動(dòng)を何年かしている人が聴いたら、みんな納得する気がします(笑)」
高雄「「笑顔のチャンス」は、私たちが見逃しがちなことをやさしく教えてくれる曲だなと思います。STU48らしさがあふれていますし、今まで知らなかった景色がまだあるんだなって気付かせてくれるような歌詞も、じんわり沁み込みますね」
中村「勇気がもらえる楽曲だなと思います。<悲しみとは きっかけ>という歌詞があるんですけど、つらいときもそう思えたらチャンスだし、背中を押してもらえるフレーズです」
──「笑顔のチャンス」のMVでは、劇中で「S7(SETOUCHI PR SUMMIT 2023)」が開催されている設(shè)定で、スーツ姿のみなさんが會議で瀬戸內(nèi)の魅力を発信する方法をプレゼンテーションしています。
石田「私は、遅刻してあんまり會議に參加してない役なんですけど(笑)、遅刻しているので走って走って、走り倒したMVです!こういうお仕事をしていると、本來の自分ではできない経験ができて、私はそれが好きなんですけど、この年齢であの會議に參加できるのはすごいなって思います(笑)」
高雄「プレゼンテーションなんて、小學(xué)校以來でした(笑)。プレゼンテーションの仕方がメンバーによって違って、その人らしさが出ているのでそれぞれの個(gè)性を見てほしいです」
中村「「笑顔のチャンス」のMVを作るにあたって、ファンの方から”世界に誇れる瀬戸內(nèi)の魅力”を募集したんです。ファンのみなさんからすごくたくさんの意見やアイデアを送っていただいたんです。それをプレゼン資料にしてMVの中で使っているので、ファンのみなさんと一緒に作り上げている気持ちになってうれしかったです!」
高雄「あんなふうに使われてるなんて、ファンの方もびっくりしてるんじゃないかなと思います」
中村「“瀬戸內(nèi)の魅力は、STU48がいること”って書いてくださっている方がけっこう多くて、うれしすぎて泣きそうになりました」
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──ではここで、3人から瀬戸內(nèi)の魅力をプレゼンしてもらえればと思います。
石田「ご飯がおいしいのは言わずもがななんですけど、景色が本當(dāng)に魅力だと思います。STU48のMVはほとんど瀬戸內(nèi)で撮ってるんですけど、「風(fēng)を待つ」の尾道や「無謀な夢は覚めることがない」の父母ヶ浜とか、ここにしかない瀬戸內(nèi)ならではの景色だと思うので、実際に足を運(yùn)んでいただいて體感してほしいです」
中村「私は海が好きです。瀬戸內(nèi)の海は、心が休まります。ぜひ、瀬戸內(nèi)の海に來てほしいです」
高雄「私たちは、SNSでも瀬戸內(nèi)の魅力を発信しています。そこで瀬戸內(nèi)の良さを知ってもらって、STU48の良さも知ってもらって、遊びに來てもらえたら!」
──ニューシングルの「息をする心」というタイトルにちなんだ質(zhì)問になりますが、瀬戸內(nèi)には空気がおいしい場所もたくさんあると思います。おすすめの場所は?
石田「山口県に『いろり山賊』というすごくおいしいご飯屋さんがあるんですけど、そこに行くとお店に入る前の駐車場からおいしい匂いがします」
──予想していなかった回答です(笑)。
石田「あははは!」
高雄「私が印象に殘っているのは、5枚目のシングル「思い出せる戀をしよう」のMVを撮影した、広島県呉市の御手洗という地區(qū)の空気です。自然がすごく豊かで昔からの街並みが殘っている場所なんですけど、ビルがいっぱいの都會とは全然違う空気でした」
中村「「ペダルと車輪と來た道と」のMV撮影をした、広島県の生口島の空気がとてもきれいで、心を真っ白にできます。別の撮影で訪れたことがあるんですけど、あらためて心が安らぐ場所だなと思いました」
──4月8日(土)には“STU48 リクエストアワー セットリストベスト20”、4月9日(日)には“STU48 6周年コンサート”が、広島國際會議場 フェニックスホールで開催されます。今年のSTU48は、“超えてゆけ。”というスローガンを掲げて活動(dòng)しているので、4月のコンサートで何を“超えてゆけ?!堡人激盲皮い毪?。最後にそれぞれ教えてください。
高雄「6周年コンサートでは、今まで空回りしていた部分やミスしていたところをなくして、今の新しい自分を見せられたらと思っています。だから、昔の自分を“超えてゆけ?!堡扦梗 ?/span>
石田「4月のコンサートは2日間で3公演あるんです。ということは昔の曲もたくさんやると思います。そこで成長を見せたいし、3公演は大変だけど、曲數(shù)の多さを“超えてゆけ?!堡趣いΔㄐΓ?/span>
──なるほど(笑)。では、最後に中村さんからお願(yuàn)いします!
中村「きっといろんな曲を披露すると思うんですけど、その1曲1曲に思い出がいっぱい詰まっているし、そこにSTU48の歴史も感じられると思います。つらいことも乗り越えて強(qiáng)くなったメンバーがたくさんいるので、強(qiáng)くなった私たちを見てほしいです。だから、今までのSTU48を“超えてゆけ。”です!」」